2018/12/7  21:43

パンとハサミと  

六年前に、おなじデュピュイットランの手術で入院したおやびん。そのときは別の指ね。
食事制限があるわけもないし、たばこはすえない。
病院食事はたりなひ。
とりあえず。
ミントタブレットと菓子パンをいくつかおいていった。
ミントタブレットの包みをあけるのは手を固定されてるとできなかろうと、ナイロンをむいて二箱おいていき、をを、あたしってば甲斐甲斐しき妻ではないか!なんて酔いしれてみた。
しかし、夜食おやびんが夜中に菓子パンの袋をあけようとして、ちと治療中の手にも力がかかり、痛いおもいをしたのをきいて、
そうか、それはきづかなかった!不覚!と、深く反省し、
今回は、小さな小さなハサミを用意。
こんな凶器みたいなものだしていてはあかんかな?とくまちゃんのぬいぐるみの後ろのジッパーにいれてかくし、
あたかも、お見舞い品にみせかけた凶器かくしのサスペンスドラマ風。
しかし、夕方、お風呂のあとに、かるく包帯をしにきた看護士さんが、テープをとめながら、
「あ、ハサミわすれちゃった。」とつぶやいたので、
あ、ありますよ。と、素直にだしてしまった。かくせてないあたし。
あれ、なかったら、看護士さん、とりにいったのかな?
手でぶちきったのかな?
どうしたんだろ。
で、
夕飯まで見届けるつもりでいたのに、
暗いと見づらくなる私なので、
「あかるいうちにかえりなさい」とおやびんにいわれたので、素直にかえる。
パンは三つあるけど、ぜんぶたべなくてもいいんだよ。
のこしてもいいからね、
はさみはここだよ!
といったのは、
おやびんのためにかいながらも、実は自分がたべてみたかった大福あんぱんがあったからだ。

翌日、おもったよりはやく処置がおわって、電話がかかってきてひきあげにいったら、
パンは二つたべてあった。
あとひとつも朝ごはんおわったらたべたろ、とおもっていたのに、処置の時間がはやまり、忙しくなったので、たべらんなかったそうな。
で、なにのこってるかな?
ちらり。
みたら、
ベーコンマヨネーズポテトパン。
ああ、大福あんぱんはたべたのか、どうだった?
「クリームもはいってて、うまかった」
そうなのか、では、今度はじぶんのためにかわねば!
ハサミ活躍したね?
「手で、あけた。今回固定してないし。」
な、な、なんですと!
「いーじゃん、看護士さんの役にたったし。」
まあ、そうですけどさあ。
ベーコンマヨネーズポテトパンはその夜に半分こしてたべました。
おやびんの左手が相変わらずクリームパンみたいはれているのは、パンののろいでも、ハサミののろいでもなひ
0



コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