名人戦・順位戦の新聞社移行問題が急に表面に出てきています。
将棋の歴史等に詳しい人から見れば、いつか生じる問題ですのでびっくりする事はありませんが、表面化が突然に感じた事は一般的でしょう。
今回の特徴は、契約金が明確に公表されている事で、前回2回の移行が闇で行われた事と比べれば、現在風に進歩したと言えます。
当然ながら詳しい事情は知るよしはないので、よしあしは言う段階でも立場でもありません。
しかし、いわゆる「やじ馬」的意見があちこちで、無責任に言われている事は予想された事ですが残念です。
前回の移行も見てきた者の一人として、間違った意見だけはコメントしておきたいと思います。
1:「白紙撤回すべき」>これは現状維持という事ですが、あまりにも無責任な発言です。(第3者は無責任ですが)。一番伝統があり、竜王戦以外の対局料と基本給を決める棋戦が、竜王戦に追い越されたにもかかわらず改善される事が長くない。伝統的に2位の王将戦(毎日系主催)が消滅の危機にある。これを維持する事は、避けるのが普通の考え方です。
2:「毎日新聞に契約金のアップを交渉する。」1:と重複しますが今まで無理だった事は明白です。
3:「朝日新聞に別の大型棋戦の主催を提案する」:歴史的に見て朝日が名人戦以外に興味がないのは明白です。
4:「もっとよく考えるべき」:昨夏の諮問委員会以降の動きで、朝日の回答が3/17ならば、表面化は遅くても理事会での検討不足とは言えない。
5:「タイミングが悪い」:3/17朝日回答(遅い・狙っていた?)、3/31・3年自動更新期限、5/末・棋士総会で正式に決定。のスケジュールならば他になかったでしょう。(朝日回答日に作意を感じなくもないが・・。)
6:「理事会は責任を取って総辞職せよ」:5/末の総会で理事選挙もあるので、こんな事は当事者にまかせておけばよい。
7:「毎日と交渉すべき」:自動更新を行わない(来年度からの3年)事の通知ですから、今から交渉でしょう。
8:「金もうけ主義」:少なくても当事者にとっては当然の考え方。ファン無視かどうかは、長い目でみた結果できまる問題。結局は自分に戻ってくる問題であり、情報不足ではなんとも言えない。
9:「新聞以外のスポンサーを探すべき」:現理事会は活発に行っているようです。昨年の瀬川アマ編入試験以外では、まだ表面に出ていない。対コンピュータ公式対局禁止もこれに当たるだろう。
10:「道義的問題」:第3者にはわかりません。具体的契約金を見るかぎり、他にも理由がありそうだが全て憶測でしかない。
行動する理事会故に、次々に現状維持でない事が出てきます。5/末総会には、アマのプロ編入問題も提案されるであろうし、たぶん奨励会や女流棋士の扱いも含まれると予想されます。ネット配信問題も出てくる筈です。読売の竜王戦の1年凍結から見て動きがあると予想します。たばこ問題で「JT杯」がどうなるかが不透明です。
5/末の棋士総会は10年分くらい課題の討議がありそうです。
昨年までの理事会は何だったのか?。今年度の理事会は、多くの事をやりすぎたのか?。全て棋士が最終的には決定します。

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