雨が降り出し、帰り道を急いでいるとふと、町の本屋に目がとまる。
最近よくあるゲリラ豪雨に会うべくして遭ったのかもしれない。そんな事を考えながら、足はその本屋の敷居を跨いでいた。
町の本屋さん。小さい頃、本を買ってもらえるのが嬉しくて、祖母にお願いして連れて行ってもらった。
本なら買ってもらっても母に怒られないのを子供ながらにしてわかっていたのかもしれない。
いつも本屋に入ると、一通り全ての本に挨拶をする。
背表紙にある、本のタイトル。
そして、最新のファッションをチェックしたり、美味しそうな料理はないかと物色する。
勿論、最新刊のコーナーであったり、ベストセラーであったり。自分が興味があるものも、無いものもタイトルだけは一通り挨拶。
最近、婚活についてのマニュアル本が増えた。
今、世間は婚活ブーム。ねこもしゃくしも婚活。なんて言ってたら怒られそうだが。。。メディアが騒がなければ、結婚しなくても生きていける世の中になってしまったのだ。
だから、草食男子。肉食女子なんていわれる始末。
そうかとおもえば、一人でなんでもできる女性は格好イイ!なんて・・・。おひとりさまのススメみたいな内容もちらほら。
ハテサテ?
結局は、自分がどうありたいのかがあるのかどうかを説いているだけのような気がするのは、私だけだろうか?
結婚に憧れているから、婚活するのか?ハタマタ、結婚というステイタスが欲しいから?
自分にまず問いてみたい。
自分は、これからの1年どう生きて生きたいのか?5年後?10年後?問わずに生きていても、ただ単に歳を重ねていくだけ。そんなことを、二度目の新入社員研修であった頃問われたのを思い出した。
道標や一里塚は自分で立てなければ、誰も立ててくれないのだ。
路程に迷わないように、師匠や先輩が道標や一里塚を立ててくださっている事柄に感謝。
気がつけば、雨は小康状態。
一冊の文庫を手にしその店を後にした。

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