
今回のLEC2006で私が子ども達に伝えたかった事は「いなかって楽しいんだよ」という事を体感してもらいたかった事です。暑いと汗をかくし、雨にぬれると冷たいし、風が吹くと涼しいし、山の中は草の臭いがするし、落ちると痛いし、水は冷たいし、そういうことを身体で感じてほしかったのです。そしてその中で自分でどうするか考えてほしかったのです。大人はその手助けをするために行くのだと。
都会に住んでいると暑ければクーラーをつけて汗をかかないようにする。地下街やアーケードは雨の心配も風の心配もありません、臭いのするのは食べ物屋さんなどの作った臭い、ゲーム機で遊べば痛みも冷たさも感じません。それはたしかに便利なことでしょうが、それと引き換えに失うものも多いのかも知れません。
最初、子ども達の中には「テレビないの?クーラー効いてるの?」と訊ねる子もいました。でも2日目ぐらいからそんなこと頭の中から消えてしまったようにいなかの生活を楽しみはじめました。雨の中を歩くことを楽しむようにすらなりました。最後の方になると「帰りたくない、もっといたい」という子がたくさんいました。とても嬉しかったです。

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