そろそろ「エコおやじ」になりませんか−。南山大学(愛知県瀬戸市)の学生たちが、団塊世代の男性をターゲットに、環境をテーマにしたフリーペーパーを発行したニュースがありました。
作製したのは、同大総合政策学部の石川教授のゼミ(環境政策)に所属する3年生13人。ゼミの課外プロジェクトとして昨年5月ごろから企画を練り始め、取材、編集、デザイン、広告営業までを学生だけでこなしました。
「人数の多い世代にエコ意識を持ってもらえば、環境への影響も大きい」と、大学の近隣市町に住む団塊世代の男性を読者層に設定し、オールカラーの16ページで5千部を作製したそうです。
冊子では、女子大生100人に「レジ袋を断るおじさんをどう思うか」などと聞いた結果を示し「エコなおじさんは、かっこいい!」と結論づけ、「エコおやじ」になるための地域情報などを特集しました。
「エコおやじな一日」では、遊休農地を活用した家庭菜園や農産物直売所、オーガニックレストランの情報などを紹介し、手軽なエコ生活の過ごし方を提案しています。
また、瀬戸市の東大愛知演習林の講師や定年後に環境活動をしている市民らへのインタビュー記事も掲載し、読み物としても充実した内容となっています。
編集長の木下直美さん(21)は「環境問題に興味のないおじさんが、エコ活動を始めるきっかけになれば」と期待していました。
冊子は近隣の主要駅で学生らが配布するほか、瀬戸市の複合施設「瀬戸蔵をはじめとした公共施設などに置くそうです。
南山大学では無料情報誌であるフリーペーパーにより、まちづくりに関する情報発信を行うことで社会活動や地域の抱える問題に対して「なんとかしたい」、「私にできることは何だろう」という問題意識を若者が持ち、地域の方や行政と共に世代・立場を超えて若者が地域課題の解決に取り組む流れを生み出すことを目指しているそうです。
この活動の結果として、A5サイズ、16ページ、フルカラー版のフリーペーパーを配布しています。
また、イベントや手配り等積極的に情報発信をし、フリーペーパーを手にする学生を増やすことができ、若者が瀬戸市の地域情報やまちづくり、市民活動について考えるきっかけを提供しています。
まちづくりの一環として行ったフリーペーパーの成果として、フリーペーパーを手にとって瀬戸を散策する人を見られたことや、掲載した店舗に足を運ぶ人が多かった点が挙げられます。
またフリーペーパー作成過程の中で学生が普段交流することのない方と積極的に交流する等、学生がまちをフィールドに活躍する機会を得ることができたそうです。
フリーペーパーをきっかけにまちづくりに興味を持ち、地域活性化に向けた活動を行っているようです。

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