2005/8/14
奮闘記を楽しみにしていてくださっているみなさん、
しばらく更新ができない状態が続き、ごめんなさい。
ご存知のとおり今までの奮闘記の内容は、トリレモのその時の状況や
気持ちを書いてくれた情報を元に私がリライトしてしていますが、
メンバーもセカンドアルバムのレコーディングに入り忙しい日々を
送っていることもあり、情報が滞っています(笑)
メンバーもとにかくいいものを創りたいと集中していると思いますので、
落ち着くまで奮闘記をお休みしようと思います。
大事な時期に私が次の情報をまだかまだかと待っているプレッシャーを
与えてもいけませんので・・・。
どうか読んでくださっているみなさまも、気を長くして待っていてくださいね。
それから復活した後は、毎日更新ではなく3日に1度くらいの頻度に
しようと思っています。このまま毎日更新のままだとだんだん今現在に
追いついてしまいそうなので(笑)
それでは、またお会いしましょう。
素敵な夏をお過ごしください。
※ランキングにご協力お願いします!クリックしてください。
→人気Blogランキング

0
2005/8/8
新情報を元に2人は品川へと向かった。
初めての品川に着いてみると、そこには中二階みたいな広場があり、
仕事帰りの人で通行も多かったが、少し心配なこともあった・・・
「仕事帰りの人で凄く人通りも多かったし、場所的にも程よい広さがあって良かったんだけど、品川はオフィス街って感じで、他に娯楽が見当たらなかったんだよね。ホテルとかマンションとかはいっぱいあるんだけど、飲んだり遊んだり出来るようなとこが無かったんだよ。ちょっとしたショッピング出来るような場所はあるんだけどね・・・。だから、みんな仕事が終わったら、帰宅を急いでるって感じで音楽をゆっくり聴こうって雰囲気じゃ無いな〜って感じたんだよね〜。それに、人の歩くスピードが早いんだよね。それが凄く気になるんだ・・・」
と、今までの経験で2人は品川の雰囲気を、
場所的には良いけど音楽をやるには向かないかも?という雰囲気を感じ取っていた。
が、とりあえず「やって見ない事には分からない」という事で、
セッティングする事にした。
しかし、初めての場所でのセッティングは、
組む場所を間違えると、失敗に終わることも多々ある為、
最初は慎重に場所を選ばなければいけないが、
如何せん初めての場所で何の情報も無い為、
結局は人の流れを見て決める事にしたが・・・・
この場所が駄目だったのか、はたまた2人の演奏が受け入れづらかったのか、
演奏を始めてはみたが、誰一人として止まろうとしてくれなかった。
何度か演奏してはみたが、状況は一向に改善の兆しは見せなかった。
「この場所は人通りが多いけど止まりづらいのかもしれない。それに少しだけ止まろうとしかけてる人もいるみたいに見えるけど、人の流れが早くて、何だか新南口に似た様な感じを受けるんだよね〜。場所間違えたかな?」
結局、初挑戦の品川は最近の低調な路上の日々を反映したかの様な、
散々な結果に終わってしまった・・・
〜つづく〜
※ランキングにご協力お願いします!クリックしてください。
→人気Blogランキング

