はなこのアンテナ@〜無知の知

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投稿者:管理人はなこ
sir_cryさん、コメントをありがとうございます。

「貧しさ」と人間の在り方で常々思い出すのが、数学者ピーター・フランクルの講演会での言葉です。

「人々は貧しいからこそ、助け合う」(http://happy.ap.teacup.com/hanakonoantena/198.html)

しかし、格差社会が社会通念として当然のものとして存在し、一部の特権階級を除く殆どの国民が貧しかった戦前はともかく、戦後、高度経済成長で日本と言う国が急激に経済発展を遂げ、「一億総中流」と言う幻想を植え付けられた現代の日本人の中で、定職もなく住む家もない状況に追い込まれた人々は、時代の上昇気流に乗ってそこそこ豊かな生活を送れたその成長過程で「相互扶助の精神」は育まれず、今、それぞれが孤独の中にあるように見えます。

昨日もたまたま数人との会話の中で出たのですが、現在、就労者の3分の1が非正規雇用で、彼らの殆どが年金保険料を納めていない状況で、将来彼らが年老いた時、この国はどうなるのか?

現時点でさえ、高齢者を支える年金制度の存続の危機が叫ばれ、貧しい人々を支える生活保護制度の負担に自治体も悲鳴を上げているのに、数十年後のこの国の社会保障制度は果たして機能するのだろうか?想像するだに恐ろしい。

一度「豊かさ」を知った人間の転落は悲惨です。まさに「貧すれば鈍す」で、最初からずっと貧しい人間とは、他者との関わり方が根本的に違う。だからこそ、これから待ち受けるであろう日本の「貧困」は、他国の貧困の状況とはまた違った深刻さがあるのかもしれません。

卑近な例を挙げると、今年の就職戦線も未曾有の厳しさで、息子の通う大学では、今年入学したばかりの新1位年生の親に対してさえ、今からその厳しさを覚悟するよう、さまざまなデータを提示して訴えています。大学に無事入学できたとホッとしたのも束の間、我が子の3年半後、5年半後のことを心配しなければならない。子どもの自立を子育ての総仕上げと考える親にとって、昨今の就職環境の厳しさは本当に頭が痛いところです。
投稿者:管理人はなこ
ひまわりさん、こんにちは。コメントをありがとうございます。

ご紹介の「アザーズ」「誘う女」「白いカラス」も見たことがあります。「アザーズ」はホラーで、「誘う女」は実話に基づくクライム・サスペンス、「白いカラス」は小説の映画化でしたか?特に「誘う女」はガス・ヴァン・サント監督で、彼女の演技も高く評価された作品でしたよね。

彼女のクール・ビューティな持ち味は”悪女”役でこそ生かされるような気がするのですが、年齢的に「母親」役もこなさなければならず、しかし生活感のない女優だから、今ひとつしっくり来ない。その意味では同じ母親役でも「アザーズ」のような役は彼女にピッタリで、「インベージョン」はミスキャストだったように思います。

「月を抱く女」はつい先日もテレビで放映されていて、ついつい見てしまったのですが(笑)、一般的な評価は必ずしも高くないようです。物語が「火曜サスペンス劇場」の域を出ていないと(笑)。私はあのB級テイストで、ニコールの悪女ぶりを楽しんだのですが…

昔、実家に米「ライフ誌」が発行した往年の映画の写真集があり、その中でエリザベス・テーラーやグレース・ケリーやオードリー・ヘップバーンは目映いばかりの美しさを見せていました。リタ・ヘイワースもきれいだなあと思っていましたが、彼女の動く姿を見たことがなく、先日初めてWOWOWの放送で「上海から来た女」という作品で見ることができました。やっぱり女性の私から見ても美しくセクシーでした。

ジョディ・フォスターは同世代で、彼女の子役時代から注目していましたが、最近は印象に残る作品が少なくて残念です。知性が邪魔しているのか?役柄が限定されますね。年齢的に難しい時期なのかもしれません。同世代で子役から活躍している女優では、ダイアン・レインが今、一番上手く行っているのかしら?様々な話題作で起用されていますね。

ケイト・ブランシェットは良いですねぇ〜。奇しくもニコールと同じオーストラリア出身ですが、本当に演技が上手い。彼女は大女優としての道を着々と歩んでいるように見えます。

映画の話だと尽きないですね。ついつい長くなってしまいます。
投稿者:Sir Cry
>「経済的豊かさ」は人々の心に安寧をもたらすと同時に、感覚を愚鈍にする。

 本当にそうですね。私はアジア映画が大好きですが、トルコ、イラン、タイ等の映画に登場する人々、特に子供の感性は日本人の間では既に失われてしまったと思うことがよくあります。極言すれば、心の豊かさと物の豊かさとは反比例するようです。

