2007/7/15

VOL.3 岩探し宿探し  モンゴルの旅

ううう、、暑い、、、。

ピュン ピュン  ピュンピュン  ピュン、、、
ん!?聞き慣れない鳥の声。

意識がまだはっきりしない中、窓の方を見た。
いい天気、、、、ん!?あれ??

あ!そうか!私達昨日からモンゴルに来てたんだ。

慌ててバルコニーに出て、空気を思いっきり吸い込み景色を見渡した。

日本の様に体がベタベタする事も無く、カラっと乾燥した空気がとてもさわやかだった。

「おはよう!!」

とりあえず起き抜けの、、、

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ウォッカとモンゴルビール「チンギス」

改めて
モンゴリャー乾杯!!
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しばらくゆっくりして荷物をまとめていると、ザクタとハグワが迎えに来てくれた。
お昼ごはんは、昨日歓迎会をしてくれたトイヤが用意してくれていたのでご馳走に。
ありがとう。

さてお腹もいっぱいになったところで出発しますか!!

私達は岩があるだろう、と予想していた、ウランバートルからナライハを過ぎ、北東方向にある「テレルジ」へ向かうことに。

いざ!!!

とその前に、、、
テレルジ滞在予定日数4日間、5人分の食料、水、ビール、ウォッカを買い込んで、、。

よし!テレルジへ出発だ!

ガタンガタン、ゴゴ、、ガガガ、、ガコガコ、、、、、ゴトン、ガタガタガタ、、、

窓から砂ぼこりや小石が入ってくるのをモロに浴びながら、痛い直射日光を浴びながら、車が真っ二つに割れそうなぐらい上下左右の激しい揺れと衝撃を受けながら、何のお構いもなしにハグワの運転する車はどんどん進んでいく。

途中こんなものを何回か見た。
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これは「オボー」というもの。

昔、モンゴルの人々は、山や川それぞれに神様が住み、一番偉い神様は天に住んでいると考えていた。人々は天の神様に、いけにえの動物を捧げる時に、天の神様にわかりやすい様に石を積んで山の様にしたそうです。それがオボー。
オボーには作ってる場所によって色々な種類があります。

私達が見たオボーは、山の上に作られている道しるべの「道のオボー」。
旅人はここで休憩し、その後の旅を想います。ここを通り過ぎる時には必ず石やお金、馬に乗っている人はたてがみを三本オボーの上に置いていきます。その時、オボーの回りを三回まわりながら、「オボーよ大きくなれ!私の富も大きくなれ!」と唱えます。

早速、私達も、旅の安全を祈りながら三回まわりました。

さて、いよいよテレルジへまたぐゲート。
 
突入!!

ゲートを過ぎると目の前にはゴロゴロと岩山が、、、。
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一見してボロそうなその姿に一同不安を感じつつも、車はどんどん先へ。
今日は、この広いエリアの中でボルダーエリアを探しつつも近くに宿もあるという条件の場所を探さなければいけない。
何箇所かあたったが、値段が高すぎたり、岩が無かったりと、なかなかうまくいかない。
しかも、近づいて岩を触ってみると、崩壊末期の花崗岩で、長石質が異様に多く、それがポロポロ取れてしまう。
岩はいっぱいあるが、登るに耐えない。

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だんだん皆のテンションが下がってきたうえに、運転手のハグワ達がウランバートルに戻る時間が迫ってきている。
そろそろ決めなければとの思いと、ぜんぜん良いエリアが見付からない焦りに包まれる。

そんな時、ボルダーもあり、ゲルもあり、ここに決定しよう!となりそうになったところがあったが、モンゴル人以外の観光客には高額のゲル宿泊代を見積もられ、あえなく断念、、。

もう陽もだいぶ西に傾き、勝手のきかない岩探しに地団駄を踏む思いにかられ、日本からの旅の落ち着かない気分と、眠気と、空腹で、皆言葉も少なくなっていた。

いよいよ時間的に余裕も無くなってきたので、15メートルほどある巨石、「亀石」のあるエリアに滞在することに決めた。

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ここでのゲル使用料は一棟につき20000Tg、5人なので一人一日4000Tg、日本円に換算すると、400円。安い!

今日一日、運転してくれたハグワやザクタにお礼を言って別れると、ゲルに入り用意してきた食糧で夕食を済ませました。

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いやぁ〜〜この日はえらい疲れました。

明日はまだ確認していない岩をしっかり見て、登れるものは登りつくすぞっ!!!
と意気込みを口々に、一人また一人と眠りについていったのでした。


                      つづく
                             

2007/7/6

VOL.2モンゴル到着  モンゴルの旅

関空→仁川(韓国)→ウランバートル

2005年7月17日夜0時頃、ついにモンゴルに到着!!