0
2005/8/7
渋滞もあって、大宮を良い時間帯で出来なかった事もあり、
もう一度、次の週に挑戦するかどうか迷っていた・・・
しかし、ひろぼ〜は気持ち的には乗り気になれないでいた。
時間が遅くなると客層がガラリと様変わりして、
トリレモには合わない雰囲気になる事と、
大宮へと向かう道が常に渋滞することで、
時間がかかり過ぎることが、ひろぼ〜の気持ちを億くうにさせていた。
ただ、他にどこへ行けばいいのか分からないひろぼ〜は、
来週も大宮でやるしかないと考えていた。
そんな時、2人にある情報が寄せられた。
「品川でもやれるらしい」
ファンの1人でもあり、いつも情報を与えてくれるサラリーマンから、
2人には願ってもない新たな情報が与えられた。
特に大宮へ行くのに乗り気になれなかったひろぼ〜にとっては、
神様からのプレゼントにさえ思えた。
「大宮に行くのが、ちょっと乗り気になれなかったから、この時教えてもらった情報は凄くありがたかった。落ちかけていたテンションが一気に上がって、新たな期待感を持つことも出来たからね」と、ひろぼ〜は語っていた。
そして、大宮から品川へと場所を変更して行く事にした。
本当は週末に大宮へと行く予定だったが、オフィス街でもある品川では、
週末より平日の方が人通りもあるという事で、急遽、平日に向かうことにした。
がしかし、期待を抱きながら向かった品川で、
2人は、また打ちひしがれる事になるのだった・・・
〜つづく〜
※ランキングにご協力お願いします!クリックしてください。
→人気Blogランキング

0
2005/8/6
ファンに新たな可能性を示すことが出来たライブを終え、
その次のライブへの期待感を深めるバンドとは逆に、路上は更に混迷を極め出していた・・・
「どこへ行ってみても上手くいかない。どうしたらいいんだ?精神的に追い込まれ、迷路に迷い込んだような日々だ・・・今度の大宮はどうなるだろうか・・・?」
ポジティブが売りだったひろぼ〜も、前向きでいるのが困難になってきていたが、
それでも、わたぶ〜が先に行って待っている大宮へと向かった。
わたぶ〜からの事前情報では、それなりに人通りも多く演奏するスペースもある。
ただ、自分たちのサウンドと合うかどうかは疑問だと聞いていた。
しかし、合うかどうかは分からなくても、
今は選択する余地も無く、贅沢を言えるような立場でもなかったのだ。
とにもかくにも初めて挑戦する大宮へと車を走らせるひろぼ〜だったが・・・
大宮へと向かう道は異常なほどの大渋滞だった!
そんなにかからないだろうと思っていたひろぼ〜だったが、
進もうにも一向に進む気配を見せない状況に苛立ちを募らせていた。
予定では午後5時くらいの開始予定でいたのだが、
酷い渋滞にはまり、結局予定時時刻を3時間もオーバーして、
大宮へと到着した時には、すでにひろぼ〜は疲れきっていたが、
わたぶ〜が確保して待ってくれていた場所へ機材をセッティングした。
長時間待っていて疲れていたはずのわたぶ〜だったが、
新しい場所での挑戦に気力は充実していたが、それとは裏腹に移動の疲れで、
ひろぼ〜は、やる気も気力も奪われ気が抜けていた。
それでも、何とか自分を奮い立たせて演奏を始めたのだったが・・・
開始時間が遅すぎたのもあって、この時間に集まる人達は、
近くにそれ系の店が多いせいかギャルとギャル男で占められていた。
前々からトリレモの音楽に、それ系の人たちが足を止めた記憶は無く、
例に漏れずここでも同じ状況だった・・・
何度か挑戦してみたが、結局上手く行かず、
この日も疲れただけで何の収穫も得られなかった。
わたぶ〜の話だと、もう少し早く始められれば客層も随分違っていたらしいが・・・
〜つづく〜
※ランキングにご協力お願いします!クリックしてください。
→人気Blogランキング

