2009/11/5
営業の見える化 本
・「2200社で導入 営業の見える化」
著者:長尾一洋
出版:中経出版

少し前に読んだ「思考する営業」には凄く刺激を受けたんだけど、具体的なアクションにどうやって繋げるかについて、もう少し踏み込んだところが欲しかったなぁって気分もあった。
本書はそこのところを埋めてくれるかと思って購入した本。
結論から言うと、
「具体的で、方向性も理解できるんだけど、自分がやってみるには、ちょっと難しいところがあるかな」
って感じ。
「思考する営業」のある種の具体化ではあるんだけど、質の高さについては「もう少し」って印象かね。
<「営業の見える化」とは、
1「結果ではなくプロセスが見えているか」
2「数字ではなくストーリーが見えているか」
3「登場人物(競合・自社の製造部門など)は見えているか」>(P.3)
って方向性は、その通りだろう。
そのために「『標準プロセス』+『マニュアル』」で見える化するってのも納得感がある。
個人的に「難しいな」と思うのは、そのために「スケジュール」や「日報」の情報をITで共有化するってトコ。
いや、そのことが「意味がない」とか、「分らない」って言うんじゃないよ。
むしろ「これはナカナカ面白い取組みだな」っていうのが正直な感想だ。
ただ、そういうITインフラの導入が、今の職場では難しいってことなんだよね。
(勿論、紙ベースで対応することはできる。でも作者も指摘している通り、それじゃ意味がないんだよな。共有化された情報の活用が、それでは殆どできない)
まあこういうのってのは「そのまま適用できる」ってのはないのは当たり前とも言える。
そのエッセンスを読み取って、現状に適用できることを考える。
ええ、ええ、それが重要なのは分っております(笑)。
ココの局面における具体的な対応方法なんかは、結構参考になるところがあるので、そこら辺から取り込んでみるかな。
・・・そんな感想の一冊でした。
著者:長尾一洋
出版:中経出版

少し前に読んだ「思考する営業」には凄く刺激を受けたんだけど、具体的なアクションにどうやって繋げるかについて、もう少し踏み込んだところが欲しかったなぁって気分もあった。
本書はそこのところを埋めてくれるかと思って購入した本。
結論から言うと、
「具体的で、方向性も理解できるんだけど、自分がやってみるには、ちょっと難しいところがあるかな」
って感じ。
「思考する営業」のある種の具体化ではあるんだけど、質の高さについては「もう少し」って印象かね。
<「営業の見える化」とは、
1「結果ではなくプロセスが見えているか」
2「数字ではなくストーリーが見えているか」
3「登場人物(競合・自社の製造部門など)は見えているか」>(P.3)
って方向性は、その通りだろう。
そのために「『標準プロセス』+『マニュアル』」で見える化するってのも納得感がある。
個人的に「難しいな」と思うのは、そのために「スケジュール」や「日報」の情報をITで共有化するってトコ。
いや、そのことが「意味がない」とか、「分らない」って言うんじゃないよ。
むしろ「これはナカナカ面白い取組みだな」っていうのが正直な感想だ。
ただ、そういうITインフラの導入が、今の職場では難しいってことなんだよね。
(勿論、紙ベースで対応することはできる。でも作者も指摘している通り、それじゃ意味がないんだよな。共有化された情報の活用が、それでは殆どできない)
まあこういうのってのは「そのまま適用できる」ってのはないのは当たり前とも言える。
そのエッセンスを読み取って、現状に適用できることを考える。
ええ、ええ、それが重要なのは分っております(笑)。
ココの局面における具体的な対応方法なんかは、結構参考になるところがあるので、そこら辺から取り込んでみるかな。
・・・そんな感想の一冊でした。
2009/11/4
ベーシック・インカム入門 本
・「ベーシック・インカム入門 無条件給付の基本所得を考える」
著者:山森亮
出版:光文社新書

「年金問題」は現在の日本における社会保障制度の限界を象徴していると思う。
「消えた年金」を追いかけ、解明することは、それはそれで重要な課題であるが(その過程で、主に官僚制度に係わる種々の問題が明らかになることも含め)、その点をどこまで追求しても、「年金制度」そのものが持つ「限界」を乗り越えることはできない。
「格差」「貧困」の問題も含め、現在、日本の社会保障制度は、その「あり方」そのものを問われている状況と言えるだろう。
(これは多かれ少なかれ、世界的に見られる状況のようだ。
ただ本書でも指摘されているように、生活保護世帯の補足率の極端な低さや、先に明らかにされた相対的貧困率の状況などを見ると、わが国の「課題」は、より重いように思われる)
本書はそういう中、「新しい社会保障の考え方」として注目を浴びている「ベーシック・インカム」に関する入門書。
まあ「入門書」と言うには、ちょっと僕にとってはレベルが高かったけどねぇ(笑)。
「定義から、歴史、思想的背景、現代における状況まで、幅広く網羅した本」
という意味での「入門書」かな?
個人的には「歴史」とか「思想的背景」のあたりは、ちと読むのが辛かった。
<今日の議論の多くが、(中略)歴史的議論で先取りされている>(P.151)
「賢者は歴史に学ぶ」ってのは十分に分かるんだけどさ。
<「ベーシック・インカムはすべての人に、個人単位で、稼働能力調査や資力調査を行わず無条件で給付される」。>(P.243)
そういう観点からは、「子ども手当て」は(現状は所得制限なしで検討されてるから)「ベーシック・インカム」的な制度といえるのかな。
「直接給付」という考え方が強い民主党政権には、「ベーシック・インカム」的な社会保障を受け入れる素養はあるのかもしれない。
となると、二大政党制における「保守」の論点は、ここいらを巡る対立という風に、今後収束していく可能性もあるのかね。(その場合、現状の政党の枠組みが維持できるとは思えないけどね)
「財源はどうする」
って声は当然あるだろうし、
「労働インセンティブを低めるのでは?」
って議論も当然ある。
本書で論じられているように、その点は既に長く議論されており、「結論」が出ているわけではないだろうが、厚味のある議論の歴史があることは、導入検討の土台がキチンとあるということだろう。
「ホンマにそんなことできるんかいな?」
と、実は思ってたんだけど、
「どーもそうはいいきれない」
ってのが、今の僕の感想だ。
概論として、本書がもつ意味は十分にあると思う。
ただ個人的には、政策実行に向けた具体的な検討項目やプランのあたりを提示して欲しかったなとも。
政権交代があって、社会保障制度の根本的見直しの可能性がでてきているからこそ、ね。
(「基本的生活費が保証される水準での給付」ってのは、やはり最初は難しいだろう。
そういう意味では、(批判はごもっともとは思うが)「既存の社会保障制度+BI」ってあたりが、スタート台かな、と感じている。
ここらへんの制度設計の議論が聞いてみたいって言うのが、僕の要望)
ま、それは本書以外のところで、ってことなんでしょうな(笑)。
著者:山森亮
出版:光文社新書

