事務局の其田です。今月は、
「平和への地図」というテーマでした。
戦争の悲惨さを知るとともに、あらためて戦争がなくなれば良いなぁと強く感じました。私は戦争体験者ではありませんが、体験者たちの想いを無駄にしないためにも、まずは
“知る”ことが必要だと感じました。
今回の授業では、今まで知らなかった戦争や戦争の裏側等にふれ、とても勉強になりました。戦争も環境破壊も
“人の心”がもたらすものです。私たちの気持ち次第で、平和や環境問題が解決に向かうと信じ、今自分にできることを考えようと思いました。
また、後半のビデオでは、情報に操作されてはならない!ということを学びました。知識を身につけることが、自分の身を守る武器だと思いました。最後に、ビデオの中で印象的だった言葉を紹介したいと思います。
“予防こそ最大の治療”
それでは、今回の内容について、中根代表から報告をお願いいたします。
<今月のテーマ:平和への地図>
『戦争って、環境問題と関係ないと思ってた』(岩波書店)という本があります。著者の
田中優さんは、その中でこんなメッセージを記しています。
平和をあきらめて、環境問題の解決だけ進めたらどうなるか――それを真剣に調べてみました。やっぱり人類は生き残れません。ではどうしたら戦争を止められるのか、戦争の原因はどこにあるのか――それを調べた結果は、エネルギーの問題と金儲けの仕組みにありました。どちらも私たちの生活と密着した問題です。ところが戦争の現実はエネルギーや金儲けのフィルターを通して見ると現実感がなくなります。このままでは戦争の悲惨さを実感したり、その悲劇に共感したりすることもできません。
では、どうしたら戦争の悲惨な現実に共感できるのか、戦争をさせないために、どう社会を組み換えていったらいいのか。それを一緒に考えてほしいと思いました。そのきっかけになる一冊のつもりで書きました。ぜひ手にとってみてほしいと思います。
あきらめずに平和を求めることは、環境問題の解決にもつながるのです。
「環境学校なのに、なぜ戦争と平和の問題をテーマにするのか?」という質問の答えがここにあります。環境問題も戦争と平和の問題も、同じ人間が引き起こした問題です。問題の原因は案外同じところにあると思うのです。
● 『沖縄戦』
沖縄での戦争というと、ひめゆり学徒隊がよく話題になりますが、「沖縄戦(おきなわせん)」そのもののについてはあまり知られていないのではないでしょうか。
沖縄戦は大東亜戦争末期の1945年(昭和20年)、沖縄諸島に上陸した米軍と日本軍との間で行われた地上戦。これは
民間を巻き込んだ日本国内で最大規模の地上戦であり、また
日米最後の大規模戦闘となった。
沖縄戦は1945年3月26日から始まり、組織的な戦争は6月23日で終了した。
アメリカ軍の作戦名はアイスバーグ(氷山)作戦。大規模な戦闘は沖縄島で行われた。米軍の作戦目的は本土攻略のための航空基地・補給基地の確保であり、日本軍はそれは当時想定されていた本土決戦への流れの中に位置づけられる。
沖縄戦での
全戦没者は20〜24万人とされ、その内、沖縄県の一般住民の戦没者は公式には9万4千人とされているが、研究者による15万人以上という推計値もある。
(出典:フリー百科事典『ウィキペデア』)
● 『8月6日の広島で』
日本テレビ・ニュースZEROの村尾キャスターが、取材でお話を聞いた医師の肥田舜太郎さんの言葉が印象的です。
肥田さんは子どもたちに話をするときには、必ず二つのことをお話するそうです。
一つは
「どんな理由があっても核兵器を使ってはいけない」ということ。
二つは
「戦争の手伝いをしてはいけない」ということ。
「国は、戦争をするにも核兵器を持つにも、必ず理由をつける。
しかしその理由はいい加減で、絶対信用してはいけない」
1945年8月6日の広島と、8月9日の長崎。
私たち人間が永遠に忘れてはいけない悲劇だと思います。
● 『平和への地図』
世界の軍事費の総額は、年間1兆400億ドル、およそ110兆円(2004年ストックホルム国際平和研究所調べ)。