0
2005/8/5
初の試みである色んなセッションミュージシャンを加えてのライブは、
小さな反省点はあったが、それでも多くの良い評価を得られた良いライブだった。
「今回のライブは、新しい事に挑戦して、今までに無い世界観を表現できた。そしてこの次のライブでは今回に引き続きキーボードのやっさん、サックスのウノッキーに加えて、トランペットとトロンボーンが参加してくれるから、更にビッグバンド的な色付けが出来るから楽しみだ。ただ、テルちゃんは参加しないからギターパートの負担は減らないけど、その分フォーンセクションに比重を置いてやってもらおう・・・」
今回のライブを終え、3人じゃないステージに気を良くしていた。
それに、次回は待望のフォーンセクション参加とあって、
ひろぼ〜が常々やりたいと思っていた、
自分達の曲にビッグバンド的色付けが出来る事にワクワクして期待を膨らませていた。
それと、今回の編成を組んだ事でもうひとつひろぼ〜が気を良くしていた事があった。
「あっちゃんが入ってからのトリレモでは、スリーピースって言うのもあって、常にステージのどちらか側にいなきゃならなかった。でも、本来僕はずっと4人編成でやってきていたせいもあって、ステージの片方で歌うのには、やり辛いものを感じていたんだよ。でも、今回のライブで人数の関係もあって、久々にステージ中央に戻って、すごく歌いやすかったんだ。だから出来るなら今度から、この形を維持して行きたいと思ってる。やっぱり僕は端にいるより、真ん中が感情も込めやすいし、歌いやすい。何だか住み慣れた家に戻るみたいな感覚だよね(笑)」
しかし、この編成でやれるのは今度のライブまで。
ひろぼ〜が中央でやり続ける為には、
ステージ脇に陣取ってくれるプレイヤーをもう1人置かなければいけない。
3人編成に戻ればステージ上のバランス的な物から、
どうしても片方に寄らなければいけなくなってしまう。
それに、今の自分たちのサウンドや世界観を表現するのに、
スリーパートの音だけでは「無理だ」と限界も感じていた。
しかしこの時、こういう問題を解決する為、すでにひろぼ〜の中では、
ひとつのアイディアが浮かんでいた・・・
だが、この時ひろぼ〜の中に浮かんだアイディアの話はもう少し先の事なので、
その時期が来たら紹介することにしよう・・・
〜つづく〜
※ランキングにご協力お願いします!クリックしてください。
→人気Blogランキング

0
2005/8/4
異色な感じで始まったステージに、ファンも少し度肝を抜かれていたが、
オープニング以降、いつものトリレモ節全開のステージに、
ファンにもいつも通りの笑顔が戻っていた。
それに、この日サポートで参加してくれている、
ウノッキーのサックスに、やっさんのキーボードが良い具合で、
トリレモワールドを奏でていて、その繰り広げられる世界観に、
いつの間にかファンも酔っていたのだった。
ステージの中盤、ひろぼ〜が心配していた曲がやってきた。
が、もうこの時ひろぼ〜は開き直っていた・・・
案の定、歌詞は間違いだらけだったが、それでもひろぼ〜は楽しんだ。
新曲だったせいもあって、初めて聴く人達に間違いは分からなかったが、
結局はひろぼ〜自身が納得できるかどうかが重要だったみたいだ・・・
山場を越え、ステージも後半へと差し掛かり、
ここで、この日の特別ゲストであるテルちゃんを呼び込んだ。
そして、本番前のリハーサルでも評判の良かった「振り子」が、
テルちゃんのギターのイントロで始まった。
そして、それに続くようにわたぶ〜のベースが入り、ひろぼ〜のハーモニカが響き渡る。
この日のクライマックスと捉えていた「振り子」は、
普段ライブで聴くことが出来る雰囲気を凌駕する世界観を、この日は醸し出していた。
曲の中盤、恒例となっているひろぼ〜の語りが入り、
聴き入る人々の心に何かを残して行く・・・
そして、曲の最後では、これも恒例となっている、その場で湧き出る言葉とメロディーを、
思った言葉で、思ったように即興で歌うひろぼ〜の姿があった。
感情のこもった演奏に、聴く人達の感動を誘ったまま最後の曲「HAPPY?」へと突入。
この「HAPPY?」も、いつもと違い後半に楽器隊のセッション大会が繰り広げられ、
大盛り上がりのまま、この日のライブを終えた。
このライブ終了後、色んな人や共演者から彼らに対して、
賞賛の声が飛び交ったのは、あえてここで説明する必要も無いだろう・・・
〜つづく〜
※ランキングにご協力お願いします!クリックしてください。
→人気Blogランキング

