前回の続き
チリの首都、
サンチアゴに戻り、私達がチェックインしたこのホテルは、パリでは聞いたことがない様な
個性的なお名前のホテルだったので、
泊まってみたい!って思ってしまったのでした。
もしパリにあったら、
あんまり流行らない様な・・
でも泊まりたがる人も中にはいるかも。
なんか
違和感のない雰囲気。
私達の前でチェックインしているカップルは
アメリカ人でした。
私達の番がきました。
え!? 日本語通じない?
スペイン語の他には
片言の英語しか話せない様です。
それはちょっと残念!
おもむろに
「え〜 日本語話せないんですか〜!?」
って言ったら、
すまなそうにしていました(笑
お互い片言の英語でチェックインを済ませ、
あらっ 向こうに見えるのは
日の丸!
そしてふと横を見たら
この様なものが。
エレベーターの前には
この様な額が。
エレベーターから出たら、
ちょっと違うかな?
っていうのもありますが、
ホテル内の至る所にある
日本を感じさせる物々には、
やはり
ホッとさせられるものがありますね。
で、期待しましたが、
部屋の中は特に
和風という感じではなかったのですが。
ところで、このホテルの
お名前は?
ホテル日本 でした〜!
ね ! こんなホテルがパリにあったらどうでしょう!? 皆さんは泊まりたいですか?
あっ、でも日本語が通じればねぇ。
それに日本人ならまだしも・・・
このホテル、
オーナーはやはり日本人だそうです。というより、
日系人だったかな。
翌朝
昨日着いたばかりの
サンチアゴの空港にまた行きました。
そして、また飛行機に乗りました。
今回は
西に3700km 飛びます。
ってことは
外国に行くの?
国幅が平均175kmで
南北に超細長いチリのことですから、
そりゃ外国でしょう!
早くも海に出ました。
そして
約5時間後、
目的地に着きました。
ここは
利尻島ぐらいの大きさの島です。
この空港へは、この、チリの航空会社
ランチリしか乗り入れていません。
ってことは、ここも立派に
チリなんです。
予約した宿には
タクシーで行くしかないかな?って思っていたら、
こんな感じの良い女性が車で迎えに来てくれました。手には
手作りのレイを持って。
フランス語を話されるなんてラッキー!!
そして、なんと、
その車には!
一組の日本人カップルがいらっしゃいました!
感じのよいお二人です。
でも、お宿が違うらしく私たちは先に降りました。
残念!
私達の部屋は真ん中の奥の
バンガローです。
こんなテラスがあって、
田舎の景色を眺めながら、
入り口を入ると、
キッチン付きの食堂があって
奥が
寝室です。
ゴージャスじゃないけど、ゆったりして落ち着ける雰囲気です。私はこうゆう宿がけっこう好き。
この島は
色とりどりの美しい花々が咲き乱れています。
これは!?
お
馴染みの果物です。
生っているのは初めて見ましたね〜!
はい、
アボガドです。
このお店は!?
美味しそうな
スイーツが並んでいます。
迷った末、
パッションフルーツのチーズケーキにしました。
この飲み物は!?
「これ、チリではなかなかの人気なんだワン!」
すでにご紹介したと思いますが、
ドライプラムのジュースみたいな感じで、
身も入っています。
麦みたいなのも入っていて
不思議な感じ。でも
健康的な感じで美味しいんです。
チーズケーキもなかなか!
お天気がイマイチですが、ここで早めのディナーを取ることにしました。
パイナップルとフランボワーズのジュース。
セビッチと呼ばれる南米料理で、刺身のマリネサラダみたいなのに、
サツマイモチップでした。まぁまぁ。特に感激するほどの物でもなかったですが。
この島には、
カフェがたくさんあります。
有名な島なので、観光客は少なくありません。っていうか、観光客がいなかったら無人島化しそうです。
きっと皆さんも聞かれたことのある名前の島だと思います。
ただ、私達の知り合いで、
この島に行った、という人はいません。実際行く人は
もの好きなのかも(笑
とくに夫にとっては長年の
憧れの地だったのですが。
ここから
一番近い有人島は2000kmも離れています。
なぜこのような
絶海の孤島が古くから旅人をいざない、ついには
世界遺産にまでなったのでしょう!?
次回に続く