<今月のテーマ:これからの地球のくらし>
● NHK「ど〜する?地球のあした」より『コンビニが生まれ変わる?』
コンビニのコンビニエンスとは、英語で「便利」という意味。コンビニが日本で初めて登場したのは1974年のこと。それから30年余りで約4万2000店にまで増えました。
1店舗には約3500種類以上の商品があり、多くのお店が24時間開いています。そして、1年間に約19万キロワット、家庭の40倍の電力を使っています。
そこで、コンビニでは環境に対していろんな取り組みを始めています。
一番電力を使う大型冷蔵庫を省エネタイプに交換することで20%電力を減らすことができました。また、事務所の中を人感照明にしたり、看板にLED照明を使って電力を80%も減らしています。
レジでは、レジ袋や割り箸はお客様に必要な分だけを渡すように心がけています。また、ペットボトルをリサイクルして作られた制服や作業用手袋を使っています。
そして、1店舗から1日に10キロ以上、年間約4トンも出ているのは、賞味期限切れの食品です。それらは生ゴミと捨ててしまうのではなく、いろいろなものに利用しようという食品リサイクルが行われています。
期限を過ぎたお弁当やおにぎりは工場に運ばれ豚のエサになり、それを食べて大きくなった豚はその後、お弁当の食材になっているのです。
●NHK「ど〜する?地球のあした」より『これからの地球のくらし』
新しい考え方で新しい生き方をしている人たち、何が地球にやさしいか一生懸命考えて活動している人たちを紹介します。
熊本県阿蘇市では、竹害の山を守るために竹を切って「竹あかり」というランプを作っています。使い終わった「竹あかり」は「竹肥料」の原料になります。そして「竹肥料」を使った野菜作りや、その野菜を使った食堂の経営も始まっています。
へこんだ缶詰や傷のついたパッケージの商品は売り物にはなりません。こうした食べ物を有効に活かす活動が「フードバンク」です。
「フードバンク」とは、品質に問題がないのに売れないもったいない食べ物を、メーカーや小売店から寄付してもらい、それを必要としている人に届ける活動です。
届ける先は、一人では暮らせなくなったお年寄りが住む介護施設や、仕事を失い住むところや食事に困っている人が集まる施設などです。
食べられるのに捨てられてしまう食べ物は、日本で1年間に500万トン以上もあるという。一人一人の意識を変えないと地球がダメになってしまうかもしれない。
●NTV「世界一受けたい授業」より『アナタの知らないモノの寿命』
セラミック製の差し歯の寿命は10年、プラスチック製の差し歯は3年、入れ歯は5年。毎日使っているものですから、劣化して黄ばんだり、噛む面がすり減って平らになったりする。一生ものだということでずっと使っている方がいますが、医学的には3〜5年くらいで修理されるか作り直すのが一般的です。
家電の買い替え時の目安は、メーカーの補修用性能部品の保有期間です。
アイロン5年、電気ポット5年、電子ジャー6年、ドアホン7年、電子レンジ8年、扇風機8年、エアコン9年、冷蔵庫9年。
冷蔵庫は中の熱を奪って外に出し冷やしているので、周りに放熱のための空間が必要です。放熱が悪いと冷却力を弱めたり余計な負担をかけたりします。そうすると電気代がかさんだりします。冷蔵庫のまわりにはなるべくモノを置かないようにしてください。
普段あまり使わない懐中電灯は、使わないうちに放電してしまうので、安いマンガン電池がよいです。マンガン電池は休ませながら使うと長持ちする性質があり、さらに電気を少しずつ使うのが得意なのです。
アルカリ電池は値段が高いがハイパワーで長寿命なので、最初はデジタルカメラやヘッドホンステレオなどで使い、次に懐中電灯やリモコンに使い、最後に時計や電卓に使うと良いです。
●NTV「世界一受けたい授業」より『捨てられたらその後どうなる?驚きの行方!』
ビニールハウスはゴミとして大量に捨てられていたが、同じ素材ということで消しゴムにリサイクルされています。
ジャンボジェットの平均寿命は約30年、地球1200周分を飛び役目を終えます。
エンジンは中古販売品として1基1億5000万円で売られます。電子部品などは再利用品として売れるものはすべて取り外します。売れない廃棄物を取り外し、解体し、金属にリサイクルされます。最終的に7億円を回収して一生を終えて行きます。
アメリカの地下鉄の車両は、環境規定の変更でスクラップできなくなったため、不要物を取り外して海に沈め漁礁として利用されています。