0
2005/8/3
本番前になっても、ひろぼ〜の頭の中では歌詞を思い出しながらの反復練習が続いていた。
しかし、付け焼刃で必死に覚えたところで無駄な努力だった・・・
本番前のごった返す控え室の中では、集中しようにも出来るような環境じゃ無かったのだ。
本番を前に、控え室で盛り上がる他のメンバーと話しながらも、
内心は不安な気持ちが渦巻いていたひろぼ〜だったが、
「いつもみんなには、どんな事があろうともステージでは集中しなきゃならないし、何か問題が在ろうと頭を切り替えてステージに挑まないと、来てくれる人に失礼だ。と常日頃言ってる自分がこんなことでは駄目だ!不安な気持ちや弱気は連鎖する。もう僕も腹を決めよう!歌詞を忘れてしまうかも知れないけど、それでもステージに集中して今夜のステージを有意義な物にしよう。まずは、この瞬間を楽しむことから始めよう」
失敗をしてもいいからステージを楽しもうと、この時やっと頭を切り替えられた。
この日のイベントライブは、多くの人が詰め掛けていて盛り上がっていた。
トリレモのファンも多数駆け付けていて、メンバーがステージに出たときには、
会場はギュウギュウ状態で熱気に溢れ、
ステージ前ギリギリまでファンがせり出して来ていた。
その光景に少し緊張気味のメンバーだったが、この日のオープニングの為だけに、
急遽書き下ろした「大丈夫だ!」と言う今までのトリレモを知る人は驚くような、
ロックでファンキーそれでいて、歌詞はちょっとおふざけ気味の曲でスタートした。
(このライブ以降、「大丈夫だ!」は一度も演奏されていない・・・)
なぜ、こんなトリレモらしくない曲でスタートしたのか、ひろぼ〜に聞いてみた。
「今でこそトリレモの曲は切ないけど元気や勇気をもらえてメロウってイメージが付いてるけど、もともと過去にああ言う曲もやっていたんだよね。ロックでファンキーな曲で、ちょっとふざけた歌詞ってのも今のファンの人には信じられないかも知れないけど、昔は書いてはいたんだよ。ただ、この時のライブはお祭りみたいな感じだったし、ちょっと盛り上がるモノをやろうってことで、急に思いついて作った曲なんだ。まあ今のファンには不評を買うかも知れないな・・・って思っていたけど、たまにはこういうのもいいんじゃない?って事でやってみた。トリレモにもこういう一面があるんだよって感じでね。でも、案の定今のファンには不評だったみたいだね(笑)」
ファンの期待を裏切りつつ始まったステージは、
この先も驚きを含みながら進んで行くのだった・・・
〜つづく〜
※ランキングにご協力お願いします!クリックしてください。
→人気Blogランキング

0
2005/8/2
ライブ当日、仕事でリハーサルには顔を出せないウノッキーを除いた全員が、
渋谷TAKE OFF 7に集まった。
この日のライブは、弟分として昔からひろぼ〜が可愛がってきた、
オレンジナイフというバンドが企画した「夏子」というイベントライブで、
それにトリレモも呼ばれて参加する事になったのである。
そして、このライブは通常のライブと違い、トリレモの演奏時間が多めに設けられていた。
その為、ファンのみんなも多くの曲を聴けるということで、楽しみにしていたのである。
このメンバーでの本番のリハーサルも順調に進行していた。
このリハーサルで、ひろぼ〜が一番印象的に感じたのは、
このライブだけ参加してくれた、テルちゃんのギターで始まる「振り子」だった。
テルちゃんは自身のバンド、ボービーノックでもこのライブに参加していたのだが、
時間の無い中、トリレモの為と自分自身の経験を積む為に参加してくれていた。
ライブ後半で登場することになっているテルちゃんがギターを弾いてくれることによって、
「振り子」でギターの負担が減ったひろぼ〜は、
この日、久々に「振り子」でハーモニカを吹く事にしたのだった。
これによって深い意味合いのメッセージ性を持つ「振り子」が、
更に印象的な曲として生まれ変わったのであった。
この曲をリハーサルでやった時、その会場にいた他のバンドからも拍手が起きていた。
良い感じで、本番前のリハーサルを終えたトリレモは気分も上々にステージを降りた。
ただひとり、ひろぼ〜を除いては・・・
心配したとおり、ひろぼ〜はこのリハーサルでも新曲の歌詞を間違えていたのだった。
演奏は満足のできる出来だったのだが、歌詞を覚えていない不安に、
本番が心配でたまらなかったのである。
みんなが本番を楽しみに待つ中、ひとりだけ不安に襲われ、
気持ちを切り替えるのに必死になっていた。
しかし、この不安は無情にも的中してしまうのであった・・・
〜つづく〜
※ランキングにご協力お願いします!クリックしてください。
→人気Blogランキング

