<今月のテーマ:自分・世界・地球>
● 『キュウリが語る温暖化』
冬にキュウリを栽培するとき、絶対に欠かせないもの。それは重油。重油がないとキュウリは作れない。
キュウリは夏の作物。それを冬に獲るとなると暖房器で重油を燃やし、ハウスを温めて、15℃以下に下がらないように設定しなければならないのだ。
しかし、重油を燃やすと出る二酸化炭素が、地球温暖化につながる…。
クルマに使うガソリンや電気を作るのに使う燃料。私たちの生活に使うエネルギーの多くは石油や石炭を燃やすことで得られている。
石油や石炭を燃やすと必ず出るのが二酸化炭素。現代の生活では、エネルギーを得るために多くの二酸化炭素を出している。
カボチャもトマトも夏の野菜。冬に食べようと思ったら、作るのにエネルギーが必要なのだ。
便利な私たちの生活は、知らないところでエネルギーを使って二酸化炭素を出しているのかもしれない。
● 『海に沈む島を何とか救いたい』
南太平洋に浮かぶ美しい島国・ツバル。地球温暖化の影響で海面上昇が起こり、沈みゆく島として世界から注目を集めている。そのツバルをカメラの力で救おうと活動しているのが遠藤秀一さん。
遠藤さんは今年4月、ツバルの地を踏みました。今回の目的は、国連の視察同行。国連を代表して、環境親善大使を務める加藤登紀子さんがツバルの被害状況を見に来たため。
また遠藤さんは、塩害などで居住環境が悪くなる一方のツバルの人たちのためにも、新たな活動を開始した。それは、ゴミ問題と水問題だ。
● 『坂本龍一が“森づくり始める”』
坂本龍一さんの全国ツアーはチケット料金の一部を「森づくり」に活用している。
「森は自然のものだから勝手に大きくなると思いがちだが、一度人が手をかけたところは最後まで手をかけ続けないと、森が廃れてしまう」
日本の森林は、主に建築用の木材となる人工林が46%。人工林は木を密集して植える。そまま成長すると日光が行き渡らなくなり、共倒れするなど、うまく育たない。そこで余分な木を間伐することが必要になる。
坂本さんは、間伐していない森を間伐することで、再生させようとしている。間伐した森は、木々が太く成長し、二酸化炭素をたくさん吸収する森に生まれ変わるそうだ。
≪坂本龍一さんが環境問題に取り組む理由≫
子供ができると、自分の視野が20年30年と延びませんか?子供ができる前はせいぜい明日のことか来年のこととか。僕なんか、明日のことも考えないで朝まで飲んだりしていたんですから。
でも急に20年先とか(子供が)産まれたばかりで、この子が二十歳になった時に、このまま行ったらどうなっているんだろうと、そういうことばかり考えます。それが自然だと思うんです。親のエゴでもあるんだけど、それはとても自然なエゴだし、それがいろんな事を考える、あるいは行動する“きっかけ”、大きな“きっかけ”になると思う。
実際に子供が口に入れる物、飲む物、空気、着ている物とか、全部環境ですからね。
僕らの細胞の一つ一つになっていく、それがずっと循環しているのだから、環境問題というのは、どこか遠い所にある問題ではなく、自分の体の一部の問題なんですよね。
だから、今からやらないとダメですよ、いろんなことを。
● 『ミツバチが消えた!?』
日本の各地でミツバチが大量死している、という千葉県の冨里市。ここでは、ハチが去年の半分くらいしかないため、人間が受粉の半分を補っているという。
千葉県のブルーベリー菜園では、「セイヨウミツバチ」ではなく「ニホンミツバチ」を代用してミツバチ不足を補おうとしている。しかし。飼育が難しいなど課題も多いとのこと。
南米に生息しているアフリカ化ミツバチ。非常に気性が荒く、集団で人を殺すこともあるという。アルゼンチンから輸入した場合、そのミツバチが混ざってしまうかもしれないという事態が危険視されているという。
● 『日本一おいしい水』
「ねぶた祭り」「りんご」と数々の青森名物があるが、特筆すべきは水であろう。ペットボトル入りを買うのではなく、普通に家庭で飲めるのである。
日本一の折り紙付きの横内浄水場は八甲田山系の湧水が流れ込む横内川。源流市の人口の半数の約15万人が、その美味しい水を毎日飲んでいる。
この源流一帯のブナを中心とした森林地帯で、冬に降った雪が春に融けて地下に浸透し、これが地表へ湧き出ている。
この原水、冬季はそのまま飲めるほど清浄で、ほとんど薬品を使用する必要のない緩速ろ過方式で供給されている。
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【参加者の感想】
今月の出席者は
6名でした。
Aさん
よかった。いつもありがとうございました。あおもりの日本一おいしい水。このビデオを貸していただけませんか。
Bさん
毎回勉強になります。これからもよろしくお願いいたします。
Cさん
二酸化炭素による生活の変化。マングローブの森を作ることによって救えることに感動。
基本的に植林、間伐等、大昔から守り続けられてきたことを、なおざりにし過ぎたせいか起こった森の廃退。これも環境問題だと思った。
Dさん
ツバルのマングローブ植林、森づくり活動、青森市の植林事業、とても勉強になりました。

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