商店会の会員さんの戸塚共立メディカルサテライトさんから時々催される医療講演会として震災の町への医療支援の講演会があるので来ませんかとお誘いを受け行ってきました。
講師は初雁先生で時々新聞などで紹介される先生で海外にもボランティアで医療活動をしていることは知っていました。
その先生が今回は岩手県山田町に医療支援に行った活動の報告です。
最初はネットの医療支援する方募集の記事から始まったそうです。
3ヶ月に渡って支援して欲しいというものでした。
共立病院としてできることはないかと提案をしひとりの先生が3ヶ月そちらに行くのは無理なので3人の先生が1ヶ月づつチームとしてならできるということでした。
結果的に地元の看護師さんたちと連携し患者さんとの病状の観察や言葉(方言)の壁もコミュニケーションがとれて成功したとの本当に生きたお話に胸がつまりました。
今度の震災では負傷者はほとんどなく生か死かどちらかしかなかったとのこと。
神戸の震災では3ヶ月である程度復旧していったけれど、(実際私も3ヵ月後に神戸に行った時にはびっくりするほど復旧していたのを覚えています。)東日本の震災の津波で根こそぎ壊された町の復興はまだまだ進んでいないとのことです。
約1時間の講演でしたが、この先生達に心からありがとうをいいたくなりました。
戸塚にもこんな立派な先生たちがいっぱいいらしゃるんだと心強く思いました。
たぶんやれる人がやれることをやっただけだよというかもしれませんが、なかなか具体的に動いて役に立つことをするというのは難しいことです。
今回これならできるよといって手をあげてどれだけの人が支援したのか考えるとその全ての人にありがとうを言いたくなりました。


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