0
2005/8/1
依然として路上での悪戦苦闘が続く中、
次のライブに向けてのバンド練習は最終日を向かえていた。
今度のライブでは、キーボードにやっさん、
サックスでウノッキー、それにこの最終日だけ練習に参加した、
ボービーノックのギターのテルちゃんというメンバーを従え、
今までに無いトリレモサウンドを披露しようとみんなの士気も高まっていた。
練習にも熱を帯び出して、みんなも気合が入りまくりの練習だったが、
そんな中、ひろぼ〜だけが少し悩んでいることがあった・・・
「今までのトリレモサウンドが更に幅が広がって、僕が目指している世界観を出すには十分なメンバーが揃ったんだけど、やっぱりサックス一本だとソロ楽器としてしか使えないから、どういう風に組み込んで良いか悩むんだ。それでもウノッキーはボーカルや曲の邪魔にならないように考えてやってくれているんだけど、どうしても僕が求める管楽器って、ブラスバンドとか70年代のディスコサウンドにあるようなフォーンセクションみたいなのが理想なんだよね。だから一本だと音に厚みをもたらして鳴らすって事より、別のメロディーを奏でるって感じだから・・・まあでも、今度のライブの、またその次のライブではセクションで参加してくれるらしいから、その時は本当に理想としている形で出来るとは思うから、それまでの辛抱なんだけどね。だから今度のライブは何とかウノッキー1人でガンバってもらわないとね」
そういう贅沢な悩みを抱きながらも練習は気合の入った物となり、
時間が無いながらも、何とかアレンジも出来上がりライブに向けての準備は整った。
後は各自が家へ帰り、反復練習するだけだった。
しかし、ひろぼ〜はひとつだけ不安があった。それは、歌詞を覚えきっていない事だった・・・
ライブでひろぼ〜が歌詞を間違えるのは恒例のことで、ファンも良く知っている事だが、
今度のライブで披露する曲は、凄く歌詞が重要でそれを間違えると、
台無しになってしまうのである。
しかし、ひろぼ〜はいまだに覚えきれていない不安に襲われていた。
そして、覚え切れないままライブ本番の日を向かえる事になったのだった・・・
〜つづく〜
※ランキングにご協力お願いします!クリックしてください。
→人気Blogランキング

