ニュージーランドに留学するしゃんぷーさんから質問があったので、書いてみます。
「ニュージーランドでホームステイする際、これだけはしてはいけないこと。」
・お湯をつかいすぎない。
ニュージーランドの一般家庭では、日本と給湯設備が異なります。日本は、瞬間湯沸し機能のあるのが普通で、お湯はどれだけつかってもどんどん出ますが、ニュージーランドではタンク式が一般的です。
大きなタンクにたまった水を電気で温めてお湯にします。
すると、どうなるか。
タンクにたまったお湯がなくなると、お湯が出なくなります!
また水をお湯にあたためるのに、数時間かかるのです。
だから、ホームステイ先で、シャワーを長時間使うと、次の人がはいったときに、水しかでなくなります。このタンクがそれほど大きくないため、すぐにお湯がなくなります。
目安をいうと、バスタブにお湯をためてはいったら、おそらくすぐにお湯がなくなります。
日本人留学生がホームステイ先のホストに注意されることで、一番多いのはその点かもしれません。
シャワーは、5分以内ですませること。長時間お湯を出しっぱなしにしないこと。
・Please,Please, Please
日本人の苦手なフレーズです。
例えば、Would you like coffee or tea?
(コーヒーか紅茶か飲む?)と聞かれたら、
「coffee(またはtea)」と答えてしまいそうですが、それに欠けているのは「Please」という言葉です。
日本語では「どうぞ」にあたるこの言葉は、日本人の学生さんの苦手な言葉の一つです。つい忘れてしまいがちですが、何か頼むときや何かほしいときは、「Please」を忘れずにつけてください。たとえば、水がほしいとき、Can I have water?でも意味は通じますが、多少ぞんざいな感じになります。後ろにpleaseをつけてください。
Could I have a glass of water, please?
(例)
1. Could you take me to the town by car, please?
(街まで車で連れて行っていただけますか?)
2. Would you like tea or coffee?
(紅茶かコーヒーはいかがですか?)
3. Yes, please. I prefer tea, please. Thank you.
(はい。紅茶をお願いします。ありがとう。)
・ハウスルール
日本でも同じですが、各家庭にその家の決まりごとがあります。それは、「ごはんのときにはテレビを見ない」であったり、「日曜にはみんなで掃除する」であったり、いろいろです。ホームステイ先のハウスルールを徐々に教えてもらい、そのルールに従ってください。日本の慣習とは異なる場合がありますので、最初は戸惑うでしょうが、ハウスルールを尊重してください。
・食事について
ニュージーランド人の平素の食事は質素で簡単なものが多いです。朝食はシリアル、トースト、牛乳、紅茶など。自分の都合にあわせて各自が別々に食べる家庭が多いようです。朝食は火を使わない簡単な食事がほとんどです。
昼は、サンドイッチを自分で作って持っていったり、学校の近くで何か買ったり、フルーツやクッキーを食べたりする学生が多いようです。(ニュージーランドの食べ物、フィッシュアンドチップス、ミンスパイ、マフィンなども試してみてください。)
夕食は、肉、野菜、ポテトなどです。またニュージーランド人は、牛乳のほかに、チーズやバターなどの乳製品もよく好みます。
どうしても食べられないものがある場合は、あらかじめ、ホストファミリーに言っておいてください。キッチンを使いたいときは、勝手に使わずに一声かけてください。(Can I use your kitchen, please?)使い終わったらきれいに片付けておくのはあまりまえです。たまには日本食をつくると、きっと喜ばれます。食べ終わったら片付けを手伝ってください。また自分が食べ終わって、先に席を立つときや、食事の途中で中座するときは、「失礼します。」(Excuse me)というのを忘れないでください。
あと、先日の記事にも書きましたが、自分でとりわけたぶんは、残さないこと。食べられる分だけとることです。
基本は人間同士のつきあいですから、笑顔で挨拶することを忘れなければ、きっとうまくいきますよ。
昨日からニュージーランドの3学期がはじまり、夏休みを利用した留学生が何人もいらしています。
来週もたくさんいらっしゃいます。
地元の小学校に通うことになった小学生兄弟くん、ラグビーをするため高校にかようことになった中学1年生の男の子。みんなドキドキして緊張で泣くそうになりながらも、がんばっています。
「がんばれ、がんばれ!」とこちらもドキドキ。「がんばれー」と心で応援しながら、「がんばれ」とは言いません。がんばっているのはよーくわかるから。
「大丈夫、きっとうまくいく。楽しんで」と声をかけます。
このドキドキと緊張、きっとこれからのきみの人生にプラスになるはず。
うまくいかなかったりホームシックで流した涙は、留学を終えて帰るときには、達成感と感謝の涙になっているはず。
がんばれ、がんばれ、がんばれ。
若い子が留学にやってくると、親の気持ちになってしまう年齢になってしまいました。ちょっと前まで姉の気持ちだったのに。

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