習い事って余暇を利用して楽しんでするものだと思っているのだけど年に数回いやなことが起こる。
私は某流派のいけばなを習っている。月に三回会社帰りに教室へ行きお花を生けて先生に直してもらってそれを持って帰って家でもう一度いける。時間は1時間もかからないしフルタイムで働いている人が通うのにも特に支障はない。
都合の悪い時は日時を変えてもらったりどうしても都合つかなければお休みにしてもらったりするしそのあたりは先生が個人なので臨機応変に対応してもらってたすかっている。そうやってのんびり細く長くなら季節のお花も楽しめてよいものなのになぁと思う。
その流派には家元という存在があり、定期的に巡回講習があったり、花展を催して生徒が作品をだしたり、またお免状を取得するようにすすめられたりする。
実際家元から支部へそして支部から先生へどれくらいのプレッシャーがかかっているのかわからないけど私も先生に色々すすめられる。
私は資格とか検定とかいうものに弱くてお免状というものも結構ほしかったりする性質だ。そんでもって先生にすすめられたのでお免状を何度かとった。段々とくらいがあがっていくけれどいけばなの道は長いのでまだまだ入門生のような感じ。先生も教室で私のことは「まだまだ初めてだよね」という感じて歴の浅い人として扱っていた。
がしかし前回今年の夏にお免状をとってから変わった。
まずお免状をとる前には何も言われていなかったのに取ったあとから「お免状をとったので来年から
年会費3000円がかかりますから」と言われた。
「はぁ!?最初にいってくれよ、年会費かかるならお免状とらなかったし」と思った(先生には言えなかった)が後の祭りだった。
そして数カ月後「今度巡回講習があるんだけど、チコさんは●×のお免状をとったから講習会の
金額が3000円にあがったのよ。」と告げられた。
そして数週間前になって「前にいっていた巡回講習は何日になりました、はいこれテキストと3,000円立替ているから今度でいいからもってきてね」と場所は私の家から
70キロも離れた場所、そしてその日は予定がある。
「あのー私いくなんていっていないんですけど」といいたかったけれどその言葉は呑み込んで「それって必ずいかないといけないんですか?」ときいてみた。
「もう申し込んでお金も立替てあるのよ、●×のお免状も取ったんだし、家元から先生がこられて普段勉強できないことが学べるんだからいったほうがいい、まあどうしてもだめなら強制じゃないけどでも申し込んだお金は返せないわよ、そういうものだから」と。
それって申込する前にする会話じゃないの?私は申込していいなんて一度もいったことはないし申込してもいいですか?とも聞かれなかった。先生が勝手に申し込んだのだ。しかも申し込むのが当たり前のような感じだった。
私は今の仕事は土曜日の休みもあんまりないしとても忙しいと先生に何度もいっていた。それでもそんな個人の事情よりもいけばなを優先させるというのがいけばなの先生の中で当たり前のようになっているように思えた。
私の先生はもう80歳前後。しゃきしゃきしているお元気な方なのだけどいけばなというものは先生の時代ではお嬢様がするもので時間的にも金銭的にも余裕のある人がすることだったのかもしれない。そして先生のように主婦をしている人は習い事を優先することに慣れてしまっているのか、それとも年を重ねてなんでも自分で決めることが悪いことではないと思うようになってしまったか。
結局私はお金だけ払っていかなかった。3000円は
寄付しただけに終わった。
そしてそれとは別にお免状をとったために発生したもう一つのもの。それは試験。昔から伝わるあるいけばなの形があってそれを練習して試験では一人でそれをするというもの。これはそれほど厳しいものではなくて合格不合格というのはないようだ。
もちろんそのことはお免状をとる前にはきかされていなかった。まただまされたのか私と思ってしまった。けどまあこれは前もって言ってくれたし料金は発生しないようだったのでまあいいかと思った。試験を一度すればいいだけみたいだったしね。
ただその試験のために5回ほど練習しておいたほうがいいとのこと。ということでいつもの月3回のお稽古以外にもやりましたよ。特別に貴重な日曜日のお昼を使って!それもこれは難しいので時間がかかるかかる。それでもまあそれは許せた。練習してできるようになるということは私にとって達成感をもたらすことだったから。
がしかしその試験に関して問題が発生した。試験はまだこれからあるのだけれど、何月何日ですからと前もって知らされていた。先生も毎回何月何日ですっていうので私も覚えた。
そしてちょうど一カ月前になったつい先日。「
講師の都合で試験日がかわりました」と言われた。
私はその日を避けて予定を組んでいた。ある予約の必要な用事があってそれを試験の週は避けて次の週に予約していた。そしたら試験日がその週になってしまった!」
最悪、そして某流派最低!と思わずにいられない。どうしてそうやって
コロコロと変える?「先生にその日の前日用事があってでかけるんです」といった。
先生は「でもかえってくるんでしょ?かえってこなきゃだめよ!
試験があるんだから!」と言われた。
本当は泊りで次の日まで帰らない予定だったのに。試験というのは私だけではなくて10人くらい他にも受ける人がいるらしい。私だけの都合を押し通すのも迷惑なのかもしれない。私は泣く泣く「はいわかりました」というしかない。
なんでこうなんだろう。なぜいつもこのいけばな某流派のお稽古に関しては振り回されることがあるのだろうと思った。
お免状をとること自体はそんなに嫌ではない。それにお稽古が時々増えることも。時間があったら講習に参加することも楽しいと思う。がしかしそれらすべてを私が知らないうちに決められて後で知らされるということ。それがいやなのだ。そうでなければ自分で都合のつく講習に参加して、忙しいから今回はお免状は取らないでいようとか準備ができるというもの。
今のようなやり方だと軽くだまされてお金を吸い上げられているようにしか思えない。お免状をとるだけで1万円以上のお金がかかるのだ。それに花展にだすときも出展料として数千円払わないとならない。そして自分が出展しない花展の入場券も有無を言わさず買わされる(家から70キロも離れた場所で開催なのに!)
知り合いの若い女性もいけばなを習っていたけれどお免状をとりなさいとうるさいのが嫌でやめてしまったという。もっともだと思う。お花ってきれいだなー、やってみたいなぁと思う人が気楽に続けられるそんな状態ではないと思う。
家元は生徒さんを増やしたいのだと思うのだけど今までのようなやり方では無理だと思う。お花の形は床の間付和室のない現在の住宅事情にも合わせた形というのを開発してきているみたいだけど、経営の仕方(といっていいのかしらないが)に問題がないか?
一度中級くらいに足を踏み入れたらもう放さないわよみたいなやり方は誰だって危機感感じるし。そして今共働きが多いのに気楽にお稽古だけしていたらいいというやり方ができないならだれも続かないと思うよ。

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