今月のテーマ 

2016/3/24

T.B.EN レベル3 行ってきましたよ!  毎日の手技療法

先週末から二泊三日で恒例のケリー・ダンブロジオ氏のセミナーに参加してきました。

今回も会場は浜松町!

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テーマは「トータル・ボディ・エネジェティクス」 レベル3

エネルギー・ワークのお勉強ですね!

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本来4日間のメニューなので、2泊3日では時間が足りません・
つまり今回はレベル3の前半だけなのですが、このテキスト量
かなりのボリュームですね!

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エネルギーを扱うのは非常に難しく、世の中には色々なワークが存在するのですが・・・

ケリーの扱うエネルギーワークの特徴は、そのシステマティックな内容、システムに乗っけてやり込むことで精度も上げやすく、臨床でも大変使い勝手が良いのが素晴らしい!

私のスタイルにドンピシャですね(笑)

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何とか修了しましたが、問題はこれからです。

資料をしっかりまとめて、「知識と技術を正確に出力できる」状態に仕上げなければなりませんね!
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2015/11/27

エネルギーワーク  毎日の手技療法

11月21日土曜日から25日までの三泊4日、ケリー・ダンブロジオ先生のセミナーに参加してきました。

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今回はエネルギーワークのレベル2




内的要因の影響をクリアーにしていく為のお勉強!

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内的要因をケリーのワークでは

@内蔵の影響

A感情の影響

B心理の影響

C行動の影響

に分類してターゲットを絞り込んでいくのですが・・・


これが、本当に凄いのです。


今まで手技的アプローチでも上手く取りきれなかった筋肉や膜の過緊張、いわゆる過剰防御反応が今回のワークでターゲットが判明した瞬間にみるみる弛んでいく・・・

内的要因が身体に相当影響しているとは思っていましたがこれほどはっきり変化が出るとは思っていませんでしたので、かなり衝撃的でした!


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詳しい内容については紹介できませんが、今までの手技療法にこのワークを組み合わせることで様々な相乗効果が期待できそうです。

これから患者様の協力を戴きながら検証していくのですが、ワクワクしてきました!







おまけ!


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東京では毎朝6時過ぎから約二時間お散歩していたのですが、



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やはり早起きすると良いことがありますね!

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2015/2/16

土曜勉強会  毎日の手技療法

先週土曜日は恒例のスタッフ勉強会でした。

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まずは、肘の関節の亜脱臼の調整!バイオメカニックスの知識があれば正確に矯正できます。


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次に整復後の不安定な関節を安定させるための誇張法!


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これは肩関節周囲の筋肉および筋膜の滑走を上げるためのテクニックですね!



問題を起こした関節の治療には、その関節の上下2関節までのアライメント調整や関連筋のトーヌスの調整迄をしっかり行うことが重要なポイントです。

問題の関節が肘ならば、末梢側は前腕の関節(回内・回外の動き)、手首までは最低限調整する必要があります。

中枢側は、肩関節(上腕肩甲関節)、鎖骨(肩鎖関節・胸鎖関節)、肩甲骨(肩甲肋と肋骨の間の関節)までの調整が必要になります。



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2014/4/21

太ももの裏(ハムストリングス)の肉離れ  毎日の手技療法

太ももの裏(ハムストリングス)の肉離れ


50代男性  兵庫県尼崎市  来院患者様からの御紹介


[来院時の状態]

歩いていて左足をつまずき、右足を前に出して踏ん張ったところ、太ももの裏に激痛を感じ、そのまま激しい痛みで歩くのが困難に…

強い痛みにより右足に体重を全くかけられない状態で来院されました


[検査・評価・施術]

患部を詳しく調べてみると・・・

太ももの後ろ中央よりやや外側に縦方向に5センチ程の部位に、触れるだけでも飛び上がるほどの痛みが有りました。

まずは、痛めた筋肉に掛かっている捻れの力を緩めるために、膝から下の部分(下腿・足首・足底アーチなど)の歪みを調整します。

このが段階で、患部の痛みは少し減少しました。

次に、股関節と骨盤の歪みも同様に調整しますと、痛みはほぼ半減し触れても飛び上がらなくなりました。

ここで、肉離れを起こしている筋肉と両隣の筋肉の間の動きを調べてみると、外側の筋肉との間の動きが上手く出来ていない事が判りました。


[考察]