0
2005/7/31
錦糸町が駄目になって、急遽新橋へ移動する事にしたのだが、
新橋へは一度も行ったことがなかった2人は、
ファンの人に先導してもらい向かう事にした。
そして、新橋へ到着。
到着してみたら、またもや錦糸町でやっていた2人組みが先に着いてやっていた・・・
しかし、新橋駅の周辺の人通りはほとんど無く、寂しい限りだった。
ファンの人の話によると「平日は働いてる人の行き帰りで人も多いけど土日は少ない・・・」
しばらく、2人組みの演奏を見ながら周りの状況を観察していたが、
人が増えるような気配も無く、何だかここの雰囲気にも違和感を抱いていた2人は、
相談した結果、この日の路上はこのまま中止する事にした。
中止後、今後どうするかを2人は話した。
「錦糸町はもう一度挑戦する価値はありそうだけど、ネックは派出所が目に見える場所にあるってこと。新橋は人通りとかだけの問題じゃなく、何だか雰囲気が好きになれないんだよね。だから候補からは外そうと思う。錦糸町はまだ残しては置くけど、他の場所も行ってみようと思うんだ。だから前から候補にあった大宮を今度行ってみよう」
短時間だったが2人は話し合い、その結果。
来週は大宮で挑戦してみる事にした。
しかし、2人には少しばかりの焦りがあった・・・
「この日まで色んな場所に行ったけど、いまだに「これ!」って言える場所を探せていない。このまま見つからなかったらどうしよう・・・来週大宮に挑戦するけど、話に聞くと大宮でやっているバンドは今の流行系が多いらしいから、自分たちみたいに時代を意識しないサウンドは果たして受け入れられるだろうか・・・?」
と、不安と葛藤に襲われて、路上を続けいく危機を感じていた。
それでも、不安による弱音を吐きながらも、2人は歩み続ける事を止める訳にも行かず、
トリレモの歌を待っている人の為にも、早く新天地を見つける必要があった。
試行錯誤しながらも頑張っている2人だったが、
この苦悩はもうしばらくの間、続くのであった・・・
〜つづく〜
※ランキングにご協力お願いします!クリックしてください。
→人気Blogランキング

0
2005/7/30
予定したとおりに、2人は錦糸町へと向った。
ひろぼ〜はこの時、雰囲気的にも東南口に似たイメージを抱いたのもあって、
今回の錦糸町は邪魔もなく普通に出来れば「上手く行くんじゃないか」と感じていた。
そして、2人が錦糸町へ着いてみたら・・・
以前、新宿と池袋で一緒にやった事があるピアノとギターの2人組みが来てやっていた。
「あ、あの2人だ!あの人たちもここでやっていたんだ・・・池袋はどうなったのかな〜?出来なくなったのかな?」
先を越されたような気分になっていた2人だったが、
その2人組みのユニットに声を掛けてみた。
演奏中だったのもあり、しばらくステージが終わるまで見学していた。
この時、2人組みの演奏を聴いている人達の光景を見て2人は、
「ここを上手くやり続けられれば東南口や西口のような雰囲気で出来そうだ・・・」
と確信していた。
そして、演奏が終わった2人組みに話しかけ、
隣でやらせてもらう事にして、機材を運び出しセッティングを始めたその時!
「ここでの演奏は禁止しているから、やっちゃ駄目だ!」
という声が2人の後ろから聞こえた。
振り向くと、すぐ近くの交番から見回りに来た警○だった。
結局、初めての錦糸町での路上はセッティングをしただけで終わりを迎えた。
この日、新しい場所で2人を見ようと足を運んでくれていたファンもいたが、
みんなが到着した時には、すでに2人が止められた後だった・・・
何とかここまで駆けつけてくれたファンの為にも、
出来る場所は無いかと考えていた2人に、ファンの1人から「新橋でもできるよ」
という情報を聞き、急遽新橋へと向かう事にしたのだったが・・・
〜つづく〜
※ランキングにご協力お願いします!クリックしてください。
→人気Blogランキング

