前回ご紹介しました、
シェフたちのフェスティバルはここ、
グランパレで行われましたが、この正面から入るのは比較的短期の催しですが、長期のは向かって
右サイドから入ります。
こちらです。二つのエクスポジションが開催されていました。左は
ピカソ展ですが、
人がほとんどいません。何年か前に行われたピカソ展は大盛況だったのにどうしてでしょう!?
それはともかく、今回私は右側の方に入りました。実は去年の
12月4日からやっていたようですが、私は全然知らなくて、この展示会を主催しているある企業で働いている日本人の友達から、終わる直前に
「面白いからぜひ行ってみて!無料だし」って言われたので、急いで行ったのです。今月の
21日まででした。
こちらはこ〜んなに人で一杯! 1時間待ちでした。
この方がその会社を創業しました。
1854年のことだそうです。
なかなかの
イケメン!
最初の部屋では、
100年以上前のその企業の商品の製造の様子を伝えています。
商品を作った、当時の
道具です。
かなり
ネンキが入ってます!
1903年のアトリエの写真です。
こちらはちょっと力仕事が必要なようで、男性ばかりですが、繊細さも求められるイメージです。
こちらは
女性ばかり! 生地を扱ってますね。
当時の
販売を記録したノートです。
顧客には有名人や外国の王室関係も少なくないようです。今でも。
次の部屋には
いきなりこんな物が! なんだか凄い懲りよう!
これはヨットの帆ですよ〜
こちらは
砂漠!
ヨーロッパの人々にとって、
こんな日常とかけ離れた世界を旅するのは当時本当にワクワクしたでしょうね!
今の私たちだって同じですが!
車が出現した頃は
ドライブは一部のブルジョワたちの贅沢な趣味でした。
古き良き時代のホテルのポスター?今も続いているホテルも少なくないです。
最後の部屋では、
現代の商品の製造過程を動画で紹介していました。
会場を出たのは6時過ぎでしたが、まだこ〜んなに並んでいる人がいました。
ということで、
その企業の創業当時から現代までの商品を紹介しながら、旅の歴史を辿る。という興味深い内容でした。
それにしても、
こんな莫大な費用がかかるエクスポジションを入場無料にしてしまうなんて、太っ腹! って思わないわけにはいきません。
でも、もし有料なら・・・私も含めてここにいる多くの人が来ないかもしれません。ピカソ展より少ないでしょう。
でも、
「たとえ有料でも、その企業の商品には興味ないけど、面白いかも!」と思わせる展示会でした。そして、このブランドを多くの人達にさらにしっかり印象付ける。そんな効果はあったでしょう。
ではその企業とは!? お分かりですよね〜
答えは次回です。