この筋肉間の滑走障害及び筋肉の上下のユニットの捻れなどが存在した状態で急な動作を行った結果・・・

筋肉全体が捻れた状態でさらに外側が引きつったまま収縮した為に、筋肉の中で剪断…つまり肉離れが起こったのだと考えることができます。


[施術A]

筋肉の間の滑走を手技により改善した後に、損傷部位を圧着する手技をさらに施すと痛めた筋肉の張りはかなりマシになり右足に体重をかけて歩くことが出来るようになりました。



3日後に再来院された時には、足を引きずることなく割と普通に歩けるようになっており、患部も見た目には内出血も酷く痛々しいのですが実際には押さえると痛む位で、動きの中では全く痛みは出ないようでした。


受傷後早めに来院され、また受傷のメカニズムが比較的分かり易いタイプの肉離れであったため、今回はかなり速いペースで改善しているようです。


早めの来院、有難う御座いました。
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2014/3/22

坐骨神経痛と手術痕(帝王切開・虫垂炎・胆嚢摘出)  毎日の手技療法

坐骨神経痛・腰痛と手術痕(帝王切開・虫垂炎・胆嚢摘出)


60代女性   兵庫県尼崎市    来院患者様からのご紹介


[来院時の状態]

腰痛と右脚の痺れ(痛み)を主な症状として身体を起こして歩くことが困難な状態で来院されました。

整形外科でのレントゲン検査により骨の異常は診られず、坐骨神経痛と診断されております。治療は痛み止めの飲み薬と湿布が処方されておりましたが、症状は軽減せず、むしろ痺れは悪化してきたため当院にお越しになりました。


[検査・評価]

下肢症状の確認としてSLR(下肢の挙上検査)を行うと、右脚を30度挙上したあたりから太腿からふくらはぎの後ろの痺れ及び痛みが強くなります。

足の各部のアライメントや筋肉の捻れ、筋膜の緊張の状態を調べてみますと、若干のねじれや緊張は見られるが座骨神経痛の直接的な原因と考えられるような問題は見られませんでした。

そこで、見方をガラリと変えて過去の病歴でお聞きしていた手術の後の傷(瘢痕)を一つひとつ調べて行きます。

この患者さんは、子供の時の虫垂炎の手術痕、帝王切開の手術痕、胆嚢摘出の手術痕、と3ヶ所に手術痕があります。


[考察]

詳しい触診と検査により、色々なことが解ってきました。

胆嚢の手術痕が右脚の下肢症状(痛みと痺れ)に大きく関与しており、手術痕の付近の膜の緊張が緩む方向に圧を加えると下肢症状がかなり軽減します。可動域も増えました。

帝王切開の手術痕は前屈時の腰痛(仙骨付近の痛み)に大きく関与しておりました。
手術痕の付近をこの部位に対しては減圧(持ち上げるように引っ張る)と痛みを伴わずに前屈することが出来ます。



近年の欧米の臨床の現場では手術痕が運動機能に対して大きな影響を与えていることに注目して、様々な研究や技術が発表されております。

しかし現在の日本の臨床の現場ではほとんどこの事実が考慮されていないため、原因がわからないまま痛み止めなどの対症療法が行われています。

「手術痕へのリハビリテーション」プログラムを私たちが少しずつでも広めていければ多くの患者様の手助けになるかと思っております。



今回の患者さんは20年程前に私の師匠、故角野DCのところに通われていたそうです。

物凄いご縁を感じながらも、「手術痕へのリハビリテーション」をシッカリ行って問題点を解決していく所存です。


ご来院有難うございました。
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2014/3/5

腰痛・肉離れ・オスグット  毎日の手技療法

腰痛・肉離れ・オスグット


10代男性   兵庫県伊丹市   患者様からの御紹介


[来院時の状態]

野球部に所属する高校2年生、腰痛を主訴として来院されました。

詳しくお話を聞きますと・・・
中学1年生の時に「オスグット」を発症して近くのスポーツ整形外科を受診されてます。

週2回、整形外科で電気治療を受けるのですが、安静の指示しかされず2ヶ月ほど野球をお休みすることになったのですが症状は変わらず、結局痛みに耐えながら野球に復帰したそうです。