「年金問題」は現在の日本における社会保障制度の限界を象徴していると思う。
「消えた年金」を追いかけ、解明することは、それはそれで重要な課題であるが(その過程で、主に官僚制度に係わる種々の問題が明らかになることも含め)、その点をどこまで追求しても、「年金制度」そのものが持つ「限界」を乗り越えることはできない。
「格差」「貧困」の問題も含め、現在、日本の社会保障制度は、その「あり方」そのものを問われている状況と言えるだろう。
(これは多かれ少なかれ、世界的に見られる状況のようだ。
ただ本書でも指摘されているように、生活保護世帯の補足率の極端な低さや、先に明らかにされた相対的貧困率の状況などを見ると、わが国の「課題」は、より重いように思われる)
本書はそういう中、「新しい社会保障の考え方」として注目を浴びている「ベーシック・インカム」に関する入門書。
まあ「入門書」と言うには、ちょっと僕にとってはレベルが高かったけどねぇ(笑)。
「定義から、歴史、思想的背景、現代における状況まで、幅広く網羅した本」
という意味での「入門書」かな?
個人的には「歴史」とか「思想的背景」のあたりは、ちと読むのが辛かった。
<今日の議論の多くが、(中略)歴史的議論で先取りされている>(P.151)
「賢者は歴史に学ぶ」ってのは十分に分かるんだけどさ。
<「ベーシック・インカムはすべての人に、個人単位で、稼働能力調査や資力調査を行わず無条件で給付される」。>(P.243)
そういう観点からは、「子ども手当て」は(現状は所得制限なしで検討されてるから)「ベーシック・インカム」的な制度といえるのかな。
「直接給付」という考え方が強い民主党政権には、「ベーシック・インカム」的な社会保障を受け入れる素養はあるのかもしれない。
となると、二大政党制における「保守」の論点は、ここいらを巡る対立という風に、今後収束していく可能性もあるのかね。(その場合、現状の政党の枠組みが維持できるとは思えないけどね)
「財源はどうする」
って声は当然あるだろうし、
「労働インセンティブを低めるのでは?」
って議論も当然ある。
本書で論じられているように、その点は既に長く議論されており、「結論」が出ているわけではないだろうが、厚味のある議論の歴史があることは、導入検討の土台がキチンとあるということだろう。
「ホンマにそんなことできるんかいな?」
と、実は思ってたんだけど、
「どーもそうはいいきれない」
ってのが、今の僕の感想だ。
概論として、本書がもつ意味は十分にあると思う。
ただ個人的には、政策実行に向けた具体的な検討項目やプランのあたりを提示して欲しかったなとも。
政権交代があって、社会保障制度の根本的見直しの可能性がでてきているからこそ、ね。
(「基本的生活費が保証される水準での給付」ってのは、やはり最初は難しいだろう。
そういう意味では、(批判はごもっともとは思うが)「既存の社会保障制度+BI」ってあたりが、スタート台かな、と感じている。
ここらへんの制度設計の議論が聞いてみたいって言うのが、僕の要望)
ま、それは本書以外のところで、ってことなんでしょうな(笑)。
2009/11/3
先月読んだ本(09年10月) 雑感
「小説を増やしたい」
なんて言っておきながら、結果的には先月は一冊も読んでない(笑)。
(一覧は下記。
全部で「17冊」。
「▲」がビジネス書で、「9冊」。「○」が小説なんだけど、今月はなし。
この区分もなかなか難しいね。
iPhone、クラウド、ツイッターは一応「ビジネス書」に区分したけど、個人的には完全に趣味の分野だからね(笑)。
だから印象的には
「今月はあんまりビジネス書読んでないな」
って気分があるくらいなんですよ。
ま、あくまで「目安」ってことで)
まあ言い訳を言わせてもらえば、
「積んでる本を優先的に読んだため」
ってとこなんだけど、「言い訳」に過ぎんわな、コリャ。
やっぱ、何となく億劫になってるんだよ、小説読むのが。
ここは少しずつ慣らし運転するということで・・・。
先月読んだ本で、個人的にインパクトがあったのは、
「選べるプロフェッショナル」
「明日の広告」
「iPhone情報整理術」
「思考する営業」
振り返ると、割と充実した読書ができたひと月だった印象です。
<10月読了した本>
・怖い絵3:中野京子(10/2)
・第一感:マルコム・グラッドウェル(10/4)
▲目立つ力:勝間和代(10/7)
▲仕事で使える!Twitter超入門:小川浩(10/7)
▲勝間・藤巻に聞け!「仕事学のすすめ」:勝間和代・藤巻幸夫(10/7)
▲ツイッター140文字が世界を変える:コグレマサト、いしたにまさき(10/12)
▲選ばれるプロフェッショナル:ジャグディシュ・N・シース、アンドリュー・ソーベル(10/14)
・悪いのは私じゃない症候群:香山リカ(10/15)
▲明日の広告:佐藤尚之(10/16)
・希望を捨てる勇気:池田信夫(10/18)
・大不況とパンデミック:村上龍(10/20)
・面白南極料理人:西村淳(10/22)
▲iPhone情報整理術:堀正岳、佐々木正悟(10/25)
▲思考する営業:杉田浩章(10/26)
・空気を読むな、本を読め。:小飼弾(10/27)
・知的幸福の技術:橘玲(10/28)
▲今さら聞けないクラウドの常識・非常識:城田真琴(10/29)
なんて言っておきながら、結果的には先月は一冊も読んでない(笑)。
(一覧は下記。
全部で「17冊」。
「▲」がビジネス書で、「9冊」。「○」が小説なんだけど、今月はなし。
この区分もなかなか難しいね。
iPhone、クラウド、ツイッターは一応「ビジネス書」に区分したけど、個人的には完全に趣味の分野だからね(笑)。
だから印象的には
「今月はあんまりビジネス書読んでないな」
って気分があるくらいなんですよ。
ま、あくまで「目安」ってことで)
まあ言い訳を言わせてもらえば、
「積んでる本を優先的に読んだため」
ってとこなんだけど、「言い訳」に過ぎんわな、コリャ。
やっぱ、何となく億劫になってるんだよ、小説読むのが。
ここは少しずつ慣らし運転するということで・・・。
先月読んだ本で、個人的にインパクトがあったのは、
「選べるプロフェッショナル」
「明日の広告」
「iPhone情報整理術」
「思考する営業」
振り返ると、割と充実した読書ができたひと月だった印象です。
<10月読了した本>
・怖い絵3:中野京子(10/2)
・第一感:マルコム・グラッドウェル(10/4)
▲目立つ力:勝間和代(10/7)
▲仕事で使える!Twitter超入門:小川浩(10/7)
▲勝間・藤巻に聞け!「仕事学のすすめ」:勝間和代・藤巻幸夫(10/7)
▲ツイッター140文字が世界を変える:コグレマサト、いしたにまさき(10/12)
▲選ばれるプロフェッショナル:ジャグディシュ・N・シース、アンドリュー・ソーベル(10/14)
・悪いのは私じゃない症候群:香山リカ(10/15)
▲明日の広告:佐藤尚之(10/16)
・希望を捨てる勇気:池田信夫(10/18)
・大不況とパンデミック:村上龍(10/20)
・面白南極料理人:西村淳(10/22)
▲iPhone情報整理術:堀正岳、佐々木正悟(10/25)
▲思考する営業:杉田浩章(10/26)
・空気を読むな、本を読め。:小飼弾(10/27)
・知的幸福の技術:橘玲(10/28)
▲今さら聞けないクラウドの常識・非常識:城田真琴(10/29)
2009/11/1
ソウル・コレクター 本
・「ソウル・コレクター」
著者:ジェフリー・ディーヴァー 訳:池田真紀子
出版:文藝春秋

