トマトは野菜の中でも旨み成分の含有量はトップだそうです。
そんなトマトの、しかも完熟トマトの旨みと栄養をより濃厚にしたのがトマトピューレです。最近話題になっている、リコピンも多く含まれていて、体内で発生する活性酸素を消す働きがあるので、癌予防にもなるとか。
フランスでは写真のようなチューブか缶入りが主流ですが、これは日本ではトマトピューレをさらに煮詰め、より濃厚にしたトマトペーストに近いものと思われます。
この、トマトピューレ、なかなか重宝します。イタリアンはもちろんですが、中華や和食にも使えて、何もトマトを強調しなくても、調味料や隠し味に大活躍することを、使えば使うほど実感できる素晴らしい食材です。味噌やマヨネーズとも合います。
トマトケチャップを毛嫌いする人は、けっこういますが、トマトピューレは嫌われる理由はあまりないです。それなのに今ひとつ普及されていないのが、不思議な現状です。
ぜひ、一家に常にお一つお勧めします。損はさせません。
今日ご紹介するのは、トマトサラダです。トマトピューレを加えてドレッシングにしたトマトサラダです。
「本物のトマトがあるのに何ゆえピューレを加える!?」と思う方もいらっしゃることでしょうが、フレッシュのトマトをより濃厚に楽しめると言うのでしょうか。まぁとにかく作ってみて下さい。
トマトドレッシングのトマトサラダ
材料(2〜3人分)
トマト 2個
玉ねぎ(細かいみじん切り) 大さじ2
トマトピューレ(又はペースト) 大さじ2
レモン汁 大さじ1
オリーブオイル 大さじ1
砂糖 大さじ1/2
バジル(又はパセリ) 適量
塩、こしょう 少々
1、 トマトは沸騰した湯に5〜8秒入れ、すぐに水に取り、皮を剥き、適当に一口大に切ります。種の部分は細かく切り、汁もいっしょにボールに入れます。
2、 玉ねぎは辛い場合は水にちょっとさらして絞ります。
3、 バジルは適当に細かく切ります(パセリの場合は細かい みじん切り)
4、 全ての材料をボールの中で混ぜ合わせ、出来れば冷蔵庫で冷やしてから召し上がれ。
*おろし生姜を加えるのもいけます。その場合はバジルよりパセリの方が良いです。又はパセリも加えないか。