いわゆる外野球(硬球を使ったクラブチーム)に所属していたため、痛みや故障で長く休むと居場所がなくなるので、多くの子供達は故障を隠して練習に参加してレギュラー争いをするそうです。

その後、徐々に痛みは落ち着いてきたのですが今度は同じ側の太ももの前の肉離れを何度も繰り返していたそうです。


[検査・評価]

・片足立ちでの屈伸をやってもらうと上手くできません。
特に症状が強く出ている側は足部の側方安定が悪く膝を内に巻き込む代償運動が起こっています。(この代償運動があらゆる運動障害や成長期の問題に大きく関与していると私は考えております。)

・腰の屈曲伸展(曲げ伸ばし)の動きで腰背部(骨盤の上から肋骨の下まで)に痛みが出ます。

・ひざ下の部分はオスグットによる変形の度合いもかなり酷く大きく尖った様に出っ張っています。また触ると飛び上がるほどの痛みがありました。


[メカニズム考察]

「大腿四頭筋」は太ももの前で股関節や膝関節の曲げ伸ばしのために働く筋肉なのですが、四つの筋肉が一つに集まり膝蓋骨(膝の皿骨)のすぐ下で下腿(スネ)の骨に付着しています。

成長期にはこの部分がいわゆる成長点となり骨の長さを伸ばすために増殖しやすくなっています。

この患者さんの場合は、太ももの前の筋肉「大腿四頭筋」の四つの筋肉のうちの内側広筋、中間広筋が足部の動揺を抑えるために常に締まった状態をつくり代償運動を行っていたようです。(代償運動のパターンは個人差があります)

四つの筋肉のうちの二つが締まったままの状態で本来の大腿四頭筋を使う運動を行うと筋肉が捻れた動きになります。

その結果、筋肉の付着部であるスネの部分に強い捻れを伴う引っ張る力が加え続けられることが、その部分の強い痛みを伴う骨の変形(コブの様に出っ張りができる)が起こるいわゆる「オスグット」が発症するメカニズムであると考えられます。


骨の成長のスピードが遅くなってくると、今度はその負荷が筋肉そのものに掛かることになり「肉離れ」の原因になっていたものと思われます。

つまり、「オスグット」が治まると「肉離れ」が起こり、「肉離れ」が治まると「オスグット」が悪化する・・・原因である捻じれのパターンを改善しない限りこの負のスパイラルから抜け出すことは出来ないようです。


[施術の方針]

・症状へのアプローチ

初回は代償運動により起こっていた股関節や下腿の筋肉や筋膜の問題に対して手技により調整を行ったのですが、特に内側広筋、中間広筋に対して重点的に手技を施した結果、膝の下の「オスグット」の痛みは激減し、腰痛はほとんど感じなくなるまでになりました。
(ただし、足部の動揺が安定しない限り先ほど説明したメカニズムにより再発します。)


・原因へのアプローチ

今後は、足部の動揺の原因として考えられる足部の関節や筋肉のアライメント調整や筋膜の調整を行った後に、正しい起立姿勢の制御のパターン学習のためのエクササイズの指導などを予定しております。



成長期は良くも悪くも反応が早く、間違えた身体の使い方にもすぐに適応します(歪んだ使い方に合せて歪んで成長する)し、正しい道すじを示せばドンドン良くなって行きます。

今回のケースからも、成長期こそ「その場限りの対症療法」ではなく、「根本原因に対しての早めの対応」が大切だと改めて思うことになりました。


ご来院ありがとうございました。



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2014/2/27

腰痛・下腿後面(ふくらはぎ)の肉離れ・肩が上がらない(肩関節側方挙上制限)  毎日の手技療法

腰痛・下腿後面(ふくらはぎ)の肉離れ・肩が上がらない(肩関節側方挙上制限)


10代男性  兵庫県伊丹市  来院患者様からのご紹介


[来院時の状態]

