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2013/5/31
「マルセイユの旧港の前で」
最近思うこと
昨日の続きー
旧港の前で
絵
を描く人がいます。
もちろん、パリでもよく見かけますが、皆に見られ、このように写真を撮られ、度胸が要りますよね〜
なかなか
明るい画風
ですね〜 良く見るとそうでもないかな。
雨がちょっと心配な天気ですが、あちらに避難できますね〜
あらっ!? これ写真を
逆さ
にしたわけじゃないです。
こちらの方々です。
お分かりですよね〜
そう言えば、
昨日の続き
ですが、
昨日ご紹介しました、本のことですが、あの
「
帰還せず
」
という本は、太平洋戦争で主に、東南アジアに行って、
自らの意思で日本に帰らなかった方々
を取材した内容なのですが、私は
共感
を持ってしまったなどと言ったのでしたね。
私も
海外に行って、そのままいまだに帰っていない
ということは共通していますが、平和な日本に生まれて
のほほん
と生きてきた私とは海外に行くという意味が全く違っていて、
共感
などという言葉を使うのはおこがましいのですが、それは分かっているつもりなのですが、あの本の中で一つ
とっても驚き、興味深い
と思ったことがあるのです。
私は戦争に行かなければならないというのはとっても
悲劇的なイメージ
を持っていて、赤紙が来た時の心情はいかばかりだっただろう!?ってそのようなドラマを観るたび、同情しないわけにはいきませんでした。
ところが、あの本の中で、戦争に行ったきり日本に帰らない人達の中に、
戦争に行くのがワクワク
したという人が何人か? いらしたのです。
それはけっして、戦争が好きというのではなく、
とにかく海外に行けるのが嬉しかった
そうなのです。
あの当時、戦争でもない限り、海外に行くなんてほとんど不可能な時代ですから、
なるほど!
って思ってしまいました。 そして、戦死することなく、結局あちらに永住することになった人たちですから、悪い予感はしなかったのでしょうね。
私は幼い頃から、
大人になるって素晴らしい!
っていつも思っていました。
なぜなら、
大人になるってことは外国、特にヨーロッパに行ける
っていうことですから。
将来お嫁に行けなくてもいいから、ヨーロッパに行きたい!
(特にフランスってことでもなかったのですが) っていつも思っていました。毎日思っていました。 今思えば、
異常
かもしれません。
日本人としても異常
です。
でも、今はっきりと思うことは、なぜあんなにもヨーロッパに来たかったのか?
それは縁があったからです
。
今、身近で接している、日本人、フランス人、その他の人達と深い縁があったから
です。多分過去世からの。そうとしか思えないのです。
だからと言って、日本にいる人たちと縁が薄かったということはありません。こうして、ネットで語り合える時代になり、
日本にいる家族、友達とも縁が深かった
のだとあらためて思います。
私はこちらに来て20年以上になりますが、いまだにフランス語は下手で、パリ生活は四苦八苦ですが、幸いフランス人の友達にも助けられ、外国人の友達もけっこういて、なんとか楽しくやっています。
でも、最初は
育ってきた文化やメンタリティーの違い
に戸惑い、落ち込むことも多々あり、相手に不信感を抱くことも多かったのですが、そんな、相手との
差異
はわりと表面的なことで、もっと
深いところでは、フランス人も日本人も他の国の人たちも同じ
だと感じることが最近多くなりました。
言葉や性格的な問題で、私にはちょっと難しいのですが、
相手との差異があるからこそ、むしろ、努めて話をすると、そこに友情が生まれ、深い縁を感じるようになるのです
。これは日本人どおしでも同じかもしれませんが。
私にとって、外国に住んでいる大きな喜びは、
人間は同じなんだ〜!
って感じることです。
どんな時に特に、それを感じられるかと言うと、
同じ物を見て、聞いて、同じように感動する時
です。 だから、日常的な会話の中でそれを感じることはもちろん大事ですが、そんな瞬間をもたらす
文化交流
もとても大事だと思います。 高尚な物ではなく、庶民レベルの音楽や、映画や、料理でも!