こんなに夜中なのにツジャンは約束通り、空港を出たところで待っていてくれた。
運転手のハグワ、宿を貸してくれるというザクタを連れて。

「サンヴァーノー!」

外国に来て、この時間に宿も車もあるなんて、本当に嬉しく有り難くて、ツジャンに心から感謝した。

早速車に荷物を詰め込み、街の中を走り始めた。
夜中だったのでほとんど何も見えなかったが、灯りが点いている箱型の売店が点々と並んでいるのだけは見えた。

約30分程走っただろうか。
車は、ネオン街にあるBARの前で停まった。
訳も分からず、ただツジャンの後を着いて行き店の中へ。

お、おおーーーーー!?

そこにはツジャンが用意してくれたサプライズが、、、。

薄暗い部屋に置かれた机の上にはキャンドル、天井にはミラーボール。
何とも言えない不思議な空間の中に、ザクタの友達であり、そのBARのオーナーでもあるトイヤと、そのまた友達が数人、私達を待っていてくれた。
席に着くと直ぐにモンゴル料理とモンゴルビールを運んでくれ、みんなで乾杯となった。

「これから始まるモンゴルの旅が上手くいきますように・・」

ツジャンが中国を廻り、ザクタやハグワとどう出会ったかや、モンゴルの夏の祭典ナーダムを観戦した話を聞きながら食事とお酒を楽しんだ。

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                    photo by ツジャン

羊肉を串刺しにしてスパイスをきかせて焼いたショルトというとてもインパクトのある料理はかなりヘビーだったが、臭みもなく軟らかくてとても美味しかった。

本当に本当にありがとう!
「バイラルラー」


楽しい時間を過ごした後、アパートへ案内してもらうことに。


アパートに着いた途端、一気に飛行機移動の疲れが出て、その夜は皆速やかに眠りについた。

明日からいよいよ岩探し!!宿探し!!

どんな岩と出会えるのか、、、
どんな人々に出会えるのか、、、

まだモンゴルに来た実感がないが、明日からの旅への興奮を抑えながら。

おやすみなさい。

                       つづく





2007/7/4

VOL.1 出発前  モンゴルの旅

もうあれから二年。

この時期の乾いた深く青い空を見ると、今でも昨日のことのようにあの地で過ごした激動の一週間が頭の中に、心の中に、よみがえってくる。


「モンゴル国」

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                 photo by ツジャン

私がその地に行くことは、幼い頃からの夢だった。
小学校の教科書に載っていた写真を見てから、大人になったら絶対行ってみたいと思い続けていた場所だ。

そして、ぷーマンは過去に航空雑誌でその地に岩山が載っているのを見てから、ずっと気になっていたようだ。


ある日、そんな私達の思いをもらした瞬間、一緒に旅をしたいと言ってくれた3人がいた。

ツジャン、三豆ちゃん、こしちさん。

この3人がいなかったら、この旅は成功していなかっただろうし、こんなにも楽しくなかっただろう。


モンゴル行きが決まって、すごく嬉しかった反面、モンゴルに行った事があるという人に全く出会う事が出来ず、資料も数少なくて不安な思いが積もっていった。

が、そんな私の思いをよそに、ツジャンが私達よりも一ヶ月先に出発すると言い出した。
先に中国を周り、私達のウランバートル到着に合わせてモンゴルに入る予定だ。


数日後、ツジャンは「ウランバートル空港で待ってるから。」とだけ言い残し、一人旅立ってしまった。
ツジャンの行動力、体力、生きる力の強さにはいつも驚かされる。


残された私はというと、とりあえず、気休めに「地球の歩き方」をパラパラ見始めた。
そしてモンゴルでは英語は通じない(通じるとしても喋れないけど、、、)と知り、何故か道場にあった、カセットテープ付きのモンゴル語講座を引っ張り出してきて、毎日毎日家でも車の中でも聞いていたのだった。

私達の出発日も近づいてきた頃、「ツジャンから連絡があったよ」と三豆ちゃん。
「で、ツジャンなんて?」
「無事にモンゴル入った。友達も出来て、その友達がバスの運転手してて、もう一人の友達は貸しアパートを経営していて、そのまた友達はBARを経営してるから、車も宿も食べ物も心配いらん。安心しておいで。じゃあ、空港で待ってるから。」やて。

うひゃーーー!!さすが!頭が上がらない、、、。
私の不安は一気に吹っ飛んだ。

ツジャンが行くとこどこでも我が家、と三豆ちゃんから聞いてはいたけど、本当に素晴らしい才能だ!!

その数日後、いよいよ私達も出発の日を迎え、いざモンゴルへ!!!

                         つづく




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