この、
フランソワ・ミッテラン国立図書館で、ある
エクスポジションがあったので、行きました。
入り口です。
この廊下をまっすぐ行きます。
窓の外を見ると、
中庭はわりと雑然とした
森林状態。
こんなに
高い木々があるのですが、いったいどうやって運んだのでしょう!?
ってこの図書館が出来た当時から思っていました。
着きました!
PIAF !?
これは彼女のブロンズ像のレプリカ?
エディット・ピアフの生誕100年を記念するエクスポジションでした。
ピアフの波乱に満ちた人生、歌手としての活躍の軌道について、写真やパネルの展示があり、オーディオによる説明(日本語あり)も受けられます。また、
ピアフの歌声も充分楽しめます(50曲以上!)
貧しい家に生まれ、15歳で曲芸師だった父親の元を離れ、16歳で未婚の母となりますが、わずか二歳でその娘は亡くなります。悲しみのどん底にいたピアフは、彼女が名声を得るきっかけとなるパトロンに出会いますが、彼は何者かに殺されてしまい、一時、その殺人の容疑がピアフにもかかり、周囲の信用も失い再びどん底に突き落とされます。
ピアフが実際使った
ヴァニティーケースです。服は黒っぽいものが多く、華やかなアクセサリー、宝石などは一切身に付けなかったそうです。
ピアフの
壮絶な人生、歌への情熱が伝わってきて、圧倒されました。
当時の
マイクです。
さらに悲劇が彼女を襲います。ボクサーの恋人、マルセルは
彼女のコンサートのために早く帰って来ようとし、飛行機事故で亡くなりました。その後
結婚しますが、4年後に
離婚します。
名声を得ながらも、常に
悲劇がつきまとうピアフの人生でしたが、
晩年は
20歳も若い素敵な男性と再婚して、彼に看取られて亡くなりました。47歳でした。
こんなイケメンきっと、
財産目当てだわ! って思うでしょう!?
ところが彼は、ピアフが気前が良いために、散財して借金だらけになっている状況を良く知っていたのです。
ピアフの死後必死で働いて、7年後借金を全て返済しました。その直後、交通事故で亡くなりました。 彼女の後を追うように。
あらっ! 見覚えのあるお顔・・・
ピアフについて書かれている本はこんなにあります!
あの中は!?
良く読めませんが、
KARAOKEと表示されています。
いっしょだった友達は、フランス語で
「水に流して」を歌いました。 素晴らしい歌声が響き渡りました。
彼女は歌手です。
日本人のシャンソン歌手です!
そうです。このブログでもお馴染みの
松本かずこさんです!
その日の午後、松本さんとここに来ました。パリの中でも高級なカルチエです。
ドアのデコレーションも、なんだか他と違います。
とっても
エレガントな建物ですね。
このすぐ真向かいに、
こんな、
クラシックな雰囲気が漂う劇場があります。
ここで、シャンソン歌手
、松本かずこさんの
第5回パリリサイタルが来年の
6月20日に開催されることとなりました! 一年前の前回よりさらに
規模の大きな会場です。
松本かずこさんの素敵な歌声を聞きにぜひいらして下さい! 詳細を聞かれたい方は右のメッセージボックスへどうぞ!