この10分の1の金額で、世界で飢餓に苦しむ人たち8億人に食糧を行き渡らせることができます。世界一の軍事大国はアメリカで、世界の軍事費の半分を占めており、世界一の武器輸出国でもあります。日本の軍事費は
世界第5位です。
アメリカの軍事基地は世界中にあります。
アジア最大の軍事拠点が日本で、中でも
沖縄に、国内の米軍基地の
7割以上が集中しています。沖縄本島中部にある嘉手納町は、町の面積の8割以上が基地に占領されていて、基地内には2万人の軍人やその家族が生活しています。
沖縄では戦闘機の騒音などのほかに米兵による犯罪も起きており、基地への反対運動が続いてきました。しかし一方で、基地関連の仕事が経済を支えている面もあり、問題は簡単ではありません。
いったん戦争が始まれば実際に人がたくさん殺されるので、その憎しみからお互いに戦争をしようという機運がさらに高まります。長い間戦争を続けていると、恐ろしいことに最初の戦争を始めた目的から離れて、意味のない殺し合いがエスカレートすることもあります(
暴力の連鎖)。
戦争を起こさないためには、戦争が引き起こされる仕組みを理解するとともに、相手国の立場にも立ってみて、戦争をせずに問題を解決する方向を冷静に考えることが大切です。
そして、一般の国民同士が
『地球市民』として国を超えて連携し、平和を目指す声を上げることです。
(NHK「地球データマップ」のHPより)
● 『食料自給危機は本当か〜“自給率40%”の虚実〜』
最新の食料自給率が41%であることが発表された。
「日本は食料自給率40%で、先進国最低」と農水省はそう連呼する。食料自給率は小学校の教科書にも載っている日本農業の現状を示す代表的な数字だが、『日本の食料自給率40%』は本当にそうなのか?
スーパーで買い物をすると、野菜売り場には国産野菜、卵売り場には国産卵が並び、コメ売り場はもちろん国産米ばかり。これだけ国産がありながらなぜ自給率がたった40%なのか?
この40%というのはカロリーをベースとした自給率。この
カロリーベース自給率では、すべて国産である牛乳の自給率がたった
41%となるなど、日本農業の現状より数字が低く出るという数々の短所があるのだ。
さらに自給率には、実は表に出ないもう一つの数字「
金額ベース」がある。
金額ベースで計算すると自給率は
66%と7割近く、しかも先進国では最低ではないのだ!
日本農業の現状を表さない「自給率40%」を前面に出し、食糧自給危機を強調する農水省。
その裏側にある本当の思惑を追った。
(テレビ朝日「サンデープロジェクト」のHPより)
● 『経皮毒』
経皮毒(けいひどく)とは、その名の通り、皮膚を通して(経皮)、体の中に毒が入ってくることをいいます。
私たちが日常使っているシャンプーや洗剤などの日用品には体に悪影響を及ぼす
有害な物質が含まれています。
化学物質は目に見えるものではありません。また、そういった有害な化学物質が含まれた経皮毒性のある日用品をしたところで、すぐにその影響が出るものでもありません。
現在急増しているアトピーなどのアレルギー病や不妊症、癌などにもこの経皮毒が大きく関係しているのではないかと考えられていますが、因果関係はまだはっきりしていないのが現状です。
ただ、有害化学物質を含むシャンプーなどの日用品を別なものにしたことで、症状が改善されたと感じる方も多いようです。
(「経皮毒事典」のHPより)
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【参加者の感想】
今月の出席者は
6名でした。
Aさん
勉強になりました。自給率については、何も考えずに情報をうのみにしていたと思います。知って良かった。自給自足、これができたら一番いいですよね。
Bさん
大変勉強になりました。またお願い致します。

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