その2
私は1970年生まれ 現在41歳である。
顔で気になるのは すっかりホウレイ線が存在感を増し、(小鼻から口もとの線ね)
オバサン顔になった事である。
カナダの乾燥は 夏も冬も凄くて 寝る前には たっぷりとクリームを塗る。
そうしないと 年齢も相成って 顔に縦じわが出来たりする。なんと恐ろしい。
お年頃の時から 「洗顔料」 にも凝っていて
新製品が出るとよく買った。
様々な 洗顔フォームを買ってみた。
泥のマスクタイプは顔が赤くなり、
スクラブ入りも肌が荒れた。
必要以上に脂分が出て 肌が カサカサになったりした。
そして
結局 普通の固形石鹼に落ち着いた。(笑)
30代になると 飲むコラーゲンを毎日 飲んで、
錠剤のコラーゲンも飲んで、
様々な きれいになるサプリメントを飲んだ。
風呂にもきれいになると言われる入浴剤を入れて入った。
髪の毛が抜けて 痛むので
シャンプーにも気を使った。
シャンプー、マスク、トリートメント、リンス、流さないトリートメント
全部使ったりして 髪のケアにも頑張った。
これらを合わせると 凄い金額だったと思う。
さて
カナダに来てから 私の一日はというと
朝は6時50分に起き (と言うと、うちの母はたまげるだろう)
連れと 連れの同僚の弁当を合わせて3つ作りることから 1日が始まる。
夜は 出来れば11時には布団に入りたいが
ちょっと無理なので 12時までには、と
早寝 早起きを心がけている。
おかしなもので 2009年に手術をした後 いつも疲れて
夜は10時半には 毎日布団に入っていた。朝は7時半に起きていたんだが、
体調が悪いのに 肌の調子は良くなっていることに気が付いた。
抜け毛がひどかったのも 気にならなくなり、
キシキシ言っていた髪が 指がすっと通るようになった。
あれ??
女性を美しくするホルモン (エストロゲン)は
なんでも寝ている間、夜中12時から2時の間に 一番分泌されるそうである。
自分で店を持っていたころ
私は毎日 午前3時半ごろに寝ていたので
この美しくなるホルモンの活動を妨げていたことになる。
実際 2009年の後半から 2010年にかけての私は
体調がすぐれずに3日も風呂に入らず 顔も洗わず、化粧水もつけずに
数日過ごす、ということが珍しくなかった。
にも関わらず 肌の調子は良くなるばかりで驚いた。
現在は 思い出してサプリメントを飲むこともあるが
固形石鹼で顔を洗い、化粧水とクリームを塗ることで 十分いい状態で
キープできている(と思う)
頭もシャンプーとリンスのみ。
今となっては なんで あんなに美容製品にお金をかけていたのか
不思議なくらいだ。
長年 朝方寝る生活を続けて 当たり前になっていたので
「その日のうちに 寝る」
ということが こんなに効果があるとは夢にも思わなかった。
美しくなるためのホルモンが 午前12時から2時までの寝ている間に作用する、
との話を聞いた時
なぜ そんな時間まで決まっているのかと不思議だった。
寝てから2時間後くらいから作用する、でもいいではないか。
しかし 地球上に生物が誕生してからの歴史を考えたら
日中 太陽の恩恵を受け活動していた草花も 日が沈めば その花を閉じ、
翌日への成長を遂げてきたのだ。
太陽と暗闇の中で進化してきた動植物を思えば
静かで暗い午前12時から2時までの
2時間が深い意味を持っていても不思議ではない。
時計を持ち 自分たちの都合で 夜中も活動するようになった現代社会
ではあるが
自分の体は 古代からの長い長い歴史の末に出来上がったもの。
若い子たちから
美容について相談されることが多くあるが
今の私は
「12時までには布団に入って ちゃんと寝なさい」
と 答えるようにしている。
相談してくる女の子の多くが 定職につかず、朝方までインターネットをして
昼夜 ひっくり返った生活をして
頬に赤いニキビをいくつも作った赤ら顔の子だと言うのも興味深い。

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