iPhoneを使うようになり、クラウドに興味を覚え始めたタイミングでこれ・・・。
シンクロニシティ?(笑)
いや、それだけこのネタが社会的な問題をはらんでいるってことだろう。
少し前だと「夢物語」「SFチック」と思えたことが、クラウドを中心としたITネットワークの活用範囲の急速な拡大で現実味を帯びてきている。
そういうことじゃないかね。
と言う訳で、本作は「リンカーン・ライム」シリーズの最新作。
前作「ウォッチメイカー」の出来が素晴らしかっただけに、期待と不安が錯綜する感じだったが・・・
読み終えてみると、満足感と失望感が錯綜するような読後感だった(笑)。
いやまあ、ディーヴァーに関しては、水準以上の出来なのはもう当たり前だからね。
本作も読み始めるとグイグイ行っちゃうのは間違いない。
「ジェットコースター」も「どんでん返し」も相変わらず。
従って、
「面白かった!」
とは言える内容なのは当然である。
ただ読む側がツイツイ期待のレベルを上げちゃってるってのはあるわな。
特に「ウォッチメイカー」の後となると・・・。
だからどうしても本作については「幕間」的な印象が拭い切れない。
「データを駆使して網を張り巡らせる犯人像」ってのは、結構「現代的」で面白いと思うのだが、人物造形としてはもうひとつ深めて欲しかったなぁと思う。
これなんかも「ウォッチメイカー」との比較、って側面もあるんだけどね。
あとちょっと「?」と思ったのは、ライムのコンピューターに対する無知ぶり。
そもそもライムの特徴というのは、「科学技術を駆使した現場検証とそこから浮かび上がる物証をベースとした推理」にあったと思うのだが、そういうポジションの人間はコンピューター技術の発展に対してはもっと関心を持ってるべきじゃないかね?
確かに「道具」でしかないし、「データ」ってのは物証とは違うが、そのネットワーク力を活用すれば、物証の検証能力はもっと上がるだろう。
この点を看過する性格だとは思えないんだけどね、ライムは・・・。
まあでも楽しめたんだからいいかな?
「ウォッチメイカー」との第二幕を期待させる幕切れにもなってるし、ライムの過去を覗かせてもらう楽しみもあった。
大好きなアメリア・サックスも大活躍だったしな!(しかし「カマロ」は・・・)
十分に次を待望させる出来だったと言えましょう。
著者:ジェフリー・ディーヴァー 訳:池田真紀子
出版:文藝春秋

