ローズマリーってなんだか女性の名前みたいですね。
でも、違います。「海のしずく」という意味なんです。
この植物は海岸に生息する習性があり、その水色の小さな花が雫の様に見えることから、そう呼ばれるようになったそうです。そんな詩的でほのぼのしたイメージとは裏腹に、ローズマリーのキリっとした香りは印象的です。脳を刺激し、記憶力を高める効果があると言われ、昔から「若返りのハーブ」として尊重されてきました。
さらに、殺菌、消化促進、血行促進、コレステロール値を下げるなど、様々な薬効も注目されています。
料理にメリハリを与えるこのハーブは、肉、魚介類、さまざまな野菜とも合い、特にジャガイモとの相性は抜群です。トマト、ナス、オリーブなどを使った地中海料理には欠かせないハーブで、長時間煮込んでも香りは消えません。バター、チーズ、卵とも良く合い又、意外かもしれませんが、醤油ともなかなか良いハーモニーを出します。
フレッシュはほっておけば乾燥して、それも使えますが、オイルやビネガーに入れての保存も可能です。市販されている乾燥のローズマリーでも香りは充分あるので重宝します。
帆立の焦がしバターソース、ローズマリー風味
超簡単なフランス料理です。
材料(2人分)
帆立(貝柱) 6個
スライスアーモンド(又は松の実) 大さじ2
ローズマリー 少々
バター 20g
醤油 数滴
塩、こしょう 少々
作り方
1、 スライスアーモンドは適当に細かく砕き、ローズマリーは適当に細かく切ります。
2、 帆立は軽く塩こしょうして、フライパンで両面さっと焼き、皿に取ります。
3、 そのフライパンにバターを溶かし、アーモンドとローズマリーを入れ、バターとアーモンドが軽く色づいたら(焦げ過ぎない様に)醤油をたらし、そのソースを帆立にかけます。
* 実は、ローズマリーと醤油なしでも充分美味しいです。
お知らせ
適当に作る簡単なレシピのコーナーが9月からスタートです。
タイトルは
「簡単が嬉シピ!」です。希望がなければ分量は出しません。曜日も決めません。週に何回か(多分)です。適当にやってしまいますが、よろしくお願い致します。なお、この「今週の食材とレシピ」はまだしばらく続けさせて頂きます。