幼稚園を卒園し、小学校へと入学。
それと同時期、近くだったのだがマンションに引越しもした。
なにかとお金がかかったのだろう。
小学校に入学しても、すぐにはピアノ教室には通わせてもらえなかった。
何しろ、家にはピアノがなかったのだ。
それから1年が経ち、小学2年生。
おそらくピアノピアノと、しつこく親に迫ったのだろう。
ついに、中古だったのだが、
河合楽器の茶色いアップライトピアノを買ってくれることに。
本当に嬉しかった。
そして同じマンションで教室を開いていたピアノの先生のところに
通わせてもらうことになった。念願のピアノ教室である。
おそらくあの憧れのエレクトーンの先生のイメージが強かったのだろう。
そのピアノの先生(女性)は、優しいどころか、
一つ間違えるとスパルタなのかと思うぐらい、ものすごく厳しく、
初回のレッスンで「これはなにかが違う」ということを目の当たりにした。
とは言っても、念願のピアノ教室である。
親にしつこく迫り、ピアノまで買ってもらい通わせてもらっている手前、
なにかが違いましたでは済まされない。
辛かったけど、頑張って家で練習をして、毎週ちゃんと通った。
宿題となっていた運指を見てもらい、そして、
全然センスがなかった聴音を、何でできない!?
と怒られ、泣きながらレッスンを受けた。
楽しいというより、むしろピアノが嫌いになりかけていた。
それと同時に、もう辞めたいとどこかで思うようにもなっていった。
<次回の予告>
ピアノ教室再び!嫌いを好きに変えてくれた先生