電話での問い合わせや来院時の質問はもちろん、このブログへのアクセス数もハンパじゃないので、今の時点でのワクチン情報をお知らせします。
まず、本日の新聞夕刊では1面に、「新型インフルエンザ予防注射、まずは医療従事者に」という記事が載り、実際に注射を打っているような写真も出ていますが、僕の手元に注射薬はまだ1本も届いていません。
当然、誰にも打っていません。
まず最優先で医療従事者に使う分の配送が国から兵庫県へは2万本ちょっとあったそうなのですが、県内の約5,000のインフルエンザ予防接種医療機関から請求された職員数が13万人分もあったため、結局最初は全ての施設に均等に2〜4本程度しか入って来ないということです。
予定では、来月から妊婦さんや基礎疾患がある方への注射も始まるはずなのですが、その必要本数を今日、医師会に連絡しました。でもこれもみんなが水増しして本数を書いていれば、結局は医療従事者用と同じで各施設で均等に配給せざるを得ないと思います。
そんな状態で一般の方からの予約を取れと言われても、大変難しいものがあります。
現在の国の構想では、一般の幼児〜小学3年生への接種は12月からになります。
でも、基礎疾患をお持ちの方がそんなに沢山はおられないので、11月末までもかからないはずです。
マニュアルには施設によって前倒しで少し早めてもよいとも書いてあります。
僕もすでに流行が始まっている小学生や幼稚園児に希望者には一刻も早く打ってあげたいです。残念ながら、今の状況からすればまず無理っぽいですけど。
国がもっとたくさんの薬を生産して、もっと早くから配給してくれればこんな騒動にはならなかったと思うのですが…
もっと言うと、こんな争って奪いあうほどの貴重な注射じゃないんですよ、インフルエンザの注射なんて。
きちんと受けても効くかどうかさえはっきりしていないのに。
しかも、国は1回の注射で78%の方に抗体の上昇が認められたため、13歳以上は1回のみの接種になりました。なんとも、エ〜加減な方向転換です。まぁ、そうでもしないと足りないんだからしょうがないけど。
国産と外国製の違いですが、先週土曜日に講演に来られた岩田健太郎先生からは、「外国製の方がよく腫れるけど、よく効く!?」という、コメントでした。
ということで、
野間クリでは新型インフルエンザの予防接種に関して、以下のような方法で行いたいと思います。
完全予約制です。
接種するのはうちにカルテのある方やそのご兄弟に限ります。
妊婦さんにはしません。注射の種類が違うようなので。
希望者はクリニックに直接来て頂いて、予約ノートに名前を書いて頂きます。
電話での予約は一切いたしません。
基礎疾患の程度や年齢などの条件を検討しないといけないからです。
料金は国が定めたとおり、1回目が3.600円、2回目が2.550円です。
現在は季節性インフルエンザだけですが、それでも大変混雑していますので、お釣りが要らないようにご準備頂けると本当に助かります。
今後の注射薬の届く量によって、火曜日、金曜日のインフル注射時間に実際接種する人数を決めたいと思います。
したがって、今は注射が届くかどうかもあやふやなので、予約はまだ始められません。
予約可能になり次第、また、ここでもアナウンスしますね。
11月になると学校や保育所の健診も始まるので、火曜日、金曜日でも注射ができない日があります。
ご注意ください。
「小学生やのに、そんな時間帯だと来れないやん!毎年していたのに〜」
よくこんなお叱りを受けます。ごめんなさい。
12月や来年の1月になって、時間が取れるところがあれば、土曜日や木曜日での設定も考えたいと思いますが、とりあえず、お薬がきちんと届くようにならないと無理です。
僕もスタッフもぎりぎりのところで働いていますので、ご協力、ご理解のほど、お願いいたします。

35