2008/6/27
土砂降りの雨の中
1人傘をささずに立っていた
通り過ぎる人の群れ
進行方向は、逆
見てみぬ振り、知らぬ振り
誰もが他人
見知った顔、親しい顔
そのどれもが俯いて去っていく
私も俯いて立っている
1人ひとり独り
憂いの雨はまだ止まない
いまだ止まぬ雨の中
私はただただ立っている
これは涙かそれとも雨か
頬を伝う温度は熱くて冷たい
ふとかかる赤い影
視線の先には・・・
触れた手は暖かくて
冷えた心にまで届きました
いつまでも降り続く雨の中
私と1人は立っている
流れに逆らって立っている
赤い影に包まれて
はねる雨音を聞いている
冷えた身体にじんわり染みる
繋いだ手の体温を
少し笑って
感じている

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