2009/10/29

今さら聞けないクラウドの常識・非常識  

・「今さら聞けないクラウドの常識・非常識」
著者:城田真琴
出版:洋泉社Y新書

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何言ってんだか分かんないところも少なからずあったんだけど(笑)、何となく大まかな概要は把握できたかな?
iPhoneを使い始めてevernoteなんかを弄って(使いこなしてるとは到底言えないレベルだが)、個人が「クラウド」を使うイメージは何となくできている。
一方で、日本の金融機関を含めた大企業がクラウドの利用を始めているという情報もあり、「個人情報の管理とか、どー考えてんのかなぁ」と気になったので、丁度目に付いた本書を読んでみた次第。
同じクラウドでも、使い方やレベルが違うわけですね。
技術的なことはサッパリだが(笑)、そこが分かれば、まあいいでしょう。(今んところ、僕とクラウドの接点は、「ソフトの利用」+「若干のデータ保管」ってくらいだからね)

しかし国産クラウドはナカナカ厳しいね。
「売り」は、要は「サーバーが日本にある」ってことくらい。
確かにこれは日本の大企業にとっては重要なことかもしれないけど、翻れば「日本の大企業」以外にとっては優先順位が低い要因。
ましてや海外の利用者にとってはどうでもいいことでしょう。
つまり既に「ガラパゴス化」の方向性に進んでいるということ。
(しかもこれって企業がグローバル化したら「優位性」ですらなくなる可能性があるじゃん)
「安定稼動」「高セキュリティ」と併せて、それで高価格帯を維持しようとしてるようだけど、どうかなーこれは。
ちょっと寂しい気分になっちゃった。
(勿論、「ガラパゴス」の中で商売になる可能性はあるよ。大企業のニーズは、やっぱりあるだろう。
でもその場合、ビジネスとしての広がりは、かなり限定的だし、頭打ちも目に見えている)

「クラウド」は、どう考えてもユーザーメリットの大きい仕組みだ。
スピードはどうあれ、この方向性が逆転することはまずないだろう。
その広大なビジネスチャンスを前に、日本の大企業がこういう有様だというのを知るのは、(分かってはいるけど)残念で仕方ないな。
北海道のサーバー誘致、少なくともこれは大規模にやってもらいたい。

ところで本書の題名。
「世の中の人はみんな『クラウド』って知ってるだろうから・・・」
ってが前提で「今さら」てなるんだろうけど、「クラウド・コンピューティング」てそんなにメジャーかなぁ。
周りを見渡すと、「?」って感じなんだけど、これって、僕の周りだけが「ガラパゴス」化してる?





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