2009/12/9

シクロワイアード 7人の証言  

タキサンのドグマ60.1に関するレポートがシクロワイアードに掲載されました。
http://www.cyclowired.jp/?q=node/19515
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2009/11/5

タキサンのピナレログランフォンド参戦記  

2009年2月にピナレロ社のあるイタリア トレビソで会社見学とグランフォンド参加しないか、ピナレロジャパン社から、問い合わせがきた。
迷わずOK!!

まさみさんも参加できるグルメフォンドもあるので、願ったりかなったりである。
3月に参加種目の確認と、自転車のサイズ、ステム長、ハンドル幅、クランク長の問い合わせが来た。

フレームサイズは515mm、ステム長は120mm、ハンドル幅420mmクランク長は170mmでオーダーを送った。
車種は、ピネレロ社から未定の返事。
また、走り終わった後持ち帰れる条件だが、どうしよう。

200kmのグランフォンドは、過去のコースを見ても日本のサイクリングイベントでは想像もつかない難コース。
最高標高で950m、次いで650m、410mが2箇所、357m、250mが2箇所あり、それらをつなぐ丘無数・・・・

春から夏まで練習がまったくできない仕事の状況を考え、グランフォンドはあきらめて、メデオフォンド138kmにエントリーした。

それでも、最高標高950m、650mがないだけで、日曜日の平地練習しかできてない状況を考えると、完走できるか不安だった。

7月に入りピナレロ社の2010年モデルの発表会で「モデルX」が出る情報を得てわくわくしながら、発表会に参加する。

ピナレロ社は1950年代に創業し、アマチュアレース、PROレース、オリンピックで絶えず上位を占め続けるTOPブランドでしたが、ほんの数年前まで、とても生産台数は少なく、われわれ自転車業を営むものでもなかなか、姿を見ることはありませんでした。
1990年宇都宮で行われた世界選手権ロード、アマチュアはUSA代表でランス アームストロングが優勝候補の一人でしたが、優勝したのは、グリーンとホワイトの2トーンカラーに塗られたピネレロに乗る、イタリア人レーサー、グアルディーでした。

延々と一人で逃げ切った姿が、今もしっかり脳裏に残っています。
現在のピネレロジャパン社ができてから、アルミフレームが発表され、最先端技術を世界のTOPを切って成功させて、ロードレース界のまさにPIRNCEそのものでした。

もちろん、インデュライン、リース、ウルリッヒと3選手がツールドフランスで7連勝する快挙でした。

スチールフレームから、アルミのパリ、インテグラルヘッド、カーボンバックのプリンス。さらに超人的スプリンターであるペタッキが駆るマグネシウムモデルドグマは、オンダフォーク、バックとともに圧倒的なデザインと、勝利を世界に轟かせました。

価格もスーパー級でしたが、まさに納得せざる終えない、性能とクオリティーを誇っています。

タキサイクルはピナレロ社との取引はそれほど長いとはいえませんが、カワシマサイクルサプライが正規代理店となった年からの取り扱いを始めました。

その後、ピナレロジャパン設立されたことにより取扱量を確実に増やすことができました。

ピナレロはカーボンフレームが主流になった今でも、新しい技術、デザインは世界の最先端を走っています。生産の主流が台湾に変わった今でも、フレームは1本1本バフ掛けをして業界TOPクラスの仕上で送られてきます。

もちろん最上級グレードはイタリア トレビソの工場で仕上げられています。

2010年ピナレロ発表会の場で登場した「モデルX」は、会場にいた誰もが、どよめいた1台でした。

「ドクマ60.1」

東レ社のトレカ60HM1K ナノアルテクノロジーとまったく新しいカーボン素材。
アシンメトリーフレーム、驚くことに左右非対称フレーム、カンパニョーロ スーパーレコード、カリスマカーボンディープホイール、まさにため息の1台でした。
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2009/10/14

いざイタリアへ  

いよいよ待ちに待ったイタリアに出発の時がやってきました。
今回のツアーには、まさみさん一緒なので、安心感120%で出かけることができました。
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エールフランスは、シャンパンから始まる快適な飛行でした。機内食もおいしくいただきました。

パリの空港に着くとまずはこれですよね(笑)どうやって使うのよってぐらい配置が高いトイレ!!
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トレビソのホテルに着いたのは、現地時間で10時ごろ、軽い食事をとホテル内のレストランに行くと、前日到着していた鶴見 辰吾さんと日本テレビスタッフが先に食事をしていらした。
その横のテーブルに席を取らせていただいて、自転車話をしながら軽くない食事をいただきました。
鶴見さんは年間15000km自転車で走っているそうだ。
すごい!!貴重な話も聞けて楽しい食事の時間を過ごさせていただきました。
鶴見さんはもちろんグランフォンド200kmにチャレンジするそうです。

