腰痛、肩こり等で来られるのですから、左右が均等でS字が綺麗な背骨はないのですが、先日来られた方は、腰椎1番あたりを頂点として、まさにくの字に側弯している状態でした。鍼にも2度通い、整体(特殊なやり方をされるところ)にも2度通ったけれど、段々歩けなくなったと言って来られました。
身体均整法の創始者である亀井先生は、鍼灸の澤田先生のことをよく引用されているように鍼灸でも当然この程度の歪みは1度でとれなけれはならないはずで、澤田先生の著書(弟子の方が書かれています)を1冊でも読めば可能と思います。
また、背骨は正しい位置に帰りたがっているものなのですから、そんなに力を入れなくても矯正されるのですが治っていませんでした。
で、簡単に矯正したと言いたいところですが、3種類の矯正方法を使いました。
仙骨による方法、黒川先生の講義録から学んだ方法、カウンターストレインです。
私のところは、全身を矯正しますから、勿論、骨盤も矯正しました。当然、足の痛みもなくなり、歩くのにも不自由はありませんでした。
以前ですと、黒川先生の方法を知らなかったので、多分十分な矯正にならなかったと思うのですが、すばらしい技術を一つ覚えるだけでこんなに違うのかと感激でした。
ただ、永い間、歪んだ姿勢でいたのですから、伸びた側の筋肉は弱っていますから、1度でこのまま正しい姿勢が保てるかというと無理で、時々矯正する必要があります。
これは、小手先の技術を覚えたということでなく、その技術の後ろにある原理原則、整体のあり方に対する根本部分を理解したということです。
野村ノートに書かれている亀井先生の何気ない言葉を黒川先生の講義録で解説していただき理解出来たということです。