将棋無双 第2番
本局の眼目は、15手目で2四桂合を強制してから、3四龍、同歩、3三馬、同玉と、豪快な捨て駒を連発し2五桂跳で詰め形に持っていく点である。
後に2四桂合を強制するため、11手目2六桂、同歩と、桂を犠牲にして2筋の歩を残しておくのが重要なポイントである。2六桂をせず、不用意に4四馬、2三玉、2五龍と攻めて2五歩を取ってしまうと、2四歩合で、予定の攻めが続かなくなる。
2六桂捨〜3四龍捨〜3三馬捨〜2五桂跳と、一つ一つ単独でさえ気付きにくい妙手を組み合わせて劇的効果を高める絶妙な構成は、巨匠の面目躍如たるもので本局は宗看の代表作の一つに数えられる名作である。