連休最終日  建築の話

今日は敬老の日。
そして3連休最終日。

お天気はあまりよくないですね。
台風の進路が気になります。

先週の仕事は役所関係に行くことが多かった1週間でした。


なぜ多かったかというと…


まず、otapukuが現在受け持っている仕事の中に
中学校新築の為の確認申請を出すことがあります。

建物を建てるためには、規模に応じてこの確認申請を
行います。そのために必要書類を準備したり
土木事務所と協議したりします。

それが、先月OKが出ていた申請書が
(申請がOKであれば、確認済証が交付されます)
設計主の意向により、建物内容が一部変更されたため
出しなおしとなり、再度1からの申請しなおしとなったのです



もちろん確認済証が下りなければ工事を進めることは
できないので、現場も足ふみ状態。
土木事務所に『出しなおしですよね〜』
と念のため確認して、急いで準備をしました。
確認申請書は全部で4部準備します。
(正・副・消防用・市町村用)

@まず市町村にこのような建物を建てますと伝え
『調書』をもらいます。
A土木事務所に行き、規模に応じた手数料=証紙代を
支払います。
B土木事務所で受付が済んだら消防署に提出。
C消防から『同意』を得、土木事務所に戻す
D審査の後、確認済証が交付される。

という流れで審査が進んでいきます。


近年確認申請も厳格化されました。
やはり姉歯事件が大きな引き金だと思います。

確認申請も以前は、建設途中で計画変更があれば
差し替え等でよかったものが、ごろっと変わる
(間取り変更とか)は出しなおしを余儀なくされます。

構造計算が必要な物件についても、規模が大きくなれば
適合判定までおこなうこととなり、審査機関も長くなります。
(適合判定とはさらに別期間で審査を行う機関のこと)
上で書いた4部に1部適合判定用をプラスして
計5部作成することになります。


そんなこんなですぐには確認済証、下りないのでした。
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窓の役割その2  建築の話

窓の役割2番目は換気。
さて、どれくらい必要か…。

建築基準法では
床面積の1/20以上と定められています。

たとえば住宅で考えると
採光で、1/7が必要だった訳なので採光窓が
OKなら換気もOK☆じゃないの?と考えがちです。

まあ、間違いではないのですが、厳密に言うと
少しだけ複雑なのです。

関係してくるのは『窓のかたち』

一般的に住宅でみられるのは『引き違い窓』です。
引き違い窓は最大限あけても窓全体の1/2しか開きません。

なので、採光面積は全部有効でも、換気面積は1/2なのです。

また、まったく開かない窓、はめ殺しマド
(建築図ではFIX窓→フィックスマドとかかれていたりします)
も採光では全部有効な場合でも、換気面積としてはゼロです。

そのほかにも、
たて滑り出し窓
内倒し窓
天窓
ルーバー窓…

いろんな窓に応じた換気の有効面積が定められています。
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窓の役割その1  建築の話

先日、業務にて建物を建てる前に、確認申請用の図面として
(きちんと法にのっとって建物を設計しているか)
法チェックをやっていたので、今日は少し建築のお話。

窓の役割

建物にはほとんどないものはないんじゃないか
という窓ですが、建築基準法の中で窓の定義は

@採光
A換気
B排煙

の役割を持っています。

では採光はどれくらい必要か?
住宅の居室の場合、床面積の1/7。
そのほか学校、図書館、病院といった特殊建築物では
1/5〜1/10までの中で決められた値以上。

居室とは
『居住・執務・作業・集会・娯楽・その他
これらに類する目的のために継続的に使用する室をいう』

住宅でいえばダイニングとかキッチン、リビング、
寝室等が居室になりトイレ・浴室は居室として扱わないのです。

だから、トイレ・浴室には窓がないことが可能なのです。

上記にあげるような原則があり、
それに対し、いろんな条件を元に緩和される規定もあります。

同じ窓の大きさ、居室の大きさでも
A広い土地に建っている
B狭いお隣さんぎりぎりに建っている家とでは、
不平等ですから、そういった場合は
有効面積算定という計算をし、有効となる窓の面積が
決められます。


建築基準法ならず、法律は特殊な言い回しが多いので
otapukuは学生時代、法規大嫌いでした…

しかし、実際に業務をする場合切っても切れないものなので
堪忍して勉強していくと意外と奥深いもので楽しいです。
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