熱海の観光客増加 「安近短」で注目 新たな魅力も発信
この夏、静岡県熱海市の観光客が増えた。
旅行会社によると、7月は宿泊客が2割近く増加。
原油高で海外旅行や遠出が敬遠される一方、
首都圏から近く、手軽に海水浴や温泉を楽しめるからだ。
かつて社員旅行の定番観光地だったが、
一時期を除き客の減少傾向が止まらない熱海市。
これを機会に客をつなぎ留めるための
新たな「魅力づくり」に躍起だ。
JR熱海駅の7月の乗降客は約70万人と前年同月比4・8%増。
海水浴場サンビーチの七月下旬の客は昨年の倍以上。
東京都杉並区の自営業の男性(47)は
「以前は海外へサーフィンに行っていたが、
飛行機は原油高で運賃とは別に
数万円の燃料代も取られるのでやめた」
とぼやいた。
JTBによると、
7月の熱海市の宿泊客は前年同月比約19%増。
「原油高で『安近短』の志向が強まった」
と分析する。
熱海市の宿泊客は1969年度の約530万人をピークに減少。
バブル期に一時回復したが、
2007年度は約290万人に。
ホテル・旅館も1980年度の236軒からほぼ半分になった。
課題はリピーターの確保だ。
市は、街を歩き、食べ物や風景など
熱海の新たな楽しみ方を知ってもらおうと
次々イベントを仕掛ける。
6月には路地裏や源泉をめぐる企画を開催。
「新しい発見があって楽しかった」
と好評で、ほかのイベントの参加者も増えた。
熱海に縁のある谷崎潤一郎ら文豪の足跡をたどる企画も計画中だ。
斉藤栄市長は
「市民一人一人がおもてなしの心を持ち、
観光客の満足度を上げたい」
と話した。
JTBによると、
今夏の「安近短」スポットで人気を集めたのは、
「海水浴場のそばにプールがある」
「旅館で子供客が仲居体験ができる」など、
本来の楽しみに加え
「プラスアルファ」のお得感がある宿泊施設だったという。
同社などによると、
秋の行楽シーズンでキーワードとなるのは「高質感」。
ファミリーが中心の夏と異なり、
秋の主要客は景気にあまり左右されない富裕層やシニア層。
プラスアルファを求める思いは同じだが、
その中身は大きく異なり、
「こだわり」や「教養」などを伴った
品質の高さが伝わる商品や宿泊施設が
人気を集めそうだ。
(フジサンケイ ビジネスアイ)
熱海は、僕ら世代は、
逆に隠れたスポット的感覚だったんだけどね。
最近は、熱海を利用することも多かっただけに、
暴かれちゃった感が逆にありますね。
でも、熱海って本当にいいところだよね。
やはり、昔も今も、いい所はいい。
遠くに行くか?近くに行くか?
の違いなら、近場でいい方が断然いいよね。
静岡はそういうところがいっぱいあります。
再認識するには、この景気もいいことなのかもね。

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