「「タイヨウのうた」感想文(なるべく映画全体?バージョン)」
YUI
『タイヨウのうた』試写会に行ってきました。
もう一度感想らしい感想を書きたいと思います。
先日の
(すごくYUI寄りバージョン)はあまりにも
YUIに重きを置いて書いたので、感想っぽくなかったので(笑)
注:ネタバレです。
映画の内容は知りたくないぞっ! って方は読まないで下さい。
まずは、
YUIの唄ありき・・・。 ってことは大前提としてあるのですが・・・。
今回はその部分は程々にして、映画の本質の部分について書こうと思います。
と言っても映画の内容や役者さんの素晴らしさなどは、沢山の人がブログなどで書かれていますので、映画のテーマや意味などを僕の感じたままに書きたいと思います。
「そんなわけね〜ジャン」とか
「勘違いしちゃって(笑)ププッ。」とかって言わないでくださいね(汗)
映画冒頭部。綺麗な風景の中、早朝を思わせる音が聞こえる。
静かな表情でやさしい瞳を窓の外に向ける
YUI(薫)登場。
出演者紹介を兼ねたようにメインキャストが登場してくる。
なんとなく病気の事も触れ、公園でのストリートシーン。
ここで、「
It's happy line」が唄われる。
・・・なんとなくいつもと感じ方が違う。
YUIの唄ではなく、映画の。
そうだ、いわゆるBGMや効果音が無い。
まだ一度しか観ていないので正確ではないが、BGMや効果音の比率がとても低い。
これは間違いなく意図的なもので、後で思うにやはり
YUI(薫)の唄をメインテーマに置いている事が大きいと思う。
それと昼に外に出られない薫の生活を思えば静寂や静かな音楽が効果的だったとも思える。
これは新しい試みのようだし、僕の好きな大林監督の手法にも似ていて好きだ。
映画を見る前にイメージとして持っていた事。
主人公は病気であり、普段の自分では考えられない不便さ・大変さを持っている。
→淡い恋をするが、病気が壁となり・・・。
→つまりは悲しい結末を迎え、涙。
これで十分映画として成り立つし、XPと言う病気を知ってもらえる。
十分に満足できるだろう。しかも
YUIの
「あの」唄だし・・・。
こんな事を考えていた。
でも違った。
若干25歳の
小泉監督は、あえて
「泣き」を前面・メインのテーマにしなかった。
いやらしい話だが、そうした方が間違いなく興行成績は伸びると思う。
そしてあの映像を見れば
「泣かす」事は容易い。
ちょっと手を入れれば僕でも出来そうな位の素材はあるはずである。
・・・でも、そうしなかった。
監督が、そして
YUIを含めた
小泉組が作り上げたのは、「
生きるチカラ」。
そして
「誰かを想うキモチ」。
これがすごく溢れていたと思う。
恋に敏感な若い世代が見たならば、それは叶わない恋を想う「初恋」の物語。
男の子が観れば、自分に好意を寄せてくれた女の子にどんどん惹かれていき、その子の生きるチカラになれる「恋愛」の物語。
親の世代が見れば、いつの間にかたくましく成長した我が子を誇りに思える「親子」の物語。
そして僕が想うもう一つの映画のテーマ。
それは誰もが
「タイヨウ」であるということ。
「タイヨウのうた」。
「タイヨウ」って主人公があこがれ続けた昼間の世界。
けしてその下に出られない憧れの世界についてだと思っていた。
もちろんそれもそうだと想うけど・・・。
「タイヨウ」=「主人公(薫)」なのではないかと思っている。
映画だから主人公の主観になるけど、これを見て感じた貴方は誰かのための
「タイヨウ」になってください。そしてあなた自身が
「タイヨウ」ですよって。
そんなメッセージが込められているのかなぁ・・・。
と思っている。
誰もがそうではないと思うけど、病気とかそういうきっかけがないと気付かない気持ちがある。
僕も数年前に母を亡くした時に、初めて気付いたキモチがある。
そういう優しい気持ちを気付かせるきっかけをこの映画は持っているんじゃあないだろうか?
すごく優しい気持ちになるし、成長させてくれるような気もする。
恋愛面でもそうだ。
素敵な恋がもう一度出来るような、もう一度したいと思わせるような感情が芽生える。
「恋」なんてもう恥ずかしくて口に出来ないような年齢だと思っていた。
自分の気持ちにまっすぐで、何に対しても純粋であるのは若いからこそと勝手に決めていた。
将来的なことも考えると、この人と(結婚)は無いな・・・。なんて自分勝手な解釈で傷つけてしまった人を思い出した。
なんか自分が恥ずかしい気持ちになったのもこの映画を見ての感想だった。
そんなキモチを思い出させてくれる。
すごく意味の深い映画じゃないかと思う。
色々な世代の人に是非見てもらいたい。
・・・といってもここまで読んでくれた人はほとんどの方が観ていると思いますが・・・(笑)
例えば若い女の子は彼氏でもいいし、思いを寄せる男の子でもいいけど、出来ればお父さんと観て欲しい。
そして、こういう綺麗な話を知りもせずに端から否定をする人もいるけど、そんな人が一人でも多く気付いてくれるといいな。
「誰かを想うキモチ」って素晴らしい。
その気持ちがあれば、色々なことが良くなる。
騙したり、ずるかったり、ひどかったり・・・。
「なんで??」って想うニュースが多すぎる。
もっとシンプルで、大切なことがあるよって。
家族であり、愛であり、夢であり・・・。
口に出すことが何故か恥ずかしいと思ってしまうような世の中は「違う」よって。
薫は教えてくれているような気がする。
でも遅くないよ。
だって、僕たちは薫と違って、これからでもやり直すことが出来るから。
最後に残念というか、「こうだったらな〜」的なこと。
ちなみにここからはいつものように
YUI中心(笑)
公園で孝治と出会う前のストリートシーン。
是非「何が聞きたい?」の台詞(
Yui's Diary参照)は入れて欲しかった!(って、無かったですよね?)
予告編では防護服を着ずにタイヨウの下にいる
薫と孝治の場面があったような・・・? あれはどんな場面??
最後に、これはホントに
妄想ですが・・・
設定が福岡で(もしくは福岡から治療のため上京してきた設定で)
YUIに
博多弁で台詞を言ってもらいたかった!!(これキますよねぇ??)
「あんたの事、好いと〜よ。」
う〜ん。たまらん!!

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