翌日朝、ホテルの地下でグランフォンドで使用するモデルXこと、ドグマ60.1が準備されていた。この台数には本当に感動しました!!
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カラーリングは、グランフォンド専用カラー、ホワイトベースでシルバーラメ、カーボン柄、ブラック、ブルーとてもおしゃれに仕上がっていた。
カンパニョーロ スーパーレコード、カリスマ カーボンディープリム、あのため息をついたモデルと同じ仕様が目の前にあった。
そして、同時にトラウマ的な不安が出てきた。

一昨年プリンスのテストライドのときに、鋭い反応に踏みおろし位置がつかめず、慣れが必要だったことを思い出した。
ドグマで138km、相当なアップダウンが続くコースを走りきれるか不安になった。
早速ホテルの部屋で、自分のサイズに組み立てなおした。

10時過ぎに約50kmのテストライドに出かけた。
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300名くらいの大集団で、まったくのフラットを30km前後の速度で走った。
踏み出して、ピナレロが更なる進化を手に入れたことがわかった。
グランツーリスモと名づけたい。
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サーキットでは、特別なチューンUPをしなくても、サーキットチューンを施した車にさえ対等以上の走りができ、さらにゆったりと市街地をエアコンを入れて走れる。
まさにグランツーリスモの登場です。
これなら、明日は何とかなるかも・・・
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そして、部屋で補給アイテムの準備!!べスパにレッドトニックと・・・
本当に足りるんだろうか・・・
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2009/10/3

いよいよグランフォンド当日!!  

いよいよ興奮の当日です。

朝食は昨夜のレストランでいただく。
アメリカンブレックファーストだが、ウエイトレスがパスタを準備してくれた。
今日、レースであることをホテルスタッフも、しっかりとチェックしている。
ペンネに少しのオリーブオイルと塩だけのパスタだ。
もちろん蜂蜜、ジャムでパンをいただく。
ハム、チーズ、卵、カプチーノ、確実に食べすぎです。

そういえば、到着後の食事はアラビアータペンネ、鳥のバターソテーとてもシンプルな味付けだったのを思い出した。
自転車に乗ることを前提にしたメニューだったようだ。

早朝6時ホテル出発。
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スタート地点のトレビソまで7kmゆっくり走る。
一般参加者が車で集まってくる。
町に近づくにつれ自転車の数がどんどん増えている。
イタリア語が飛び交っている。
さっぱりわからないが「チャオ!」英語で話しかけてくるライダーもいた。
ドグマ60.1に興味津々だ。

スタート順はほぼゼッケン通りに、並んでいる。
いわゆる関東式だ。見た目以上に、おりこうさんに並んでいる。
イタリア人は自転車好きなのが良くわかる。
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とにかく周りのチョイ悪親父たちの自転車はすごいのばかりだ。
ピナレロ、プリンス今まで見たことのないカラーがゴロゴロいる。
コルナゴ、デローサ、ウイリエール、LOOK・・・

もちろんドグマは質問攻めだ。

チョイ悪親父たちと、楽しい自転車談義であっという間に時間が過ぎていく。

グランフォンド200kmが午前7時にスタートしていった。

メデオフォンド138kmのわれわれは7時30分スタート、各クラス2000名、合計で4000名が一般道で走る。
レース要素がとても強いグランフォンドがスタートした。
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スタートして結構早いなと思いながらメーターを確認40km/h・・・速すぎです。
完全なオーバーペースです。
少しペースを調整するため、右端による。
数分後に前から少し遅いグループ(ほとんど女性)が来たので、このグループに入れてもらう。
それでも35km/h以上、この先のことを考えると、この速度でも不安だ。
いよいよ最初の坂231mを上る、とてものどかで緑がきれいだが、じっくり見たり写

真を撮る余裕はまったくなし。
かなりの斜度で上っていく、教会が見える小さな村を通過する。

久々の坂だが、ドグマは予想以上に上ってくれる。
上りスピードも不安になるくらいのハイペースだ。

1つ目の登りをクリヤー、アップダウンを繰り返す。

最初の補給ポイントに到着!!すごい人の数だ!!
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また教会と小さな集落、ブドウ畑、いよいよ次ののぼりにかかる。
標高413mまで登る。

ハンドルに取り付けたゼッケンがとてもよくできていて、コースが一目瞭然!!
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丘の名前の書かれた看板が見えた。
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標高410m到着ほっとして左にゆるくカーブすると、想像を絶する上り坂が登場した。

18%なえる気持ちに渇を入れて登り始める。もちろんインナーロー。
カンパニョーロ スーパーレコード コンパクトクランク仕様50×34 11〜25t11速仕様、もちろんインナーローで登る、行くしかなく、とにかく上る。
すぐ上に前のライダーが登っている。

きつすぎて蛇行もできない。
やっとの思いで上りきり、下り始める。

また、ゆるくアップダウンの後人ごみが見えてきた。

補給所は広くスペースが取ってあり、飲みもの、食べるものも豊富にあり安心した。
いきなりパイに手を伸ばした。

おいしい、この先の楽しみができた。次は何食べようかな・・・
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2009/10/2

中盤からゴール!!  