0
2005/7/29
新宿西口を追い出されてから、早一ヶ月が過ぎていた。
周りの人の情報によると、いまだに西口にはバンドがひとつもいないらしい・・・
まだ、自分達の居場所を見つけられずにいた2人は、
今後、どこに向うかを検討していた。
「溝の口は、まあまあ良かったけど、でも、場所的に遠すぎる。新南口はいまだに感じが掴めない。他の場所というと・・・今あちこちから得た情報だと、大宮か、錦糸町か、品川に町田。この辺りが出来るらしい。ただ、町田だと溝の口より遠いからほぼ無理。残るは4ヵ所だけど、どこがいいかやってみないと分からない。まずどこに行く?」
と、ひろぼ〜はわたぶ〜に聞いてみた。
「う〜ん、どこがいいだろうね〜。まずやってみないことには分からないけど、今までみたいに一箇所に決めてやり続けるんじゃなくて、何ヶ所か候補を持ってて、その日行った場所が駄目だったときは、もう一箇所に行くみたいにした方がいいんじゃないかな?まあそれが良いか悪いかは分からないけどね。ファンの人にとっては一箇所の方がいいんだとは思うけど・・・」
と、わたぶ〜も悩んでいたが、
2人はとりあえず、最近情報を得た一番近場の錦糸町から始める事にしたが、
まずは、始める前に一回どういう雰囲気なのか見に行く事にした。
そして、ある週の土曜日に、ひろぼ〜はファルコンを走らせ錦糸町へと向った・・・
錦糸町へ着いて、目にしたその場所は雰囲気的にも以前やっていた、
新宿の東南口広場に似ていた。
「新宿に比べたら人通りは少ないけど、ここなら良い感じで出来そうだな〜でも、すぐ近くに交番があるのはちょっと気になるけど・・・」
早速、見た感想と雰囲気をわたぶ〜に電話して伝えたひろぼ〜は、
「来週この場所で一回挑戦してみよう」と心に決めていた。
そして、次の週の土曜日、錦糸町へと向うことにした2人だったが・・・
〜つづく〜
※ランキングにご協力お願いします!クリックしてください。
→人気Blogランキング

0
2005/7/28
ある程度の規則を作ったことで、ゴチャゴチャになりかけていた、
アレンジがすっきりとまとまりだした。
だが、やっぱり単体で入れる管楽器は基本的にソロ楽器なので、
どうしてもボーカルとぶつかってしまうという現象が起きてしまうのは否めなかった。
だからと言って参加してくれるウノッキーを休ませてばかりだと、
「参加してくれている意味が無いんじゃないか?」という遠慮もあり、
注文をすることにためらいもあった為に、
ひろぼ〜は余計にそういう部分での難しさも感じていた。
がしかし、そういう状況でもやっさんの助け舟もあり何とか良い感じにまとまってきた。
段々とウノッキーにも慣れてきたひろぼ〜は所々、
自分が思いついたメロディーラインをウノッキーに伝えられるようにもなっていた。
そういう試行錯誤を繰り返しながら、段々とトリレモの曲は、
今までとはちょっと違う形へと姿を変えてきていた。
演奏的にも短いリハーサル時間ながらも、
今のままでも十分披露出来るレベルへとなってきていた。
そして、この日の練習を終わり、ライブに向けてのある程度の形が見えて、
終わってみれば、悩みながらも満足できる内容の練習だった。
このメンバーで、残るリハーサルは後一日だけだったが、
3人は何にも心配することは無かった。
心配するどころか次のライブが楽しみでしょうがなかったのである。
その理由は、今回サポートで参加してくれた2人がトリレモに新たなる可能性と、
今までと違う世界観を与えてくれていたからである。
結果的にこの日の練習を、充実した内容で終えることが出来て、
また更に、3人のモチベーションは上がりこの先、何の心配も無かった。
が、それは路上での事を抜かせばの話である・・・
〜つづく〜
※ランキングにご協力お願いします!クリックしてください。
→人気Blogランキング

