美容院と病院 その2

2005/2/25  0:27 | 投稿者: Author

 前回に引き続き、美容院の話。
 私が縮毛矯正を定期的に受けている、というのは書いた通りです。幼い頃からクセ毛が悩みの種、というか、一種のコンプレックスになっていました。初めてストレートパーマをかけたのは20歳を過ぎてから。値段は高いし、変な「下敷き」みたいなのを頭につけられて長時間、何回も放置され、肩は凝ったし、途中「やめときゃよかったかな?」と思ったのですが、仕上がったときの感動と言ったら!そして何より日頃(特に梅雨時)の毎日の手入れが楽になったことと言ったら!「これはやめられない!」と思ったものでした。でも、長持ちしないんですよね・・・社会人になってからは病院からの呼び出しの恐怖に脅えながらも、金銭的な問題はなくなった(?)ので縮毛矯正をかけるようになり、数ヶ月は持つようになりました。
 そんな訳で1回美容院に行くと、かなり長い時間いることになるので、いろんなエピソードに出会うのですが、東京に出てくる前、とある美容院で気になったエピソードがありました。
 確か祝日の午後だったと思います。受付で、中学生と思われる、綺麗な長い黒髪の女の子と母親が長い間美容師さんと相談しています。女の子はくせ毛に悩んでいるらしく(私から見たら自然なウェーブで綺麗だと思うのですが)、ストレートパーマをかけにお母さんと美容院に来たようなのですが、値段が高くてどうするか迷っているのです。結局、平日の午前中は二割引になると言うことをきいて「じゃあ平日に出直します」といって帰っていきました。
 「中学生が、平日の午前中にストレートパーマ??」というのは、参観日とかの代休もあるでしょうから、まあいいとして・・・本当にその子の綺麗な黒髪にストレートパーマをかける必要があったのか?そっちの方が気になりました。
 確かにそこでストレートにしてあげたら、彼女は喜ぶでしょう。でも、まず、髪を傷めるというリスクがあります。それに長い目で彼女の将来を考えると、その1-2万円の重みに気づくことが出来なくなる気がします。私は、自分でお金を稼ぐ手段がないうちは、自分のありのままの魅力を地道にじっくりのばす機会だと思っています。その地道な期間を乗り越えていない人の美しさって、深みがないというか、表面だけの美しさに過ぎないような気がするからです。
 私がお母さんだったら?「あなたの綺麗な黒髪はそれだけで十分魅力的よ!もしも思い通りのおしゃれをしたいなら、自分でお金を稼ぐようになってからでも遅くないんじゃない?」って言ってあげられないかな?
 私が美容師さんだったら?・・・商売として割り切ってパーマをかけるのかな?それとも「プロ」として誇りをもって、自分の考え方をお話しし、断ることができるんでしょうか?
ま、自分が断っても、他の美容院に行って思い通りにされる場合が多いんでしょうし、こればっかりは「信頼関係」や「相性」の問題で、その人(お客さん)が納得されるところに行っていただければいいのだと思うんですけど・・・。
 こういう意味でも、「美容院と病院」って似たところがあるなあ、って思いました。ちょっと真面目なことを考えてしまった夜更けです。
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