iPhoneを使うようになり、クラウドに興味を覚え始めたタイミングでこれ・・・。
シンクロニシティ?(笑)
いや、それだけこのネタが社会的な問題をはらんでいるってことだろう。
少し前だと「夢物語」「SFチック」と思えたことが、クラウドを中心としたITネットワークの活用範囲の急速な拡大で現実味を帯びてきている。
そういうことじゃないかね。
と言う訳で、本作は「リンカーン・ライム」シリーズの最新作。
前作「ウォッチメイカー」の出来が素晴らしかっただけに、期待と不安が錯綜する感じだったが・・・
読み終えてみると、満足感と失望感が錯綜するような読後感だった(笑)。
いやまあ、ディーヴァーに関しては、水準以上の出来なのはもう当たり前だからね。
本作も読み始めるとグイグイ行っちゃうのは間違いない。
「ジェットコースター」も「どんでん返し」も相変わらず。
従って、
「面白かった!」
とは言える内容なのは当然である。
ただ読む側がツイツイ期待のレベルを上げちゃってるってのはあるわな。
特に「ウォッチメイカー」の後となると・・・。
だからどうしても本作については「幕間」的な印象が拭い切れない。
「データを駆使して網を張り巡らせる犯人像」ってのは、結構「現代的」で面白いと思うのだが、人物造形としてはもうひとつ深めて欲しかったなぁと思う。
これなんかも「ウォッチメイカー」との比較、って側面もあるんだけどね。
あとちょっと「?」と思ったのは、ライムのコンピューターに対する無知ぶり。
そもそもライムの特徴というのは、「科学技術を駆使した現場検証とそこから浮かび上がる物証をベースとした推理」にあったと思うのだが、そういうポジションの人間はコンピューター技術の発展に対してはもっと関心を持ってるべきじゃないかね?
確かに「道具」でしかないし、「データ」ってのは物証とは違うが、そのネットワーク力を活用すれば、物証の検証能力はもっと上がるだろう。
この点を看過する性格だとは思えないんだけどね、ライムは・・・。
まあでも楽しめたんだからいいかな?
「ウォッチメイカー」との第二幕を期待させる幕切れにもなってるし、ライムの過去を覗かせてもらう楽しみもあった。
大好きなアメリア・サックスも大活躍だったしな!(しかし「カマロ」は・・・)
十分に次を待望させる出来だったと言えましょう。
2009/10/29
今さら聞けないクラウドの常識・非常識
・「今さら聞けないクラウドの常識・非常識」
著者:城田真琴
出版:洋泉社Y新書

何言ってんだか分かんないところも少なからずあったんだけど(笑)、何となく大まかな概要は把握できたかな?
iPhoneを使い始めてevernoteなんかを弄って(使いこなしてるとは到底言えないレベルだが)、個人が「クラウド」を使うイメージは何となくできている。
一方で、日本の金融機関を含めた大企業がクラウドの利用を始めているという情報もあり、「個人情報の管理とか、どー考えてんのかなぁ」と気になったので、丁度目に付いた本書を読んでみた次第。
同じクラウドでも、使い方やレベルが違うわけですね。
技術的なことはサッパリだが(笑)、そこが分かれば、まあいいでしょう。(今んところ、僕とクラウドの接点は、「ソフトの利用」+「若干のデータ保管」ってくらいだからね)
しかし国産クラウドはナカナカ厳しいね。
「売り」は、要は「サーバーが日本にある」ってことくらい。
確かにこれは日本の大企業にとっては重要なことかもしれないけど、翻れば「日本の大企業」以外にとっては優先順位が低い要因。
ましてや海外の利用者にとってはどうでもいいことでしょう。
つまり既に「ガラパゴス化」の方向性に進んでいるということ。
(しかもこれって企業がグローバル化したら「優位性」ですらなくなる可能性があるじゃん)
「安定稼動」「高セキュリティ」と併せて、それで高価格帯を維持しようとしてるようだけど、どうかなーこれは。
ちょっと寂しい気分になっちゃった。
(勿論、「ガラパゴス」の中で商売になる可能性はあるよ。大企業のニーズは、やっぱりあるだろう。
でもその場合、ビジネスとしての広がりは、かなり限定的だし、頭打ちも目に見えている)
「クラウド」は、どう考えてもユーザーメリットの大きい仕組みだ。
スピードはどうあれ、この方向性が逆転することはまずないだろう。
その広大なビジネスチャンスを前に、日本の大企業がこういう有様だというのを知るのは、(分かってはいるけど)残念で仕方ないな。
北海道のサーバー誘致、少なくともこれは大規模にやってもらいたい。
ところで本書の題名。
「世の中の人はみんな『クラウド』って知ってるだろうから・・・」
ってが前提で「今さら」てなるんだろうけど、「クラウド・コンピューティング」てそんなにメジャーかなぁ。
周りを見渡すと、「?」って感じなんだけど、これって、僕の周りだけが「ガラパゴス」化してる?
著者:城田真琴
出版:洋泉社Y新書

