2009/7/1

スピードハックス、チームハックス  

・「スピードハックス 仕事のスピードをいきなり3倍にする技術」
・「チームハックス 仕事のパフォーマンスを3倍に上げる技術」
著者:大橋悦夫、佐々木正悟
出版:日本実業出版社

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7/1から新しい体制になるんで、何か参考になる取り組みでもないかと思って、久しぶりのハックス本。
どちらも「2007年」の出版で、IT技術との親和性の高い「ハックス」ものとしては、やや古いのかもしれないが、「ハックス」ものの初期の作品なので、基本の部分を確認するにはいいかなと思って、チョイスしてみた。

まあITツールを利用する部分は「ほ〜っ」ってのも多いんだけど、基本的な「考え方」はさほど目新しいものではない。

個人としての生産性を向上させる「スピードハックス」の基本は、
「仕事をタスクに分け、そのタスクをクリアしていくことで、進捗し、目標を達成する」。
この「タスクわけ」や「進捗管理方法」、タスクをクリアしていくための「やる気」の発揮・維持手法等々が「スキル」として紹介されているわけだ。

チームとしての生産性向上について論じた「チームハックス」の基本は、
「チームメンバーの仕事の進捗状況を共有する仕組みを作り、メンバーの相乗効果を上げて、チームとして最大の効果を上げる」。
進捗状況を共有する仕組みや、メンバーのコミュニケーションを厚くする方法、方向性を合わせるための工夫などが、こちらの本では紹介されている。

目新しくはない。
しかしながら「生産性向上」のためには非常に基本的かつ重要なことが盛り込まれていると言ってもいいと思う。

まあ正直言うと、「スキル」としては、紹介されている「ITツール」の利用に関しては「向き/不向き」があるし、会社の情報セキュリティの観点から導入することが不可能なものも少なくない。
そういう意味では「役に立たない」とも言えるんだけど、基本的な考え方の部分は傾聴に値するよ。
その概念を身につける(あるいは確認する)意味で、一読に値すると個人的には思うね。

あと個人的には「チームハックス」で指摘されている「『リーダーシップ』から『メンバーシップへ』」って考え方は面白かった。
僕自身は「自律する社員」というのをチームメンバーの理想と考えているが、そういうメンバーによって構成されたチームというのは、まさしくそういうものだろう。
ITツールとしては「リメンバー・ザ・ミルク」かな。
しかし今のタスク管理の仕組みをどうやって移行したものか・・・。





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