やっと旅行から帰り、本来の
「パリをお散歩」に戻ります。
でも、私自身はとっくに戻っているので、あれから色々あり過ぎて、何からお話してよいのやら・・・
とりあえず、つい最近の話題からです。
ここは郊外電車
RERのヴァンセンヌ駅を出た所。目の前はちょくちょくご紹介した例の
「下を電車が走る溝の上に蓋をして出来た公園」です。6年間で木々もこんなに成長しました。
何気に、いつも
四季折々の花を楽しませてくれます。
実は、
「とうとう今年!」 って近所の友達がやや興奮気味に言っていたのです。
本当でしょうか!?
これは!?
本当でした〜!
桜の木からサクランボが初めて実ったのです!!
その友達、先日サクラボの入ったチョコレートケーキを作ってきてくれたのですが、
なんとここのサクランボを使ったそうです!
低い位置にある実は皆が競って採ってしまったとか。公共の場所だから問題ないのかな? あの実も近々なくなるでしょう。早朝に誰かが
梯子を持って来て。他ではわりと良くあることです。
でも、フランスではサクランボは
うんざりするほど食べれる果物なので、そんなに大騒ぎはしませんが。
ここはメトロ、
オデオンの近くの、
サンタンドレ(
Saint-Aandre)通り。
このパサージュ(
Cour du Commerce Saint-Andre)を入ります。
右のカフェ、
こんな、くつろげそうなチェアですが、
こんな所でくつろぐのは
勇気いるかも・・・
パッサージュを入るとすぐ左に、
いい感じの
バーがあります。昼間だけど、子供が座っているのはけっこう珍しいかも。
興味深いお店もあります。
トラディショナルな印鑑屋さんですね。この蝋を使うスタンプ、良く見かけるのですが、ちょっと興味が湧きました。近々このお店に又来てみます。
通り過ぎてしまいましたが、左の
La jacobineというお店です。
ワイン教室、
セパージュで知り合った友達とここで食事することになりました。
あのギャルソンもサンパで感じの良いお店です。気取らないビストロという雰囲気です。
観光客が絶えず覗きます。
フレンチのお店ですが、なぜか
タジン料理があったので、モロッコ続きで、それにしてみました。友達もいっしょにタジンに挑戦!
友達のは
鴨とアーモンドのタジン。美味しいけどちょっと甘めかな。 私のは
鶏のタジン。南仏を思わせる味で、モロッコのに比べてさっぱりしていました。
野菜も綺麗に並んでいて、やはり
フレンチ・タジンですね。
おしゃべりに夢中になっていたら、楽しい時間はあっと言う間に過ぎ、友達は約束があったので、急いで立ち去りました。
私は一人残って、
カフェ・グルマンを頂きました。最近流行りの、濃厚で
アメリカンなチーズケーキがメインでした。他はやや淋しかったけど、美味しかったです。
土曜日は
夏至だったので、毎年恒例の
音楽祭の日でした。
フランスじゅう、あちこちで、プロやアマのミュージシャンたちがコンサートを開催しました。
我が家のすぐ近所でも、毎年同じ場所に仮設舞台が造られ、ライブがあります。いつも近所の住民が集う交流の場となります。
いつも、そんなに
若くもないミュージシャンが熱唱するのが好感持てます。
実はその前日のことです。
ちょうど、ワールドカップのフランス戦があった時間だったにもかかわらず、
大盛況だったコンサートに行ってきました。
次回に続きます。