2015/4/14

フランス・クリダ公開レッスン  

にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ教室・ピアノ講師へ
にほんブログ村


クリックすると元のサイズで表示します

20代半ば頃。
もう、札幌市のオーディションには合格していたけれど、まだリサイタルはしていなかった頃です。

若い演奏者3人が、フランスの大ピアニスト、フランス・クリダさんの公開レッスンを受けさせて頂きました。全員が、リストの作品で受講し、私は「オーベルマンの谷」でした。

新聞社の主催で、会場は道新ホールという700席の大きなホールで、それだけでも緊張でした。

一番奥の金髪の方がクリダさん、手前の黒い服が私です。(茶髪に見えますが、染めてはいません。)


もう、本当に、下手だったんです。

よほど、ぎゅっと力を入れて弾いていたようで、「ひとつの音を2本の指で弾くと、音が硬くなるからやめるように・・」と注意されて、2本使っている自覚がなく、とてもびっくりしたのを今も覚えています。


ピアノをお持ちの方は、やってみてください。あ、机の上でもできますね。

例えば、2の指(人差し指)でぎゅっと力を入れて弾くと、疲れるので、無意識にSOSを発して隣の指を呼び寄せ、3の指(中指)か、1の指(親指)がくっついて、一緒になって押しませんか?

あるいは、3の指でぎゅっと力を入れて弾くと、4の指(薬指)が寄って来ませんか?

そういう状態の時って、関節が自由に動きませんよね?(関節の自由さ、柔軟性は、テクニックの分かれ道なのに!!)・・・そんなふうに、力で、弾いていたわけです。


たまたま、この公開レッスンのことを書こうと、写真をアップしてあったのですが、今日、大阪でのレッスンで、この話をしました。凄い力を使って弾いていた方に。。

やはり自覚はなかったそうで、もの凄く驚かれました。

でも、その方が、20代の私と違ったのは、今日、まだ2回目のレッスンで、部分的にですが、まったく違う弾き方ができて、指が動き、全く違う音色が出せたということ。


それは、元々、色々な奏法に関する情報を詳しくご存じで、それでもうまくいかずに悩み、色々な角度から考えていらしたこと、その上で、先日も東京で、長時間レッスンに来られたので、色々な角度から、沢山の説明を聞いて理解されていたこと。

そういった色々な要素が重なった上に、その方の変わりたい情熱が重なって、今日、たった2回目のレッスンで、劇的に力の抜けた、動く指、響く音が実現したわけです。
1回で全部を直すのは無理ですが、1度、1部分でもできたことは、必ず、できるようになります。大丈夫です。(^^)


下手だった若い頃から、長い年月、本当に色々な方にお世話になって勉強を重ね、「偶然」にも助けられながら、少しずつ進歩し、弾けるようになってきました。
そういう私の人生が、どなたかのお役に立てた瞬間というのは、言葉にできない感動があります。生きてきて、よかった・・・というくらいの感じです。

最後まで読んでくださってありがとうございます。

クリックよろしくお願い致します。
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ教室・ピアノ講師へ
にほんブログ村
0



コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