野球部に所属する高校生なのですが、1ヶ月前に右ふくらはぎに肉離れを発症、近隣の整形外科を受診すると湿布と安静を指示されます。

痛みは徐々に軽減するものの完治せず腰痛が出現してきたため、根本治療を希望されて来院されました。


[検査・評価]

肉離れを起こしている側の足首に背屈制限(つま先が持ち上がらない)、底屈時(足先を下げる歩行でのけり出す動き)にひねりを伴う、右股関節周囲の過緊張(筋膜の高密度化)などがみられました。

また、股関節から上半身への膜の緊張がみられた為、右肩関節への影響が出ているはずとの考察により左右肩関節の可動域を調べると、右肩関節の側方挙上に著しい制限(水平より上に腕が上げられない)がみられました。

野球に影響が出ているのではと質問すると・・・「押し出す様に投球している」と以前から何度も指摘されていたそうですが、自分では上手く改善できず今日まで来たそうです。


[メカニズム考察]

過去の運動時の軽微な損傷(ねんざなど)や良くない生活習慣により足部にねじれのパターンができてしまい(一次的問題)、その結果立位での左右方向のブレが生じることで其れを押さえ込むために同側の股関節の周囲にある筋肉や筋膜で安定化を図ります。

その結果、足首や股関節が歪んだままで固定されることになり(二次的問題)、その動きをより上の関節や筋肉で補う必要が出てきます。

この患者さんの場合・・・
腰部と背部の筋肉や筋膜で足の動きの代償を行ったため、本来の正しいアライメントでの動きが出来ない状態での反復運動になり、その結果腰痛や肩の可動制限が表面化したと考えられます(三次的問題)。


[施術の方針]

・症状へのアプローチ

腰痛と肩関節の問題については、股関節の周囲の緊張が直接関与していると考えられたため、股関節の筋膜に対して手技を加えたところ股関節の可動域は勿論向上しましたが、同時に腰痛軽減、右肩の可動域はほぼ正常まで回復しました。

筋膜や筋肉の滑走(お互いが滑る動き)が正常に戻れば、症状は安定すると思われますが、その為にはある程度の短い間隔での施術の繰り返しが必要になります。


・原因へのアプローチ

股関節の周囲の緊張が今回の腰や肩の直接的な原因ではあるのですが、その股関節を硬くした本当の意味での原因は足部のねじれと不安定性ということになります。

またこのねじれと不安定性が下腿の肉離れの原因になったとも考えられますので、こちらは、ねじれの修正とともにバランスを取るために活動するはずの筋肉を正常に動かすための施術、運動パターンの修正としてのトレーニング指導が重要になります。



筋膜の問題は残念ながらレントゲンやMRIでは見つけ出すことが出来ないので、多くの場合見過ごされてしまいます。


この患者さんの場合は股関節の筋膜に対しての手技による施術により肩関節の問題が解決するというケースですので、肩関節にいくら施術を加えても再発するパターンです。


今回も上手く原因を見つけることが出来ました。

来院有り難うございました。
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2012/10/24

背中(背骨)の痛み  毎日の手技療法

背中(背骨)の痛み

20代男性  兵庫県

以前、腰痛で来院されていました患者さまなのですが、今回は「打撲などの外傷の覚えは無いのに背中の痛みが出てきて治まらない」ということで再来院されました。

状況を詳しく観察してみますと・・・

・痛む部位は背骨の上、つまり脊柱に痛みが出ています。

・痛みの部位を突き出すように、背中が丸くなっています。いわゆる猫背ですね。

・立位姿勢での左右のバランスはそれほど悪くないようです。

・うつ伏せに寝ていただき、四肢および体幹(胴体)の動きを調べてみても左右差や大きな可動制限もみられないようです。

痛みの出ている部位は、第四胸椎上で触れるだけでも痛む状態です。

内臓の機能異常および機能低下により脊柱の特定のレベルに痛みが出る事が解っています。いわゆる内臓体性反射と呼ばれるもので、手技療法の世界ではよく知られている反射ポイントになります。

