さっきの日記で余裕を見せていたら救急ラッシュが・・・
さっきも書きましたが雨の日は急患じゃない限り来ないということで、
かなりの急患がいらっしゃいました。
小児科と言えば・・・
川崎病、熱性痙攣。
私一見して、川崎病の皮疹を
麻疹と間違えました。
すっごく似てる気がしました。
(1)高熱・咳・鼻汁・結膜充血などの症状を伴うカタル期が3日程度続く。
(2)頬部粘膜に典型的なKoplik斑が現れる。
(3)次いで顔面から全身に広がる発疹が出現。
(4)熱・発疹ともに治まってくるのは発病後1週間を過ぎてから。
いや、この(1)位かと思ったわけです。
結膜充血があって、感冒症状が続いていて、
しかも紹介状にも「Koplik班無し。」とあると、
やっぱり一番最初に疑いたくなるのです。
しかも、麻疹の患者で肺炎合併をフォロー後だと、
なんとなく39℃以上の高熱を見ると細菌性感染症が頭にあったり。
予防接種は麻疹・風疹を受けた後ということで・・・、
非常に98%くらいは発症可能性がないのですが、
それを疑いたくなったりしました。
しかし、その所見と現病歴だけで先生が「川崎病。」と言い放ち、
しかも本当に4/6の所見があったことにびっくり。
(1)5日以上続く発熱
(2)四肢末端の変化
急性期症状:手足の硬性浮腫(本当に硬かった・・・)
手のひら、指先の紅斑
回復期症状:膜様落屑
(3)不定形発疹
(4)両側眼瞼結膜の充血
(5)口唇・口腔所見:口唇紅潮、いちご舌、口腔咽頭粘膜のびまん性発赤
→確かに発赤はあったけど、なかなか気付けない・・・。
(6)非化膿性頚部リンパ節腫脹
ちなみに、川崎病はMCLS(acute febrile mucotaneous lymphnode syndrome)
皮膚粘膜リンパ節症候群ともいうよ〜ん
この所見も昨日調べて覚え直したばっかりだったので、
何だか予知夢みたいなもんでした。
4つしか症状がなかったとしても川崎病として加療をするそうです。
この疾患は4才以下の小児が罹患し
4000~6000人/年なので、
そこまで多いわけでもないんでしょう。
たしかに時間が間に合わなくて、
硬性浮腫を発見するに至れなかったのですが、
初めて見るわけでかなり驚きました。
不定形紅斑+発疹、でも痒かったりしたら違うョなぁ、と思いつつ、
発疹が痒い場合もあるのかしら・・・
下痢やBCG発赤もあるので当てはまります。
そして、そこで他に救急車で熱性痙攣疑いの症例が到着。
でも、
25分のけいれん、ちょっと違和感。
→
発作症状(5分未満の左右対称性全身痙攣)
年齢依存性(6か月〜8歳)
→てんかん??
なんだか、生後6ヶ月未満だと髄膜刺激症状が見られないので、
一応脊髄液とかも取った方が良いみたいです。
(髄膜炎、中枢神経疾患を疑う。)
とりあえず、ジアゼパム、つまりダイアップ座薬を使う。
突発性発疹とかもよく来るみたいで、小児科の患者さんは皆様突発性発疹を把握していらっしゃいます。
自分よりもむしろ知っているのではないかと焦ります。
なんだか、毎日変化球が飛んでくるので、
非常にこなしていくのも辛くなってくることもありますが、
他の方は既に倒れたり、鬱になったりしてきているので、
私はまだまだ恵まれていると思いました。

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