丘、谷、ぶどう畑、森、教会、鐘楼の鐘の音、応援の声、サポートのバイク、車、古い町並み、カフェのあるテラス、石畳、イタリア、イタリア、イタリアだ。
イタリア語、英語、ドイツ語、フランス語で周りが会話しながら進んでいく。
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2つ目の410mを上っているとき、ふもとからパトカーのけたたましい(イタリアのパトカーのサイレンはものすごい音だ)音が聞こえてくる。

右にラインをとり先に行かせる。
しかし、ものすごいスピードだ。

その後オフィシャルカー、カメラマンを乗せたバイクが10台前後、その後グランフォンド200kmのTOP選手2名が上ってきた。

この丘を信じられない速度で登っていく。
自分が、ジロデイタリアに紛れ込んでしまったような錯覚をした。
もちろん鳥肌が立った。

次のエイドステーションで、パイを3種類、オレンジをいただく。
気温はそれほど高くなっていないが、炭酸水がうまい。

走り出してすぐまた坂を上る。
いくつ坂を上ったかまったくわからなくなっている。

ちょっと中だるみ気味で走る。
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つぎのエイドステーションは生ハム入りのパンをいただく。
テーブルの後ろで、おじさんたちがハムの塊をスライスしてくれる。
もうひとつ持って行きなとばかりに勧められる。
しっかりいただいて、走り出す。

最後ののぼりに向かうゆるいくだりで1人になってしまった。
後方から200kmの15名くらいの集団が来た。
なぜか、リクイガスのコスプレライダーがいた。
手で集団に入るよう合図をしてくれた。
もちろん飛びついた。

ちょっと速いけど、一人より良いや、としがみつく。
コスプレライダーをよく見ると、彼らはコスプレではなく、本物のプロツアーチーム リクイガスのメンバーの一人だ。
信じられない。

しかし、予想以上にスピードが速く切れてしまった。
この先にモンテロの丘、標高350mが待っていた。
つかれきった足にそろそろ限界が来ていた。

モンテロの丘は10%以上の坂が続く。
登り始めてすぐ、足が痙攣を始めた。前を登っていたライダーが立ち転け状態で落車した。
声をかけたが、自分も限界ですぐ先で止まってしまった。
両足が完全にガス欠状態になっている。

前に踏み出すこともできないくらいだ。
REDトニックのお世話になり、走り始める。

やっとの思いで、モンテロの丘を登りきる。

エイドステーションでしっかり水分と食事を取る。
ここでまた、パイとパンをいただく。
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あと30kmもう上りはない。
走り始めてすぐ下り始める。

かなりのスピードで下っていると、2人のイタリア人に抜かれる。
離れないようついていく、すごいスピードで下っているが、自転車に不安はまったくない。

対向車も来るが、前の2人が完全にコースを知っているようなので、限界の少し手前までコーナーを攻め込めた。
最高速度も75.6km/hに達していた。
平地に入りラスト15km、後ろからさらに早い集団が追いついてきて、先頭交代を繰り返している。


残念ながら、交代に加わる力は残っていなかった。
残り1kmゴールスプリントに備えて牽制が始まった。
しっかり後ろに、つかせてもらっていたが、スプリントに入った瞬間置いていかれた。
1人で、城壁を潜りゴール。
138km、6時間30分くらい平均速度20km/h,
無事完走した。
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ゴール後ビールをいただいた。
うまい!!
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夕方から完走パーティーが行われた。
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とても楽しい食事だった。
プロセッコワインがとてもおいしい。
日本に帰ったら、しっかり探そう。

翌日、カンパニョーロ社、セラロイヤル社、エリート社を訪問、最後にピナレロ社に訪問して、グランフォンド ピナレロ2009は終了した。
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あっという間のイタリアだったが、ずっと以前からの知り合いに会いに行ったような楽しい旅でした。

あれから1ヶ月、ピナレロ社から荷物が届いた。
ドグマ60.1、早速組み上げ練習に使用する。
さらに1ヶ月お買い物に出かけてワインコーナーで、プロセッコワインを見つけた。
もちろん買ってきた。
また、知り合いに出会えたようで、嬉しい。



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