大きなニュースが次々に飛び込んで来るので、この「シャトルバス」も忙しい。昨夜から今朝にかけては、オバマ大統領の「ノーベル賞」受賞だ。新聞もテレビも論客を揃えて、一斉に論評を加えている。ざっと眺めて見ると、概ねは好意的である。2番煎じ、3番煎じを承知で、私なりの考えを記しておこう。このブログは、日記のようなものだから・・。

(オバマ大統領 Wikipedia より借用)
報道によれば、ノルウェーのノーベル賞委員会は、授賞理由について「国際外交や人々の協力関係を後押しする傑出した努力」を続けたと説明。「核兵器のない世界」を提唱し、核軍縮への新しい潮流を生み出した同氏の功績をたたえた。更に「オバマ氏が掲げた核兵器のない世界に向けたビジョンと取り組みには特別の重みがある」と強調し、授賞を通じて、米ロの核軍縮交渉や、イランや北朝鮮の核問題解決に向けた動きを、側面から支援する意図があるとみられている。
何しろ、民主党オバマ氏以前の共和党政権は、泥沼化したイラク戦争や金融危機など、暗いことが多すぎた。巨大企業の利益を代弁する資本家グループや、強硬な軍事集団「ネオコン」に取り巻かれ、アメリカ国民の大多数が望まない方向に進んでいたのだ。「チェンジ」で、暗かった前途に光明を見出したのは、アメリカだけではなかったのだ。オバマ氏の理念は、日本政界地図まで塗り替えるほどの影響力があった。
とは言え、オバマ大統領は、「理念先行で、実績はこれから」と批判する向きもある。ロシアのゴルバチョフ氏が、同じく「平和賞」を受賞しているが、彼の場合は、共産党独裁を改め、東西冷戦に終止符を打ったと言う、大功績があった。アメリカの大統領で、同じ賞に輝いた大統領には、日露戦争の講和調停で、セオドア・ルーズベルト氏、国際連盟創設で受賞したウィルソン氏がある。実績に対する受賞だった。
オバマ氏に対して対立する勢力は、勿論、批判的である。実際、自国の持つ「核兵器」をどれほど縮小できるのか、アフガニスタンへの軍事侵攻増強をどう説明するのか、等々。 オバマ大統領は、ノーベル平和賞受賞が決まったことについて「驚きであり、深く謙虚に受け止めている」と語った。大統領はそのうえで「受賞は私の業績への評価とは受け止めていない」と述べ、「世界の人々の希望」が米国のリーダーシップに寄せる期待を確認したものだと語った、と言う。その謙虚さ、自省の弁や良し。賞金1千万スウェーデンクローナ(約1億3千万円)は、慈善目的で、寄付する方針だと明らかにしたとか。それでこそ、賞賛に値する。日本の鳩山首相も、勇気を持って、新しい日本のため、是非、頑張って欲しいものである。

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