バングラデッシュは世界有数の船体の解体場所です。鉱山が少ない国のため、鉄鋼の80%は船体の解体から得ています。船の97%がリサイクルされていますが、残りの3%は有害物質で放置されていて環境問題になっています。
アメリカなどでは安く短時間で解体できるためビルの爆破解体が行われています。4階まで爆破すると上層階の重みで崩壊するのです。爆破解体され壊されたコンクリートは埋め立てられるか、砕いて砂利として再利用される。アメリカでは砂利の取れる河川が少ないため貴重なのです。
世の中では今もこの瞬間、たくさんのものが作られ、たくさんのものが廃棄されて行きます。モノの一生のイメージを鮮明にすることで、私たちが地球の有限な資源をもっと大切につかわなければいけないという気持ちが芽生えてくれれば、モノを大事にする生活になるのではないかと思います。
●NHK「クローズアップ現代」より『夢は必ず実現する〜キャメロン監督が語る〜』
SF超大作「アバター」。
22世紀、高度な文明を発展させた人類は、希少な鉱物資源を目当てに、惑星パンドラに巨大な基地を築きます。しかし、そこには自然と一体となって原始的な暮らしを営む先住民がいました。主人公は、人類と先住民、どちらの側につくべきかで揺れ動きます。
「これは単に自然破壊を問う映画ではありません。私たちが高度な技術を持つ文明社会の中で失ったものを描こうとしています。
私たちは、人類が科学技術をコントロールしていると思っています。しかし、欲望に押され、社会はあまりにも性急に技術を受け入れてしまい、どこに連れて行かれるのか分からなくなっているのです。
ですから私は映画の中で、人類とテクノロジーとの関係を追及したいと思っているのです」
とジェームズ・キャメロン監督は語ります。
●NHK「爆笑問題のニッポンの教養」より『2010年 縄文の旅』
縄文時代といえば、文明を持たず、もっぱら狩猟や採集に頼った未開社会だと思っていないだろうか。そんな従来のイメージを覆す縄文像を打ち出してきたのが、小林達雄國學院大學名誉教授だ。
小林は、土器や土偶など縄文人が遺したものを通して彼らと向き合い、そこに豊かな精神文化や世界観を読み解いてきた。
例えば日本全国の土器を分析した小林は、縄文土器は単なる入れ物、器ではないという。火焔土器などのある種異様な意匠には、本来の器としての機能を離れ、「装飾」の次元すら超えて、縄文人が表現しようとした神話や世界観が見て取れるというのだ。このほか土偶にこめられた意味や、縄文人が数や暦の概念を持っていたことをうかがわせる驚愕の事実も飛び出す。
文明を持たないとされる縄文人の世界観とは、いったいどんなものだったのか。1万年も続いた安定した縄文時代はなぜ終ってしまったのか。
(番組ホームページより)
縄文人は便利を追及しなかったようです。
縄文土器は、底が小さいのに、寸胴の上に大げさな突起がついています。これでは重心がずり上がって不安定極まりない。機能的でないものをあえて作って、実際に煮炊き用につかっているのです。
機能一点張りのものを作るのではなくて縄文土器を作りたかったのでしょう。使い勝手がいいということを問題にしない「器離れ」をしているのです。
造形の中に世界観を込める詩人が詩を作るのと同じように、縄文人は土器に詩心を表現しています。そういうことは今はありません。その究極がタッパーウェアですよ。
三内丸山遺跡の中でもひときわ目を引く六本柱。夏至の日に、太陽が真ん中から昇るんです。6本の柱をその方向に向けるというのは、意図的に計画的にしなければ無理です。
二至二分、冬至夏至春分秋分が分かっていて、その時に節句の祭りをやっていました。一緒になってワイワイ騒いでいる連中が一族郎党の意識が出てきたりするのです。
楽しい楽しい縄文流スローライフは、なんと1万年も続きました。
縄文人はムラ(村)からハラ(原)に行って食べ物や材料を手に入れていました。村は人工的な景観で、人間にとって快適になるような基地になっていましたが、ムラの外のハラは、自然の秩序がずっと維持されていました。自然との共生ができていたのです。
時は弥生時代になり、大陸からもたらされた稲作が最新のトレンドとなります。弥生はムラの周りにハラという自然の状態を残すことを許しませんでした。つまり征服の対象にしたのです。
ムラの周りはハラじゃなくてノラにしました。野良仕事のノラです。
こうして征服することによって自然と対立していったのです。そして、合理的とか効率を求めるようになったのです。
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【参加者の感想】
今月の出席者は5名でした。
Aさん
大変勉強になりました。