街の暮らし・消費行動を観察して、企業と街と生活者が持続可能に成長できる消費行動を提案するマーケティング&商品戦略サポーター。    得意分野は、子育て世代と高齢者世代の暮らし。 消費者の潜在ニーズをつかみ、新しい着眼点をご提案いたします。

2014/5/21

親子で街デビュープロジェクトのアーカイブ  

 杉並区和田商店街で取り組んでいる親子で街デビュープロジェクトでは、商店街近くに住む親子世代と商店街のマッチングに取り組んでいます。

 子育て世代が住む街に商店街は重要なポイントになっている一方で、商店でのお買い物の醍醐味を知らない若い世代。商店街に出会い、関わり、使いこなすためのきっかけを作る活動を行い、昨年度は事業実施前後の比較で、子ども連れの利用客が130%増加しています。

 親子で街デビュープロジェクトでは、育児休業中の母親たちが活動の中心となり、一年入れ替わりで活動。「自分たちの住みたい商店街をつくろう」と重ねた活動のアーカイブをホームページにまとめています。

 商店街が消費者を育て、消費者が商店街を育てる。

 育てあいの循環がめぐりはじめています。
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2014/1/3

2014年の抱負  

穏やかなお正月を自宅で過ごしています。

昨年は、「もてるアイデアをどんどん試す」一年でした。
商店街を知らない若い世代と暮らしのノウハウにあふれた商店街を結び付けるべく親子で街デビュープロジェクトを5月に任意団体として発足。杉並区の「商店会以外の団体が行う商店街支援活動」について初めてできた支援事業の採択を受け、「若い世代が商店街と出会いのきっかけ作り」を試みました。

昔ながらの商店街がもつ「知恵」や「人柄」は、親子世代が本質的に必要としているニーズにマッチしている。
問題は、お店×親子をつなぐ「コミュニケーション」。
若い世代にとって、商店街で「多様性」と出会い、使いこなす力を身に着けることは、人生に役立つ・・・と思います。
商店街にとっても若い世代のニーズに応えることは、新たな変化に一歩を踏み出すきっかけになると思うのです。

「一発のホームランより、バント10回」作戦で、とにかく「商店街って面白い」「店主さんと出会いが楽しい」「街にいるプロの力に驚き」という経験を小さく重ねてもらうことにこだわった・・・大まかなプロセスを組みました。
プロジェクトを支える「わだっち編集部」の面々の活躍(これが、すごいのですよ!)と、活動を始めたころから応援いただいている佐山先生、阿真さん、白石さんの底力あふれるサポートで、2ヶ月に一度のイベントはほぼ満席で開催できるほどに。
和田商店街の商圏在住の親子のおよそ10%が、2ヶ月に一度和田商店街に来ていただくことができました。

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大事なのはここからで・・・。
その後「商店街の店主さんとのふれあいが面白い!」と、その後商店街のお店を訪れる赤ちゃん連れの親子の姿が目撃されています。
赤ちゃん連れとは縁遠いと思われる居酒屋の奥座敷に、ランチ時に赤ちゃん連れが立ち寄ったり。親子カフェに親子グループのパーティが予約されたり。一見シニア向けと思われる食料品店がベビーカーであふれたり。シニアミセス洋品店でベビーカーを引いたお母さんがお買い物したり。銭湯に子ども連れのお客さんが訪れたり・・・。
してます!!これまで若い世代に知られていなかったお店の魅力、伝われば理解されるのですね☆

一方、店主さんたちの空気もドラスティックに変わってきました。
初めて「商店街ツアーの協力」をお願いした3年半前。
「この商店街は、親子が買いにいけるお店はないんだよ〜」という店主さんが大多数。
「この商店街のメイン顧客はお年寄り。親子は来ないし、来てもしょうがないよ」
「報われないでしょうけど、力尽きないでね」
と、哀れみ?とも思われる声の数々。
ところが今年はのっけから「お客さん向けの講座、声かけてね」とか、ハロウィンやクリスマスイベントも店主さんがノリノリで参加してくれました。
目の前に親子の姿が、店主さんたちを力づけています。

コミュニケーションが変われば、店主さん、お客さんそれぞれの「創造性」も変化する。
大きな発見のあった一年でした。

親子と商店街のマッチングが進むといいことばかりではなく・・・。
「赤ちゃん連れのお客さんとお店のマナー問題」もうっすら浮上しています。
スタンダードを作って「お店とお客を互いに裁く」のではなく、「知恵と笑い」でクリアできる・・・多様性あふれる商店街ならではのクリア方法をプロジェクトにかかわった面々とともに考えたいです。

2014年は、コミュニケーションの再構築で得られた関係性を「店主・親子それぞれの創造性を生み出す流れ」にステップアップしていきたいです。
昨年、10月を皮切りに「和田マイプロ」をスタートさせました。
同じ商店街に住む店主さんとお客さんの双方が「街とかかわるマイプロジェクト(マイプロ)」を発表しあい、ともに育てる関係性を育てています。