なんだか話が、違う方向に行ってしまったような感じもありますが、いつかお話ししたかったことなのです。長々と、聞いて下さってありがとうございます。
後日、
マルセイユは綺麗に晴れ渡りました。
明日に続きます。
タグ:
フランス
マルセイユ
投稿者: よしえ
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2013/5/30
「サイゴンからの風」
ワクワク旅行記
昨日の続きー
遠い異国の、遠い昔
に思いを馳せるには
マルセイユ
は
絶好な
舞台
かもしれません。
それでは、今回出会った、
あるベトナム人の女性から聞いた物語
をお話します。
彼女の名前は
カルメン
。なぜスペイン系の名前なのかという事情はさておき、
彼女は私が日本人だと知ると、すでに亡くなった
彼女のお母様の、まだ二十歳前の若かりし日のお話をそれは熱っぽく語り始めたのです
。
お母様のご実家はベトナムの
サイゴン
(今のホーチミン)で、オーベルジュ(フランス語で)つまり、
レストラン付きの宿屋を経営していたそうです。カルメンさんのお母様はそのレストランの看板娘だったとか。
ところでそのお店へ、ちょくちょく来る
一人の日本人客
がいました。
日本人の兵士
でした。
時は、
第二次世界大戦の真っ最中
。
その日本人はとっても礼儀正しく、もちろん食事代はちゃんと支払い、感じの良い青年だった
とのことです。自分の
先祖は武士
だったことを誇りにしていた様子だったとか。
そして、
日本が敗戦を迎えた頃
、その青年は彼女に、
一本の日本刀
をプレゼントしたそうです。 そして、何日か後、その
日本兵の友人
という方が訪ねて来て、彼女にこう伝えたそうです。
「彼は切腹しました。その前にあなたに伝えて欲しいと言われたので」
そして、
「彼はあなたと結婚したかったと言っていました」
と言ったのです。
カルメンさんのお母様はとっても驚いたそうです。そんな素振りは特に見せなかったそうですから。彼女の方は、
特に恋心を抱いていたということはなかったそうなのですが、その刀を大切に持っておきたいという気持ちはあったらしいです。
時は流れ
、フランス国籍を持ち、パリ在住の
カルメンさんの息子さん
は、日本に留学されたこともあり、日本語が堪能で、ちょくちょく仕事で日本に行かれるそうですが、その息子さんが言うには、あの
日本刀はなかなかの値打ち物
だとか。(真偽は分かりませんが)
カルメンさんの一族は今はほとんどがフランスかアメリカに移住して、もうベトナムの家は売らなければならない。あの日本刀は
我が家の家宝
として大事にしたいとのことで、フランスに運びたいけど、
フランスの税関を通す許可が下りそうもない。どうしようか?
と、検討中だそうです。
というお話なのですが、敗戦直後、
せっかく捨てずに済んだ命を自ら絶ってしまった若者が多くいたことは何と痛ましいことか!
と思いますが、そんなことを言ったら浮かばれませんね。そのカルメンさんのお母様にに思いを寄せた若者は
武士道精神を貫いて立派に亡くなった
と言ってあげなければ。
ところで、これは
偶然
ではないのでしょう。
ちょっと前に
こんな本
を読んだのです。
こ、こんな渋い本〜!
と、ちょっと躊躇しましたが、ある方のお勧めなので、
読んでみた
のです。
ところが読み進めながら、
思いがけずも感動してしまった
のです。さらに、ちょっと失礼なのかもしれませんが、
共感
さえ覚えてしまったのです。
敗戦後、特に東南アジアで、
自らの意思で日本に帰らなかった人
ってけっこういたみたいなのです。
なぜなら、
「生きて祖国に帰るな!」
という教育を受けて来た若者が、
もし、生を選んだなら、帰るわけにはいかなかった
からです。もちろんそれでも、ほとんどの方が日本に帰られたのだと、期待を込めて思いますが。
戦後、
日本に帰らずに生きてきた、60年間のことを、著者が取材した何人かの老人がインタビューに答えながら語ります。
それぞれの人生は
波乱万丈
ですが、ほとんどの人は
現地の女性と結婚して家庭を持っています
。中には
4回も結婚
して、
16人もの子供
を儲けた男性もいます。
帰還しない人たちのコミュニティー
も出来ていたらしく、日本政府から
恩給
を受けていた人も、断った人もいるようです。
事業で成功した人
もいますが、
病苦や経済苦に苦しみながら一生を終えた
人もいるようです。
中には一度も日本に行ってない人もいますが、家族に会いに行った人も少なくありません。でも、とにかく、又戻って
あちらで生きてきた人達
ばかりです。
私が一番印象に残ったのは、もう亡くなっているかもしれませんが、
100歳近い老人
で、
その方ははっきりと、
愛する女性がいたから帰らなかった
のだと言っているのです。その奥様はもうとっくに亡くなっていますが、
娘さんは
「お父さんはお母さんのことを話すと、もうとっても熱くなってしまうんです〜」
って呆れるのですが、それがなんとも微笑ましいのです(笑
そんな素敵な
ラブストーリー
が私は一番印象に残ってしまいました。
カルメンさんのお母様に思いを寄せていたその青年が、
もし、彼女と結婚していたら・・・
でも、そうなると目の前のカルメンさんは生まれていなかったことになったでしょう。そう思うと不思議な気がしました。
ところで、
なぜ私がこの本に
共感
を持ってしまったかと言うと・・・
あっ長くなってしまったので、続きは明日です。
タグ:
ベトナム
マルセイユ
帰還せず
投稿者: よしえ
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