前々回の続き
旧市街、新市街ともに世界遺産に登録されている
エジンバラは
坂の多い街です。
というか、
丘が多いと言うのでしょうか?
とにかく
本当に美しい街です!
あちらには高い建物があるのではなく、丘になっているのです。
エジンバラの丘の中でも、
ひときわ多くの観光客を引き寄せる丘があります。
それがこちらです。
ここにはいくつかの建物がありますが、多くは
16世紀以前のものだそうです。
先日ご紹介しました、今の王室の皆様も時々滞在される
ホリールード宮殿よりもここは人気らしいです。
でも、メアリー女王はあちらの宮殿のほうをお気に入りだったとか。
でも、私をはじめ多くの観光客にとってはこちらのお城のほうが魅力的!
だってなんと言っても
景色がバツグン!
街の向こうに海も見渡せます。
エジンバラ城でした。
イングランドの度重なる攻撃にも屈しなかった。という歴史があります。この丘は古代から要塞の役割を果たして来ました。
そして、
エジンバラのモニュメントの中でも、ひときわ目立つのが、
この
スコットの塔です。
スコットランドの塔!?
って思いたいですが、
それが違うんです。
詩人であり、作家である
ウォルター・スコットの功績を讃えた記念塔です。
1846年に建立され、高さ
61メートルで、
個人の記念碑としては世界最大です。
このスコットの塔の上には登れますが、エレベーターがないので断念! でも登る必要ないですね。
アレでも景色を充分楽しめます!
スコットの塔は実はこんな感じです。右は
鉄道駅です。ロンドンからの列車もここに着きます。
さらに右は
あちらも丘になっていて、
さらに右に目をやると、
さきほどの
エジンバラ城が見えます。
エジンバラ城のないエジンバラなんて!
やはりあの城が
この街のシンボルですね〜!
右の大通り沿いに、私たちの
最後の宿があります。
スコットランド最後の夜はこのホテルでした。
ところで、
私たちはどこにいるの!?
お分かりですよね〜!
観覧車でした。
このメイン通り沿いに、以前こちらにお住まいだった夫の友人の
お勧めレストランがあるので、予約をして来ました。
こちらです。
中に入ると、
レストランというより
パブのような感じ。
ウィスキーの品揃えも豊富で、
せっかくだから、本場の
スコッチウィスキーを頼んだら、
グラスにはストレートでこれだけ。
氷なんて邪道! とばかりに。
超ひさびさのウィスキーは コクがあってまろやかで
うまいなぁ〜!と思えました。
夫は例によって、また
ステーキ、上に乗っているのは
オニオンリングだそうですが豪快すぎ! ステーキは普通の大きさです。
中にけっこうオーソドックスな
ビーフシチューのようなものが入ったパイ。イギリスの伝統料理ですね。
ボリュームたっぷり過ぎで完食が大変でしたが、
違和感のない懐かしいお味で美味しかったです。
スコットランド名物
ハギスタワーという、
羊の内臓のミンチ料理。カブとジャガ芋のピュレと三層になっていました。クリームソースをかけていただきますが、意外にクセはなくとってもおいしかったです。
やはり一度は食べたかった
チーズケーキ!
フランスでは
アメリカンなスイーツのイメージが強いのです。最近ポピュラーですが。
ホテルに戻ったら、
目の前の
スコット塔が
スコットランド最後の夜を盛り上げてくれました。
エジンバラ城までも!
翌日は無事パリに直行!
のはずでしたが・・・
なんと!!
パリ行きのエールフランスの便がキャンセルになってしまったのです!
パイロットが
ストライキをしたためです。
それで、
バーミンガム経由になってしまったので、このプロペラ機で向かいました。
思いがけず、
バーミンガムの街を見下ろすというラッキー! な体験!!
なんとかその日のうちにパリに戻れましたが、
懲りもせず、
その二日後、
またイギリスに向かうこととなりました。
今回は我が家の
愛車で。 飛行機に乗らないで行けるのはやはり気楽ですね。
次回に続く