商店街を「庭」にたとえるならば、店主さんやお客さんの「マイプロ」は小さな花の種です。
商店街にふさわしい種がまかれ、時を経て美しい庭に育つことを夢見て。
楽しい一年の幕開けです。
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2013/11/22

新丸子商店街の取り組みが掲載されました  

全国商店街支援センターの広報誌に新丸子商店街の取り組み「まるこやさしズム21」の取り組みが紹介されました。→pdfから紙面も読めます
4年間の新丸子プロジェクトの発足から、現在専修大学商学部渡辺ゼミのみなさんの参画へと広がって「次々に新しい動きが生まれる街」になりつつある現在までのプロセスがぎゅっと詰まった内容です。

巻頭対談のなでしこジャパン佐々木監督のコメントがよかった。
「チャレンジする意欲を共有し、皆でアクションを起こしていくこと自体が重要・・」
根本はリーダーシップのあり方の問題。
チャレンジする意欲をどう保ち続けるか?小さな達成感の積み重ねと信頼関係は土台だけれど、土台を少しづつ強くするそれぞれの度量の広がり・成長が大切だと感じました。
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2013/7/5

消費者が活躍する商店街活動今年も広がります  

3年前から杉並区和田商店街で取り組んでいる「親子で街デビュープロジェクト」。住宅街の真ん中にある商店街と若い子育て世代が出会い、コラボレーションをすることで「今までにない商店街の魅力を発信」したり、商店街イベントで親子を呼び込むミニイベントを企画、、、消費者だから感じるニーズやアイデアをベースに店主さんと連携し、新しい風が広まっています。

今年は、杉並区で新設された「商店街活動を支援する外部団体への助成」を受けて新しい取り組みを計画。商店街を知らない世代だからこと発見できる新鮮な視点やアイデア。街の先輩である店主さんたちと出会い連携することで、街の人やお店をもっと知ることができ、小さな貢献をすることもできます。

和田の取り組みが加速するのは、毎年新たに個性豊かな母たちが参画してくれること!その熱意と行動力、アイデアにいたるまで本当にすばらしい。
まずは、例年開催している文章講座を開催して、新たな親子とお店が「取材」を通して出会っていく試みを展開中です。
文章講座で「伝える力」を磨いた母が、取材で商店街へ飛び出して行きます。

地域に眠る力がある。
そんな希望を感じさせてくれる母たちなのです。
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2013/2/15

(財)全国生活衛星営業指導センターにて出講します  お知らせ

2月19日、20日と(財)全国生活衛星営業指導センターにて新丸子商店街の活性化事例「まるこやさしズム21」についてお話をさせていただきます。

新丸子商店街は、東急東横線「新丸子」駅近くの四商店会が連携し、2010年から川崎市のエリアプロデュース事業に取り組んでいます。
商店街になじみの深い「シニア世代」と、商店街が気になるけれどなじみが無い「子育て世代」の視点からみた商店街ならではのよさをPR。
プランニングに際し、「シニア」と「ママ」の声無き声を拾い上げ、商店会の方々と独自のアイデアを練り上げてきました。

活動は3年目を向かえて、サービスステッカーの認知も進んできました。
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初日の講演の後、二日目は参加者50名とともに商店街の視察へ。
新丸子の「きめ細かなお店作り」をお伝えしたい。
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2012/11/9

ホームページを開設しました  お知らせ

今年は多くのみなさまにお力添えをいただき、おかげさまで商店街での取り組みも形ができてきました。
11日には、杉並区和田商店会と消費者が協働して作りあげたホームページが公開になります。
5月に創刊した地域新聞「わだっち」から縁をなして、9月には商店街ツアーを実施。(NHKにも取材いただきました。)10月に開講した文章講座では新たな親子の参加も広がって、今月いよいよ公開です。

もう一点、私の個人ホームページも開設いたしました。
http://www.norikonishimoto.com/index.html
商店会の方々をはじめ、地域のお母さん、女将さんさんたち、専門家の方々との出会いで生まれたプロジェクトの概要をまとめています。

出会いをつなぎ、互いに力を出し合う関係作りで、地域新聞が生まれ、少し変わった商店会ホームページが出来上がりました。
街に眠る力をつなぎ合わせることで、また新しい展開にチャレンジして行きます。
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2012/9/17

消費者・商店会のHP協創プロジェクト!  街づくり

7月から、杉並区和田商店会にて区派遣の商店街活性化アドバイザーとしてお仕事をさせていただいています。

現在進んでいる「和田商店会HP協創プロジェクト」は、ITになじみの浅い店主さんを若い世代の母親、専門スキルを持つ社会人がサポートして、手作りで「商店街の人・店の魅力を発信する」ホームページを製作しようというプロジェクト。
地域に眠るさまざまな「スキル」を持つ店主・消費者・地域住民の「小さな力」を結びつけて、「自分たちが誇りに思うこの街の魅力」を発信していこう!とワークショップや交流会で盛り上がっています。

