11月4日の記事のこと。
右前肢に釘をぶっ刺した“ばんば”。覚えてますか?
抗生物質とNSAIDsの投与で落ち着くかのように見えたが・・・。
徐々に悪化した。
蹄叉深部に膿瘍を形成してしまったのだろう。
排膿・洗浄するために蹄叉・蹄底部を掘削しなければいけない。
削蹄鎌である程度まで掘削。そして、こいつでたどり着いた!!

裂蹄を掘削するのに使っているのだが、削蹄鎌で掘り進めるうちに、蹄叉真皮と蹄叉表皮が感染により分離し、空洞を形成しているのが明白だったため、大きめに掘削。

露出。
肉芽増生を引き起こさないように、しっかり洗浄し、ガーゼを詰めて圧迫。
前回も話したのだが、蹄叉部の踏創は
Navicular bursa、
遠位種子骨さらには遠位種子骨靭帯を貫いて
蹄関節にまで達してしまう場合もある。
この子は掘削翌日、歩様は改善。
「馬房からの出し入れの時にはまだ“びっこ”引くけど、だいぶいいわ!!」と厩務員。
どうやら、蹄叉真皮以上に釘は突き刺さらなかったのだろう。
そして今日・・・。
馬は来なかった・・・。
よくなったら診療所に来ないことはよくあることなのだが、
“私自身、もっと箔をつけなければならない!!”と思った。
“私の言葉が厩務員の心に突き刺さるように!!”
今のキャラじゃ無理かな〜(笑)

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