何言ってんだか分かんないところも少なからずあったんだけど(笑)、何となく大まかな概要は把握できたかな?
iPhoneを使い始めてevernoteなんかを弄って(使いこなしてるとは到底言えないレベルだが)、個人が「クラウド」を使うイメージは何となくできている。
一方で、日本の金融機関を含めた大企業がクラウドの利用を始めているという情報もあり、「個人情報の管理とか、どー考えてんのかなぁ」と気になったので、丁度目に付いた本書を読んでみた次第。
同じクラウドでも、使い方やレベルが違うわけですね。
技術的なことはサッパリだが(笑)、そこが分かれば、まあいいでしょう。(今んところ、僕とクラウドの接点は、「ソフトの利用」+「若干のデータ保管」ってくらいだからね)
しかし国産クラウドはナカナカ厳しいね。
「売り」は、要は「サーバーが日本にある」ってことくらい。
確かにこれは日本の大企業にとっては重要なことかもしれないけど、翻れば「日本の大企業」以外にとっては優先順位が低い要因。
ましてや海外の利用者にとってはどうでもいいことでしょう。
つまり既に「ガラパゴス化」の方向性に進んでいるということ。
(しかもこれって企業がグローバル化したら「優位性」ですらなくなる可能性があるじゃん)
「安定稼動」「高セキュリティ」と併せて、それで高価格帯を維持しようとしてるようだけど、どうかなーこれは。
ちょっと寂しい気分になっちゃった。
(勿論、「ガラパゴス」の中で商売になる可能性はあるよ。大企業のニーズは、やっぱりあるだろう。
でもその場合、ビジネスとしての広がりは、かなり限定的だし、頭打ちも目に見えている)
「クラウド」は、どう考えてもユーザーメリットの大きい仕組みだ。
スピードはどうあれ、この方向性が逆転することはまずないだろう。
その広大なビジネスチャンスを前に、日本の大企業がこういう有様だというのを知るのは、(分かってはいるけど)残念で仕方ないな。
北海道のサーバー誘致、少なくともこれは大規模にやってもらいたい。
ところで本書の題名。
「世の中の人はみんな『クラウド』って知ってるだろうから・・・」
ってが前提で「今さら」てなるんだろうけど、「クラウド・コンピューティング」てそんなにメジャーかなぁ。
周りを見渡すと、「?」って感じなんだけど、これって、僕の周りだけが「ガラパゴス」化してる?
2009/10/28
知的幸福の技術 本
・「知的幸福の技術 自由な人生のための40の物語」
著者:橘玲
出版:幻冬舎文庫

「幸福」という意味では、本書が基本的に主張しているのは、
「経済的に安定し、そのことによって自由を獲得することが前提となる。ただ億万長者になるような必要はないし、億万長者が幸せとは限らない」
といった感じだろうか。
この主張そのものは、別にラディカルなものではないだろう。
ただその「経済的安定」を得るために何をすべきか(あるいは何をすべきでないか)、「自由」を獲得するとはどういうことか。
ここら辺を具体的に語るとき、著者は経済的合理性を徹底する。
つまり著者はバリバリのリバタリアンであるわけだ。
その視点から描かれる「幸福論」はひどくシニカルな印象になる。
そして著者が語る「事実」。
それはある意味「むき出し」の印象があり、それをそのまま受け取ることに、僕は居心地の悪さを感じてしまう。
まあねぇ。
言ってることは間違ってないとは思うよ。
「経済的合理性」を徹底すれば、確かにこういうことかもしれない。
でもその末に僕が思うのは、
「経済的合理性を徹底したところで、僕は生きていけそうもないな」
ってこと。
例えば著者は健保の民営化を主張するが、そのモデルである米国の現状を思うと、「ちょっとなぁ」って感じになっちゃうのだ。
とは言え、何もかもを規制し、コントロールできないことも確か。
年金に関する著者の主張などは、耳に痛いが、避けて通れない「事実」という気がする。
そういう意味では、求められるのはこの間のどこかってところかなと思う。
スッキリとはしない。
しかしそれが政治であり、人生ってもんだろう。
解説で小幡績氏が著者の文章を「潔い」と評している。
僕も同じ印象を持った。
著者が語る潔いが居心地の悪い話は、しかし非常に刺激的である。
賛同するにせよ、否定するにせよ、一つの「見方」として、こういう考え方を知ることは非常に意味のあることだと思う。
なかなか面白いよ。
著者:橘玲
出版:幻冬舎文庫

「幸福」という意味では、本書が基本的に主張しているのは、
「経済的に安定し、そのことによって自由を獲得することが前提となる。ただ億万長者になるような必要はないし、億万長者が幸せとは限らない」
といった感じだろうか。
この主張そのものは、別にラディカルなものではないだろう。
ただその「経済的安定」を得るために何をすべきか(あるいは何をすべきでないか)、「自由」を獲得するとはどういうことか。
ここら辺を具体的に語るとき、著者は経済的合理性を徹底する。
つまり著者はバリバリのリバタリアンであるわけだ。
その視点から描かれる「幸福論」はひどくシニカルな印象になる。
そして著者が語る「事実」。
それはある意味「むき出し」の印象があり、それをそのまま受け取ることに、僕は居心地の悪さを感じてしまう。
まあねぇ。
言ってることは間違ってないとは思うよ。
「経済的合理性」を徹底すれば、確かにこういうことかもしれない。
でもその末に僕が思うのは、
「経済的合理性を徹底したところで、僕は生きていけそうもないな」
ってこと。
例えば著者は健保の民営化を主張するが、そのモデルである米国の現状を思うと、「ちょっとなぁ」って感じになっちゃうのだ。
とは言え、何もかもを規制し、コントロールできないことも確か。
年金に関する著者の主張などは、耳に痛いが、避けて通れない「事実」という気がする。
そういう意味では、求められるのはこの間のどこかってところかなと思う。
スッキリとはしない。
しかしそれが政治であり、人生ってもんだろう。
解説で小幡績氏が著者の文章を「潔い」と評している。
僕も同じ印象を持った。
著者が語る潔いが居心地の悪い話は、しかし非常に刺激的である。
賛同するにせよ、否定するにせよ、一つの「見方」として、こういう考え方を知ることは非常に意味のあることだと思う。
なかなか面白いよ。
2009/10/27
空気を読むな、本を読め。 本
・「空気を読むな、本を読め。 小飼弾の頭が良くなる読書法」
著者:小飼弾
出版:イースト・プレス