商店街をサポートしようと集まってくれた母親は、赤ちゃんを抱えた育児休業中の母親も多くいます。
「育児休業中に、地域との関係を深めたい」
「こうして培った関係をバネに、復帰後の生活をがんばって行きたい」
「子どものふるさとになるこの街。子どもが子育てするときまで商店街の賑わいが消えてほしくない」

さまざまな想いを抱えながら、高いモチベーションでプロジェクトを支えてくれています。

さらに、彼女たちを支える地域で活動を重ねる先輩ママ世代のグループリーダーの方々や商店街で日々「がんばってるね!暑いでしょう!」と声をかけてくださる店主さんや町会の方々など、「ホームページをともに創る」ことをきっかけに「街の未来を考えよう」という輪が広がってきています。

9月22日・24日は、地域の親子を対象に「商店街ツアー」を行います。
若い親世代や小さな子ども世代はどんな視点で「商店街の魅力」を発見するのでしょうか?

詳細は、冬に公開予定のホームページでお披露目することに。多くの方に「この商店街に、行ってみたい!」と思っていただけたら、このプロジェクトは成功です。
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2012/2/15

商店街活性を目指して、なぜに文章講座?  

親子と商店街が出会うことから始まる消費者参加型の商店街活性を目指し、杉並区和田商店街近くで活動をしている親子で街デビュープロジェクトでは、2月13日から文章講座をスタートしています。

それは、「地域になじみの少ない若い消費者が商店街を知り、かかわる仕組みを作ることで、消費者の想いをくんだ商店街の再生をしたい」という想いからはじまっています。

通り過ぎている商店街は気になるけれどきっかけがつかめない。
そんな子育て世代にとって、地域の異世代をつながりを持つことは子どもたちの成長に欠かせないことなのです。
商店街のおなじみさんになるには、地域のお店や人を知ることが必要。それならば、お買い物以外で地域のお店のよさや知る方法はないだろうか?

昨年開催した、商店街と親子の出会いのきっかけを作るイベント親子で街デビュー@和田商店街では、商店街と親子のコラボレーションがテーマに上がり、コラボレーションを具体化するために「商店街の魅力を多くの人に発信する」アイデアが多数寄せられました。ご一緒した商店会の方々も「地域へのPRが商店会の課題」とのお言葉。いいマッチングができそうです。

消費者である母の視点で、商店街の魅力を発見・発信できる仕組みを・・・と考えていたとき、川崎市新丸子商店街のプロジェクトで総務省地域情報化アドバイザーの坪田知己先生とご一緒させていただきました。先生は地域住民の視点で、マスメディアとは違ったコミュニティメディアの人材育成を手がけられています。

「上手な文章の型をまねるのではなく、自分だけが書ける個性的な文章が面白い。」

出産後自分自身の暮らしを見つめなおし、つながりやスキルを再点検するチャンスがある母たちにとって、坪田先生のおっしゃる「自分磨きの文章術」はうっけつけ。さらに、そこで磨いたスキルをさっそく地域・商店街に還元する講座をと考えて企画しました。

講義ではインタビューや取材の基本スキルを講義・実習しますが、その中に「商店街のお店の取材」も盛り込んでいます。
ゴールを「(仮)街デビュー新聞0号発行」に定め、ゆくゆくは地域住民が街の魅力を発信する編集部ができたらいい。
そんな願いをこめて、連続三回の講座がスタートしています。
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2012/2/8

商店街の価値を考える  

今日は、お客さん視点で商店街の価値を考える検討会議の最終日。
街に住む多様なお客さんの視点に立って、商店街ならではの『お買い物』の価値を掘り下げる初回を受けて、その価値を計る仕掛けを検討しました。
プロジェクトの起案当初からご支援をいただいてきた方々が一同に介して、プロジェクトの道筋を描きながら一歩前進です。

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2012/2/5

消費者を巻き込む商店街プロジェクトプラン  消費者インサイト

年明けから、川崎・杉並で消費者を巻き込んだ商店街プロジェクトが新しい展開を迎えています。

新丸子のまるこやさしズム21推進委員会では、商店街ボランティアレポーター講座を受講いただいた皆さんにお集まりをいただき、第一回目の商店街ボランティアレポーター会議がスタートしました。
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商店会の想いとレポーターさんの想いをどうマッチングさせるか?がポイントでしたが、レポーターさんの視点・アイデアと意欲に頼もしさを感じた、うれしいキックオフとなりました。

さて、2010年に採択をいただいた内閣府地域社会雇用創造事業の一環として実施されているisb公共未来塾ビジネスプランコンペ。多くの方々のご支援をいただき、モデルケース作りを進めています。
今回採択者のホームページに私の「消費者参加型の商店街活性化事業」のプランを掲載いただきました。

採択者の同期では、医療と患者の架け橋となる医療マイスター制度の事業化を目指したり、産後の女性を支援する専門家(ドゥーラ)を育成する事業など、職業人として高いスキルを持ちながら、女性として、母としての生活経験を生かした起業プランが注目です。
ぜひ、チェックしてみてくださいね。
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