http://ameblo.jp/sakuraieiji/
投稿者:ひまわり
はなこさん、こんばんは!ニコール・キッドマンに関する所感、興味深く読ませて頂きました。本当にそのとおりですね。面白かったです。
ニコール・キッドマン主演の作品で私が好きな作品は「アザーズ」と「誘う女」ですね。「誘う女」は映画のタイトルが頂けませんね。もっと違う題名の付け方があっただろうに…と思います。ニコールの美しさと彼女の持ち味が両方生かされている初期の作品ですが。名優アンソニー・ホプキンスと共演した「白いカラス」も彼女の起用はミス・キャスティングだなあ、と思いました。何か違うんですよねー。あの映画の言わんとしているテーマがぼやけ、深まりを失してしまったような気がしました。自分が出過ぎちゃうんでしょうね。あのままで行くと、今後は「ラーラの冒険」の魔女みたいな役しか当たらないのではないか…と思うのは、ちょっと心配し過ぎかも知れませんが。要するに何か”気取り”がぬぐい得ないというか。
眼の覚めるように美しい女優と言ったら、マイケル・ジャクソンのお友達だったエリザベス・テイラーおばさんでしょうか。こんなに美しかったのか!とビックリするくらいですね、「熱いトタン屋根の猫」のテイラーは。年代も違うし好みの違いもあるかも知れませんが、輝くような美しさです。古い往年のスターが出たついでに、やっぱり気品があってクールビューティの極致は、グレース・ケリーです。一昔前の女優の方が、好みとしては私は好きですね。オードリー・ヘップバーンとか。深みがあります。
女優論(?)になってしまいましたが、私の好きな女優の一人ににジョディ・フォスターがいますが、彼女もシャープ過ぎて、役柄が最近、限られてきたような気がします。はなこさんのご指摘どおりですね。彼女の作品で好きなのは「コンタクト」と「告発の行方」です。感動的というか衝撃的というか。
他には、やっぱり、アンジーとシャーリーズ・セロン、それとケイト・ブランシェットが好きです。なあんて、50年代60年代の古き良き昔の往年のスターにも憧れますが、結構、最近の女優さんでも素敵な人は沢山いますね。
今回は洋画の巻でした。
長文になってしまいました。映画の話になると、つい…。ではでは。
投稿者:管理人はなこ
ひまわりさん、こんにちは。コメントをありがとうございます。

こちらで繰り返し書いていますが、人智を超えた存在の有意な配剤なのか、物事はすべてにプラス・マイナスの両面が存在しているように思えます。その割合は微妙に違うのでしょうが、絶対善がない代わりに、絶対悪もないのだから、絶望することもない。それはある種「救い」なのかもしれない。

ひまわりさんがご紹介の「ルワンダの涙」はたまたま見逃してしまいました。以前、sir_cryさんにもご紹介いただいた作品です。映画をよくご覧になっている方々がオススメの作品なので、きっと素晴らしいのでしょう。機会があれば是非見たいです。

ニコール・キッドマンに関しては、実は私もこのブログで度々言及しておりまして、下記のリンクでご覧いただけると思います。仰るように、彼女は(美人)キャラが立ち過ぎていて、どの作品も彼女が前面に出過ぎてしまい、作品の魅力を殺しています。特にアカデミー賞を獲ってからが酷い。「ギャラの割には興収が振るわない女優」という有り難くない称号までいただいています。個人的には彼女の出演作で私が一番好きなのは、「冷たい月を抱く女」でしょうか。まだ彼女が登坂を上り始めた頃の作品?!

南ア出身のシャーリーズ・セロンは、実父のDVに悩んだ実母が、彼女の目の前で実父を射殺したという凄惨な過去があり、個人的には本当に辛い経験だったのかもしれませんが、その壮絶な生き様が、彼女の女優としての演技に厚みと深みを与えているように思います。出演作のチョイスも素晴らしい。彼女は美人女優でありながら、汚れ役も厭わないですよね。

アンジェリーナ・ジョリーも素場らしい女優。「チェンジリング」なんて、繊細な演技で惚れ直しました。父親ジョン・ボイトとの確執は有名ですが、ブラピとの間に次々と子どもをもうけ、多人種の養子も受け入れ、人権活動にも尽力し、あの細い身体にむち打っているようにも思え、どこか生き急いでいるような危うさを、私は感じてしまいます。いつも神経を張り詰めているようにも見え、大丈夫かなあ…もっともっと女優として活躍して欲しいから、彼女の心身の健康が心配です。私の杞憂だと良いけれど。

http://happy.ap.teacup.com/applet/hanakonoantena/msgsearch?0str=%82%A0&skey=%83j%83R%81%5B%83%8B%81E%83L%83b%83h%83%7D%83%93&inside=1&x=31&y=12
投稿者:ひまわり
はなこさん、こんにちは!示唆深いご意見ですね!考えちゃいますね。ありがとうございました。
21歳になる我が娘も大学生ながら能天気で、同級生たちとロスから帰って来た時にとんでもないミスをしでかし、親はエライ目にあいました。危機感や緊張感が皆無といった状況で冷や汗をかいた次第です。
確かに、はなこさんのおっしゃるとおり、一見、平和で物資が豊富であるが故に出てくる問題点って様々にありますね…。
ところで、はなこさんが過去の日記で紹介されていた「ブラッドダイアモンド」や「ホテル・ルワンダ」「ザ・インタープリター」「ルール・オブ・ザ・ウォー」「ダーウイン」等々の映画は、わたくしも全て見た映画ですが、英・独映画の「ルワンダの涙」はご覧になったことがありますか?「ホテル・ルワンダ」は、名優ドン・チードル演ずるルワンダ人が自分の妻が虐殺の対象となりかねない、まさに現地の人間としての苦しみを描いておりますが、「ルワンダの涙」はルワンダ人でない外国人の苦悩と葛藤が描かれていて、自分だったらどう行動するだろうかどのような選択をするだろうかと大いに悩んでしまう映画でした。
出演者はジョン・ハートくらいしか知らない地味な映画でしたけれど、心はズシーンときた映画でした。
ところで、蛇足になりますが、「ザ・インタープリター」のニコール・キッドマンは、ちょっとミスキャストかなあって感じがしましたね。何だか綺麗過ぎちゃって…。
同じ美人女優でも、シャーリーズ・セロンやアンジェリーナ・ジョリーの方が真に迫っているのではないかなとわたくしは感じました。
話がズレちゃいましたね^^;スミマセン!
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