カーンさん、ザキさん、なのはなさんコメントありがとうございます☆なのはなさんのコメントに書かれてあった「悩み」の「拒否」「観察」「受容」のプロセスは学ばせて頂きました。
カーンさんやザキさんのコメントにあった「Clの小さな変化」を捉えていくことの重要さというものは、やはり大事な姿勢だと思います。カーンさんのコメントに「いい変化というのは、ほとんどの人が当たり前のことだと思っているからです」というものがありましたが、これはアドラー心理学の立場では非常に重視している部分ですね(カーンさんはもちろんご存知だと思います)。
アドラー心理学では、子どもが「問題とされる行動」を起こしていない時、それを積極的に取り上げていくというものがあります。例えば、廊下を走り回る児童がいる時、教師は「走ったらダメでしょ!」と問題とされる行動が生じている時には強い反応を示しますが、その子が廊下を走っていない時は何ら反応を示さないことも多いです。ここについて、アドラーの手法では「今日は廊下を走ってないね、きちんと守ってるね」と賞賛していきます。この手法からは随分と学ばされるものがあると思います。
こういった「小さな変化」に焦点を当てていくというのは、ブリーフセラピーにおいても同じですし、やはり、Clの否定的な部分ばかりを見るのではなく、もっと肯定的な部分を見ることの大事さというものが、強調されていると思います。
また、私の連想ですが、何をもって「変化」とするかを自分なりに整理しておいてもいいかもしれません。Clが変化しないことに対して、「変わらないなあ…」と嘆いてしまう時、自分の姿勢も「変わっていない」ことに注意を向けてもいいと思います。
私は往々にして、心理臨床とはClのみが「変化」するのではなく、Thも一緒に「変化」するものだと考えています。Clにばかり「変化」を強いるのではなく、Thも自身も「変化」していくことが必要な場合があると思います。ここで言うThの「変化」はザキさんやカーンさんがおっしゃっていた「小さな変化」を取り上げていくような姿勢に変わったりすることなどがあると思います。
心理臨床の醍醐味はClと共にThも変化していくことではないかと私は考えています。
また皆さんのご意見をお待ちしています(^_-)