ネットって、ほんとに便利です。
前回紹介した昔話は、なにしろ40年以上も前のぼんやりとした幼少の頃の記憶から書いた物語だったのですが、正確には
「魔法の仮面」というお話だそうで、すぐに教えてもらえたので、感謝です。
このサイト、一読の価値ありですよ。
「人が心の内で考えることは、そのまま、その人の人格となる」
そ、そうなんや、やばい!? …
皺の話だけに、もう少しひきのばし?ます。
女性にとっての皺は美貌の大敵!
毎日、お肌のために高価なアミコラを飲んだり、ゲルマローラーでコロコロ、果てはボトックス注入など、涙ぐましい無駄な努力を皆さんたくさんしておられることでしょう。(失礼?)
逆に男の顔の皺って、(中身はどうでも)まるで人生の年輪の深さが滲み出たかのように、結構カッコよく見える場合もあります。
僕がオーストラリアで研究をしていた頃のお話です。
その施設で2番目に偉いボス、アンディの額にはまるで音楽の五線譜のような幾重もの皺がありました。
アンディは家族を連れて英国からはるばる移住してきて、新生児科の指導医として頑張ってはいるけど、どうしてもトップの教授ほどの業績は残せない、スター性もない、そんな苦悩がおでこの皺に深く刻まれている…
まだ30代前半と老化知らずの僕は、彼の話すブリティッシュイングリッシュがほとんど聴き取れず、しかも外見が脳殺皺々ということで、なんとな〜く敬遠していました。
僕と同僚のフィリピンから来たおばちゃん小児科医のエレンも僕と同じ考えだったようで、アンディのことがちょっと苦手な様子でした。フィリピンから出稼ぎに来ている新生児科医たちは南方系のお国柄なのか、みんな陽気で人懐っこくて、同じアジア人同士、僕とも気が合いました。
一緒に食事をしたり、街に遊びに行くようになったりして、いろいろ話しているうちに、アンディの額の皺の話になりました。
「オージ、研究が終わって、日本に帰ってもあなたは偉くなったらダメよ。でないと、あなたもアンディのように皺だらけになると思うわ。」
日頃から穏やかで、あまり自己主張のないエレンがめずらしく僕にそう忠告してくれました。それ以来、僕は人生の重要な岐路にはできるだけ苦悩が少なそうな道を選択している気がします。
いくら文化や言葉が違っても、側で一緒にいると人間って分かり合えるんだなぁって、実感しました。
おかげで?、周囲からは軟弱だとか、世渡り上手の罰あたりとか、揶揄されるんですけどね。
村上龍のエッセーで、
「その人がもつ才能や資質と、実際の努力の量と、その結果がどれほど幸運なことなのか、この3つの要素の相関関係は、周囲の人が一番よく理解している」という意味の文章を読んだことがあります。
ミスチルの桜井さんもfanfareの歌詞に、♪「僕はボクさ」と主張をしたって、僕もボクをよく知らなくて、ぐるぐる自分のしっぽを追いかけ回して〜って、唄っています。
一番理解しているはずの自分のことほど実は自分ではよくわかっていない。
自分とは、結局、自分を認めてくれた他者の中にこそあるんだという真理、う〜ん、哲学的ですよね!
あれ?、皺の話が変なほうにいっちゃいました〜

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