0
2005/7/27
相変わらず路上では不調が続いているが、
ライブに向けてのバンド練習は意義のある練習が続いていた。
前回の練習からサポートで参加してくれている、やっさんの存在で、
トリレモサウンドに更なる広がりが加わり、
メンバーのライブへ向けてのテンションも日増しに高くなっていた。
そういう中に今度はサックスのウノッキーがリハーサルに参加してきたのだった。
本当は今回のライブにフォーンセクションで参加する予定だったが、
今回は他のメンバーの都合が合わず、サックスのウノッキーだけの参加となった。
ただ、この時ひろぼ〜フォーンセクションでの参加を予想していたので、
サックス単体での参加に難しいものを感じていた。
「以前、昔のメンバーがいた時、知り合いのサックス奏者に単体で参加してもらった事があって、その時、自由にやってもらったんだけど、サックス単体だとソロ楽器だから、ボーカルとかぶったり、常に入りすぎる事があったりで、単体だとやり辛いというイメージがあったんだよね。これがセクションだとコード楽器としてやってもらうことも出来るし、セクションで派手にやったり、間奏ではソロをやってもらうことも出来るから、幅が広がるんだよね。例えて言うならアースウィンドウ&ファイヤーみたいな感じだよね。だからこの時、他のみんなが参加できなくて、サックスだけだったから、どう入ってもらったらいいか分からなかったんだよね」
と、ひろぼ〜は管楽器単体で歌モノに上手く溶け込ませる事の難しさを語っていた。
難しさを感じながらも、ウノッキーとやっさんを含めてのバンド練習を開始した。
ウノッキーにはどういう風に入ってもらっていいか分からなかったひろぼ〜は、
ウノッキーが感じるままに自由にやってもらう事にした。
が、やっぱり懸念したように曲の中でどうしても、
サックスだけが浮いてしまう現象になってしまっていた・・・
そこで、ひろぼ〜は過去の経験を元に、入る場所と休む場所を限定することで、
くどくならない様にする為にウノッキーに提案し、
ある程度の自由にさせながらも、簡単な規則を作った・・・
〜つづく〜
※ランキングにご協力お願いします!クリックしてください。
→人気Blogランキング

0
2005/7/26
次の週の土曜日、ファンの子にも約束したとおり、
また溝の口に向うことにしたのだったが・・・
この日、色んなゴタゴタが重なり、出発が先週出た時よりも遅れたのである。
それでも、溝の口へ向っていたのだが、日が悪かったのか、
この日は事故やら工事やらで道が大渋滞だった。
そのせいもあって、このまま向っても溝の口に着くのは夕方過ぎになる事は明らかだった。
「夕方を過ぎてしまえば、長い時間かけて着いたとしても、演奏できる時間は僅かしかない。それなら、本意では無いけど、まだ新南口でやった方がいいんじゃないか?でも、溝の口でファンになってくれた子には申し訳ない事になってしまう・・・どっちにするべきだろう・・・?」
と、渋滞にはまりながら、試行錯誤してひろぼ〜は考えたが、
時間的な事と溝の口に着くまで、
渋滞にはまって体力を消耗してしまうハンデを考えた結果。
「今、この場所からだと新宿はすぐそこだし、今まで何回かやって一度も上手く行ってない場所だけど、色んな事を考慮したら、まだ新南口でやった方がいいんじゃないか」
という結論に達した。
しかし、この判断をした後も、溝の口でファンになってくれた子に対しては、
後ろ髪引かれる思いを拭い去れなかったが、もう考える時間的余裕も無いので、
わたぶ〜に連絡し、急遽新南口へと向うことにした。
新南口でわたぶ〜と合流し、前回までやっていた場所に機材をセッティングし、
早速、演奏を開始した。
この日は土曜日と言うこともあり、普段より更に多くの人が行き交っていたが、
反応は今までと同じような感じだった・・・
どんなに頑張っても止まる人の数は僅かで
「今日の判断は間違っていたのかも・・・?こんな事ならファンになってくれた子の為にも溝の口へ行くべきだったかも知れない・・・」と、ひろぼ〜は内心、悩んでいたが、
そういう気持ちを表に出す訳にも行かず、わたぶ〜や、他の誰にも言えず苦しんだ。
結局この日も新南口の反応に打ちひしがれて帰る羽目になった。
しかし、この先2人に希望の光が差すのは、もうしばらくの辛抱が必要だった・・・
〜つづく〜
※ランキングにご協力お願いします!クリックしてください。
→人気Blogランキング

0
1 2 3 4 5 | 《前のページ |
次のページ》