最近の人ってどの程度、本を読むのかね。
少し前の朝日新聞では30代の27%強が「1か月 0冊」だったちゅう記事も載ってたけど、作者も言うとおり、webまで含めれば、活字を読む経験は「少ない」とは言えないだろう。
ただ「web」よりも「本」のほうが質が高い、ってのは作者の言うとおりだと思うな。
僕自身は、自分自身の読書体験には、チョイとネガティブな評価もあるんだけど(笑)、「本を読む」という経験そのものは積むべきだと、一貫して思っている。
本書は、恐るべき読書家でもある小飼弾氏による読書論・読書術。
「1時間で新書10冊」読む作者が、どの程度の読書量を誇るのか、正確なところは僕も知らないが、まあある種「行っちゃってる」のは確かだと思う(笑)。
「行っちゃってる」割には、かなり「王道」の読書論。
それが僕の印象。
読みやすいし、読書経験が足りないんじゃないかな、って思う若い人は、読んで考えるための材料にするのに、いい題材なんじゃないかと思う。
逆に僕くらいの歳になっちゃうと、今更そうは変えられないんだけどね(笑)。
(もっとも質・量では劣るにしても、方向性ではそんなに相違があるようには感じなかった。勘違いかもしれんが)
巻末に「100冊+1」の「おススメ本」の紹介がある。
フィクション/ノンフィクションと区分けした中に、マンガも同格で含めているあたり、なかなか面白い。(さすがに「エロ本」は入れてないようだが(笑))
読んでない本も結構あるので、今後の読書計画の参考にさせてもらおうと思ってる。
あとは表紙かなぁ。
これはちょっと恥ずかしかったよ(笑)。
著者:小飼弾
出版:イースト・プレス

最近の人ってどの程度、本を読むのかね。
少し前の朝日新聞では30代の27%強が「1か月 0冊」だったちゅう記事も載ってたけど、作者も言うとおり、webまで含めれば、活字を読む経験は「少ない」とは言えないだろう。
ただ「web」よりも「本」のほうが質が高い、ってのは作者の言うとおりだと思うな。
僕自身は、自分自身の読書体験には、チョイとネガティブな評価もあるんだけど(笑)、「本を読む」という経験そのものは積むべきだと、一貫して思っている。
本書は、恐るべき読書家でもある小飼弾氏による読書論・読書術。
「1時間で新書10冊」読む作者が、どの程度の読書量を誇るのか、正確なところは僕も知らないが、まあある種「行っちゃってる」のは確かだと思う(笑)。
「行っちゃってる」割には、かなり「王道」の読書論。
それが僕の印象。
読みやすいし、読書経験が足りないんじゃないかな、って思う若い人は、読んで考えるための材料にするのに、いい題材なんじゃないかと思う。
逆に僕くらいの歳になっちゃうと、今更そうは変えられないんだけどね(笑)。
(もっとも質・量では劣るにしても、方向性ではそんなに相違があるようには感じなかった。勘違いかもしれんが)
巻末に「100冊+1」の「おススメ本」の紹介がある。
フィクション/ノンフィクションと区分けした中に、マンガも同格で含めているあたり、なかなか面白い。(さすがに「エロ本」は入れてないようだが(笑))
読んでない本も結構あるので、今後の読書計画の参考にさせてもらおうと思ってる。
あとは表紙かなぁ。
これはちょっと恥ずかしかったよ(笑)。
2009/10/26
思考する営業 本
・「思考する営業 BCG流営業戦略」
著者:杉田浩章
出版:ダイヤモンド社

