心理学に関連したエッセーを掲載します。また、心理学関連の本についての書評なども掲載していく予定です。とりあげた本の書評や私のエッセーに対する感想などをコメントまたはトラックバックでお寄せいただけると幸いです。メールはサイドメニューの「曽根剛のホームページ」からどうぞ。
ブログ型新入社員 (2006年5月12日)
毎年、新入社員のタイプを命名している財団法人社会経済生産性本部が、2006年3月に発表した同年の新入社員のタイプ。「表面は従順だが、さまざまな思いを秘め、ときにインターネット上の日記を通じて大胆に自己主張を行う。繊細な感受性とブログ的なネットワーク力に優れるが、パソコンに語るだけに止まる傾向もある」というものである。つまり、バブル崩壊前の終身雇用制時代の社員のように、一度就職したらその会社に定年まで居つづけるというのではなく、会社の枠内にとどまらず同世代と連絡を取り合う「ネットワーク力」をもつ。その一方で、毎日ブログ(インターネット上の日記風サイト)を書いて自分の心情を吐露しなければ落ち着いていられないという、寂しがり屋で、人とつながりたがり、認めてもらいたい欲求も強くもっている。しかも、そのブログを批判されるとすぐに萎えてしまう傾向もある。こうしたブログ型新入社員を育成するためには「温かい眼差しと共感」が絶対的に必要なのである。
