久しぶりにまとまった雨が降りましたね。
ようやくお肌の乾燥も落ち着いたような・・・
・・・雪ですか

?
いやいや、温暖な小田原には降りませんよ。
テレビの天気予報で
何故か小田原に雪のマークがついていましたが
降らないのですよ、小田原には。
天気予報を見ていていつも不思議に思うのですが
小田原は横浜あたりよりも
最低気温が低く表示されています。
でも実際に朝の東海道線に乗っていると
東へ東へ行くほど寒いです。
3つ向こうの二宮駅あたりで冷たい風が入ってきて
雪が降るときは5つ向こうの平塚駅から東側。
相模川を越えると、さらに寒いです。
8つ向こうの藤沢駅ときた日にゃ、もう極寒の地ですよ。
小田原人に言わせますとね
ああ、話がそれました。
茶人 松永耳庵の庭園に続き、清閑亭について書こうかと。
清閑亭は政治家黒田 長成(くろだ ながしげ)侯爵別邸です。
同じ小田原市内にあっても
違うもんだな〜と思います。
松永耳庵の庭は、やはり茶人だけあって
いくらか海が見える高台を選んではいますが
山裾に“市中の山居”を作った、という感じがします。
こちらの清閑亭は、温暖で風光明媚な小田原を
目一杯楽しもうと場所選びをしたと思います。
ですから、メインのお部屋から見えるお庭は
どーんと海に向かって明るい雰囲気で
水平線と真鶴半島を楽しむことができます。

今は低木の背が高くなり、庭の下には住宅街ができ
たいへん残念なことに
正面のお宅の電柱が景の中心にあるのですが・・・
その明るさ、おおらかさを強調するように
石使いは豪胆。巨大な沓脱石

!!

デザイン的な意図なのか
庭園の主人の公爵が豪胆な性格だったのか・・・
玄関へ向かう根府川石の飛び石も大きくて
大変に男らしい印象を受けます。
が、画像を撮り忘れましたので、そこはまた今度

とはいえ、部分部分は大変緻密に作られています。
これは、作庭にあたった職人さんの性格かしらね。

角の石がきっちりした、目地も美しい丁寧な仕事!!
師匠によりますと
犬走りの曲がり角部分に作られた
沓脱石はめずらしいのだそう。

今度は庭から見た画像も撮りましょう。
玄関から外をまわって表の南の庭に行く手前にある
建物北側の庭は、比較的石が小さく穏やかな表情。
玄関前の角のはっきりした根府川石と違って
角のとれたやさしい飛び石が迎えてくれます。
樹木はシャラやカリンなど
幹の表情の面白いものをわざと選んで植えたようです。

手前の苔地は素敵ですが
奥は白くまぶしい伊勢砂利を敷いちゃったのが、残念です。
(最近敷かれたようです)
松永耳庵の庭園の時にも書きましたが
関東のお庭は、土と地苔を楽しむものなので
あんな風に派手派手な伊勢砂利を敷いては台無しです。
やめて欲しいわー

ちなみにこちらは、所有は小田原市
管理は市内のNPO法人さんに任されています。

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