以前、お付き合いのあったお客さんから、こんなことを言われたことがある。
「御社の営業も大変ですねえ。担当によって全然提供できるサービスのレベルが違うんですから。
例えて言えば、この間まで『ロールスロイス』ができてきてたのに、担当が変わったとたん『自転車』が届けられるようなもの。
その上、『自転車』を届けた社員について、
『御社で鍛えていただければ、いずれはカローラを』
と上司が言ってこられる」
このかたはズッと製造のラインにおられて、ラインオフしてから営業関係に出てこられた方。
発言は皮肉半分、営業の難しさに対する愚痴半分って感じだったんだが、僕は顔を伏せるしかなかった。
営業そのものが論理的に整理しづらい側面を持っているというのは重々承知している。
その中で関わる個々人が、個人的な努力と経験で培っていく、
そういうものが「営業」だという思いもある。
ただそういう考え方に逃げてないか。
最近、強くそう思うようになっているのも事実だ。
<高度成長期に強さを誇った日本の営業組織では、(中略)優秀な上司が部下を背中で鍛えるという「徒弟制」のようなかたちで、営業として必要な技の伝承が行われてきた。しかし、いまは残念ながら、同じようなやり方でマネジャーが現場で部下を育てられるような環境にはない。>(P.199)
この認識は僕自身、強く持っている。
営業に科学的な手法を持ち込む。
「そんなことができるのか」という思いはあるのだが、「そうでなければ、どうしようもない」とも感じているのだ。
営業の生産性を上げる。
これは僕の重要な課題だ。
その観点に、本書が指し示す方向性は合致しているのは間違いないだろう。
ただまあ、不満もある。
一つは具体例。
例えば重要なポイントの一つに「行動KPI」の設定があると思うが、この例がもっと豊富に示してほしかった。
勿論、それを探し出すことそのものが重要なポイントだというのは分かるが、本書で挙げられている3社の例では、ちょっと物足りない。
もっと多くのバリエーションを示してくれた方が、実行に移す上での参考にすることができたと思う。
あとは中間管理職から実行できる改革のあり方みたいなものを示して欲しかったかな。
なんせ、僕が「中間管理職」なんで(笑)。
改革にトップの不退転の決意が必要
それは分かるんだけど、そのトップを動かすために、中間管理職が何らかの「実例」を作るために動けるエリアもあるんじゃないかと。
ま、ここら辺はないものねだり?
「自分でやれよ」
おしゃるとおり。
いや、本当に刺激になった本だったよ。
自分自身の今後の行動を考える上においても、重要な意味を持つ本になるかもな・・・なんて予感もある一冊だった。
著者:杉田浩章
出版:ダイヤモンド社

以前、お付き合いのあったお客さんから、こんなことを言われたことがある。
「御社の営業も大変ですねえ。担当によって全然提供できるサービスのレベルが違うんですから。
例えて言えば、この間まで『ロールスロイス』ができてきてたのに、担当が変わったとたん『自転車』が届けられるようなもの。
その上、『自転車』を届けた社員について、
『御社で鍛えていただければ、いずれはカローラを』
と上司が言ってこられる」
このかたはズッと製造のラインにおられて、ラインオフしてから営業関係に出てこられた方。
発言は皮肉半分、営業の難しさに対する愚痴半分って感じだったんだが、僕は顔を伏せるしかなかった。
営業そのものが論理的に整理しづらい側面を持っているというのは重々承知している。
その中で関わる個々人が、個人的な努力と経験で培っていく、
そういうものが「営業」だという思いもある。
ただそういう考え方に逃げてないか。
最近、強くそう思うようになっているのも事実だ。
<高度成長期に強さを誇った日本の営業組織では、(中略)優秀な上司が部下を背中で鍛えるという「徒弟制」のようなかたちで、営業として必要な技の伝承が行われてきた。しかし、いまは残念ながら、同じようなやり方でマネジャーが現場で部下を育てられるような環境にはない。>(P.199)
この認識は僕自身、強く持っている。
営業に科学的な手法を持ち込む。
「そんなことができるのか」という思いはあるのだが、「そうでなければ、どうしようもない」とも感じているのだ。
営業の生産性を上げる。
これは僕の重要な課題だ。
その観点に、本書が指し示す方向性は合致しているのは間違いないだろう。
ただまあ、不満もある。
一つは具体例。
例えば重要なポイントの一つに「行動KPI」の設定があると思うが、この例がもっと豊富に示してほしかった。
勿論、それを探し出すことそのものが重要なポイントだというのは分かるが、本書で挙げられている3社の例では、ちょっと物足りない。
もっと多くのバリエーションを示してくれた方が、実行に移す上での参考にすることができたと思う。
あとは中間管理職から実行できる改革のあり方みたいなものを示して欲しかったかな。
なんせ、僕が「中間管理職」なんで(笑)。
改革にトップの不退転の決意が必要
それは分かるんだけど、そのトップを動かすために、中間管理職が何らかの「実例」を作るために動けるエリアもあるんじゃないかと。
ま、ここら辺はないものねだり?
「自分でやれよ」
おしゃるとおり。
いや、本当に刺激になった本だったよ。
自分自身の今後の行動を考える上においても、重要な意味を持つ本になるかもな・・・なんて予感もある一冊だった。
2009/10/25
iPhone情報整理術
・「iPhone情報整理術 あなたを情報”強者”に変える57の活用法!」
著者:堀正岳、佐々木正悟
出版:技術評論社

いやぁ、これはすごいわ。
iPhoneを使い始めたくらいじゃ、
「なんのこっちゃ」
って感じがするかもしれないけど(笑)、少し使い慣れたくらいで読むと、本書の「深さ」が見えてきて、ちょっと興奮するくらい。
「iPhone使用歴3ヶ月」の僕にはちょうどいい感じだった。
色んな使い方が紹介されてるんだけど、ベースになるのは「情報を持ち歩く」すなわち、「ノマド・ワーキング」に通じるスキル。
多少のことは分かってるつもりだったんだけど、
「ここまでできるのか!」
と驚かされた。
と同時に、
「これは使い方を間違わないようにしなきゃな」
と自制心も働いた。
ここまで「情報を持ち歩ける」となると、個人情報や重要情報の流出に気を配らないとかなりマズイ。
<今はまだ、会社の「文化」やセキュリティ上の制約があるため、そこまで徹底した「ノマドワークスタイル」を実践できないかもしれません。しかし、本書をお読みいただいた読者にはわかるとおり、技術的に「ノマドワークスタイル」はもう、実現しているのです。iPhoneを持っていれば今からでもできます。>(あとがき P.235)
実際にはクラウドのほうが情報セキュリティのレベルは高い部分もあると思うが、端末に取り込む情報もある以上、情報管理に対する神経の使い方はUPさせる必要があるだろう。
本書を読んで、
「やってみたい!」
と思ったスキルは山ほどあるけど、仕事がらみの重要情報については、ちょっと躊躇する感じ。
会社の方で対処できる体制ができれば別なんだけどね。
とは言え、それ以外のスキルでも、試してみたいのはいくらでもある。
まあこういう本って、少し時間がたつと情報が古くなって使えなくなっちゃったりもするんだろうけど、「今」ならば問題なし。
iPhone利用者には必携の書ではないか、と。
著者:堀正岳、佐々木正悟
出版:技術評論社

