この週末は、ラグビー留学中の小・中・高校生と一緒に過ごした。
9日(土)、この日はロトルアでBay of Plenty Steamers(ベイオブプレンティ・スティーマーズ)の試合があった。
スティーマーズとは、その名の通り、ロトルアにちなんだチーム名。スティーム=蒸気である。
ゆげチーム。なんか強い気がせえへんねんけど。
夏休みを利用して、日本からいらしている小学生・中学生のラガーマンと、そのお母さん、そして長期で留学している高校生が一堂に会した。
9日は、おにぎり&豚汁の早めの夕食をし、全員ホッカイロを背中に貼ってロトルアインターナショナルスタジアムへ。
寒いので写楽は、私と留守番。
先週怪我をした写楽は、金曜に抜糸をすませ、風邪っぴきながらもまあまあ復活。元気に走り回っている。
まだあごに擦り傷と青あざが残っているけど。
10日(日)は、午前中から前日と同様のみんなでうちに集まり、庭で軽く走る。
小学生兄弟も中学1年生もラグビーうまい。
小さい子供たちを高校生がよく面倒みてやっていた。
タメグチをきく生意気な子供達をうまくいなし、優しく愉快に接する高校生。なんかいい光景だった。
高校3年生は、もう十分に大人で、子供達に対してすごく優しい。
みているこちらまで優しい気持ちになれた。
カレー&サラダ&おくら納豆とフルーツの昼食のあと、またまたインターナショナルスタジアムへ。
今日は、日本のトップリーグのチーム地元チームの練習試合である。
「がんばれー!おーるぶらっくしゅ!」と写楽が応援する。
こいつはラグビーの試合は何でもオールブラックスだと思っている。
公式戦ではないので、観ているのは選手の身内や友達ぐらい。
冬のポカポカの日差しのもと、リンゴをかじりながらゆるゆるとラグビーを観るのは楽しかった。
手すりにはりついて応援する子供達。
写楽は、また危ない体勢。また落ちて怪我するつもりか。
懲りないやつだ。
小さな男の子はまる子犬のように、おにいちゃんにじゃれつく。
こいつら、高校生に対して全くのタメグチで呼び捨て。
それを怒るでもなく、軽くいなし、本当によく面倒をみてやっていた。
写楽も同じようにくっついていき、抱っこしてもらったり、遊んでもらったり。
この光景はみていてとても暖かかった。
高校生もふくめて、みんな自分の子供だったらいいのにと思った。
子宝かあさんになりたくなった。
スキルもスピーを小学生に合わせて、ラグビーを教えてあげる高校生。
小学生は小学生で、写楽にもパスを回してくれたりして、写楽をかわいがってくれた。
写楽は、スタジアムに来ていた自分よりも小さな子の頭をなでたりして。
小さな子に優しくする、そんな連鎖は暖かいね。
小学生の男の子に対し、私ではできない接し方を高校生はする。親や先生とも違う接し方。「おにいちゃん」の接し方。
それをみているのは、たまらなく暖かい気持ちになった。
冬のひだまりのような。
緑の芝生の美しさと空の青さと太陽と子供達の暖かさ。
スクラムでぶつかりあう肉の音と、時にとびかう英語と日本語。
太陽の光がまぶしくて、目を細めてしまう。
この紫外線に長時間さらされていたら、顔にしみができるかなとちょっと考える。
ま、いいか。今日は。
電光掲示板の点数は、最後まで間違ったままだった。
ま、いいか。公式戦でもないし。
「リンゴを丸かじりするのは、はじめてです。」と中学生。
リンゴだけでなく、きっと彼はいろんな初めてを経験したはず。
良かったね、ニュージーランドに来てよかったね。
私もきみに会えてよかったよ。
この雰囲気とあたたかさの中にずっといたいと思ったそんな午後。

0