いよいよ日本でも、外国人の入国時に指紋を取得することになります。
法務省によると、テロ対策のための入国審査の厳格化として、来月から、入国時に指紋と顔写真の提供が義務付けられるようになります。
対象となる外国人は、日本国籍を持つ者と、特別永住者、16歳未満の者、外交・公用の在留資格を持つ者、および国が招聘する者を除くすべての者です。
海外旅行で入国審査時に顔写真や指紋を取得されるのは、犯罪者の予備軍と見られているようで、あまり気分は良くありません。
まして、審査官はともかく、入国審査窓口に並んで待っている外国人を誘導する警備員のような人たちの態度は、往々にして悪いことが多いです。
なので、テロ対策という名目は分かっていても、完全にテロを防止できるわけではないのに、なぜ善良な市民がそのしわ寄せを受けるのか、といった文句も、長い行列にうんざりしているときには、頷いてしまったりします。
(時間がかかりすぎて搭乗時刻に間に合わなくなると、一転してスルーパスになることも疑問です。)
一方、銀行のATMやビルの入退室管理にも、指紋や静脈などの生体認証の技術は使われています。
おかしなもので、セキュリティの手段として指紋データを提供するのは、「どうぞ、どうぞ」という気持ちになります。
ただし、実際には、銀行のATMの場合、生体認証登録をすると、読取装置のついていないATMは使えない場合も多いので、結果的に不便ですので、登録しない人が多いようです。
自分の身を守る(潔白を証明する?)手段として、入国審査時に指紋データを提供していると考えれば、腹も立たないのかもしれません。
「物は考えよう」とは言いますが、みなさんはどう思いますか?