いやぁ、これはすごいわ。
iPhoneを使い始めたくらいじゃ、
「なんのこっちゃ」
って感じがするかもしれないけど(笑)、少し使い慣れたくらいで読むと、本書の「深さ」が見えてきて、ちょっと興奮するくらい。
「iPhone使用歴3ヶ月」の僕にはちょうどいい感じだった。
色んな使い方が紹介されてるんだけど、ベースになるのは「情報を持ち歩く」すなわち、「ノマド・ワーキング」に通じるスキル。
多少のことは分かってるつもりだったんだけど、
「ここまでできるのか!」
と驚かされた。
と同時に、
「これは使い方を間違わないようにしなきゃな」
と自制心も働いた。
ここまで「情報を持ち歩ける」となると、個人情報や重要情報の流出に気を配らないとかなりマズイ。
<今はまだ、会社の「文化」やセキュリティ上の制約があるため、そこまで徹底した「ノマドワークスタイル」を実践できないかもしれません。しかし、本書をお読みいただいた読者にはわかるとおり、技術的に「ノマドワークスタイル」はもう、実現しているのです。iPhoneを持っていれば今からでもできます。>(あとがき P.235)
実際にはクラウドのほうが情報セキュリティのレベルは高い部分もあると思うが、端末に取り込む情報もある以上、情報管理に対する神経の使い方はUPさせる必要があるだろう。
本書を読んで、
「やってみたい!」
と思ったスキルは山ほどあるけど、仕事がらみの重要情報については、ちょっと躊躇する感じ。
会社の方で対処できる体制ができれば別なんだけどね。
とは言え、それ以外のスキルでも、試してみたいのはいくらでもある。
まあこういう本って、少し時間がたつと情報が古くなって使えなくなっちゃったりもするんだろうけど、「今」ならば問題なし。
iPhone利用者には必携の書ではないか、と。
2009/10/22
面白南極料理人 本
・「面白南極料理人」
著者:西村淳
出版:新潮文庫

映画化されたんで、てっきり
「南極・昭和基地で、ペンギンやアザラシたちと戯れながら、ばか騒ぎを繰り広げる野郎ども」
みたいな話かと思ってたら、昭和基地じゃないんだね。
<ウィルスさえも生存が許されない地の果て、南極ドーム基地。そこは昭和基地から1000kmかなた、標高3800m、平均気温-57℃、酸素も少なければ太陽も珍しい世界一過酷な場所である。>(裏表紙)
ペンギン、アザラシなんてとんでもない、極限状況である。
もっとも、
「ばか騒ぎを繰り広げる野郎ども」
ってのは「当たり」で、
「まあ何て言うか、しょーがねーなー、中年のおっさんにもなって」
と思うんだけど、分かるっちゃあ、分かるんだよね(笑)。
ここら辺、女性読者はどうなんだろう?
内容としては南極越冬生活を時系列的に記録した作品。
何か核となるようなドラマチックな事件があるわけじゃなく、宴会を中心とした男どもの毎日が書かれてるだけなんだけど、状況の異常さと、その異常さの中でも楽しもうと創意工夫する「阿呆ぶり」が面白い。
まあこんな経験することはないだろうから(笑)、「ためになる」ってことはないだろうけど、楽しめることは間違いなし。
何冊か、シリーズが出てるようだから、そっちも読んでみようかなぁ。
著者:西村淳
出版:新潮文庫

映画化されたんで、てっきり
「南極・昭和基地で、ペンギンやアザラシたちと戯れながら、ばか騒ぎを繰り広げる野郎ども」
みたいな話かと思ってたら、昭和基地じゃないんだね。
<ウィルスさえも生存が許されない地の果て、南極ドーム基地。そこは昭和基地から1000kmかなた、標高3800m、平均気温-57℃、酸素も少なければ太陽も珍しい世界一過酷な場所である。>(裏表紙)
ペンギン、アザラシなんてとんでもない、極限状況である。
もっとも、
「ばか騒ぎを繰り広げる野郎ども」
ってのは「当たり」で、
「まあ何て言うか、しょーがねーなー、中年のおっさんにもなって」
と思うんだけど、分かるっちゃあ、分かるんだよね(笑)。
ここら辺、女性読者はどうなんだろう?
内容としては南極越冬生活を時系列的に記録した作品。
何か核となるようなドラマチックな事件があるわけじゃなく、宴会を中心とした男どもの毎日が書かれてるだけなんだけど、状況の異常さと、その異常さの中でも楽しもうと創意工夫する「阿呆ぶり」が面白い。
まあこんな経験することはないだろうから(笑)、「ためになる」ってことはないだろうけど、楽しめることは間違いなし。
何冊か、シリーズが出てるようだから、そっちも読んでみようかなぁ。