胸椎の4番付近が過敏になっているこのケースでは、対応する臓器は「胆のう」ということになります。

また、胆のうのもう一つの反射ポイントである右手の親指と人差し指の間の水かきの様な部分にもしっかりと圧痛を確認することが出来ました。

私の臨床経験上、胆のうの反射ポイントが過敏になっている場合、胆のう自体の病変よりも胆汁が分泌される十二指腸の過緊張により分泌が上手くいかなくなり、結果として胆のう付近が腫れぼったくなっていることが多いようです。

この患者さんの場合は、胆のうの収まっている右の肋骨の際を圧迫してみても、圧痛も重苦しさもない様ですが、十二指腸付近を押さえてみるとかなりの緊張感を感じる事が出来ました。

十二指腸を支持している膜や靭帯が過緊張しているようです。

内臓マニュピレーションという手技を用いて、十二指腸に関係する膜や靭帯を緩めて行き、横隔膜の緊張を取ったところで背骨上の痛みと右手の圧痛部位を確認してもらいますと、触れただけでも痛かった部位が何とも無くなっていました。

とりあえず上手くいったようです。

あとは、十二指腸の過緊張を引き起こした原因を見つけなければいけないのですが、多くの場合「ストレス」が原因となっているようです。

内臓の中でも胃と十二指腸は「ストレス」の影響を比較的受けやすい部位とされています。私の臨床経験上でもそれは事実だと思われます。

「ストレス」といっても「メンタルな問題」だけがストレスになるのではなく、薬や食品添加物、住環境から体内に入る化学物質などの影響による「化学的ストレス」、温暖や寒冷刺激、けがの痛みなどの「物理学的ストレス」、ウイルスや菌による感染症からくる「生物学的ストレス」などの総合計がその人に対するストレスとなってきます。

もちろん、食事がきちんと取れていないことや、寝不足なども身体にはストレスとなってきます。

皆さんも個別のストレスを体感した経験があるかもしれませんね!

すべてのストレスを完全に取り除くことはできませんが、意識すれば改善できることもたくさんあるはずです。

この患者さんには、寝不足と食事の取り方に思い当たることがあったようなので、改善してもらうように指導しました。

ありがとうございました。
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2012/9/29

盲腸(虫垂炎)の手術後のおなかの痛み  毎日の手技療法

盲腸(虫垂炎)の手術後のおなかの痛み

10代男性  奈良県

盲腸(虫垂炎)の手術を2年前に受けられ予後も順調だったのですが、1年以上過ぎた今年の始め頃よりくしゃみや咳などに伴いおなかの手術痕付近に痛みが出てきたようです。

6月ごろには、笑ったりしてもおなかに痛みが出るようになってきたので病院に行ってみたのですが、「異常は在りません」との診断が出て何も対処してもらえなかったそうです。

「異常は在りません」そうはいっても痛みは引かずに、というかむしろ徐々に増加しているようなので何とかならないものかとインターネットでいろいろ検索しているうちに当院を探しだされたようです。

おなかを見せてもらい、状況を詳しく観察してみますと・・・

・虫垂炎の手術は大変丁寧に行われており、縫い目は均一、皮膚の盛り上がりもほとんどありません。いわゆる「傷口の癒着」は無いようです。

・くしゃみや咳をしてもらうと、傷口の奥で引きつる様な痛みが出るようです。

・また、小学生なのでおなかを触るとくすぐったい様なのですが、笑うとやはり引きつるような痛みが出てくるため・・・泣き笑いのようなおかしな状態になってしまいます。

これは可哀そうですね!

まずは、3つの横隔膜の動きを確認します。

体幹部(胴体)は心臓と肺が納まっている上半分を「胸腔」とよび、腸や肝臓、腎臓、脾臓、すい臓などが納まっている下半分を「腹腔」と呼びます。

腹腔の外壁は腹筋や背筋などの筋肉により支持されているのですが、その中で腹膜により内臓が覆われています。底の部分は骨盤隔膜(骨盤底筋)により保持され、天井は呼吸横隔膜により上部の胸腔と仕切られています。

この、骨盤隔膜と呼吸横隔膜は筋肉と膜で構成されているのですが、この部分に捻じれが生じると腹腔という内臓の入れ物が歪んでしまい、内臓と内臓、内臓と腹膜、内臓と筋肉(筋膜)などの間での滑走に障害がおこり、膜のひきつれ感が起こるだけではなく、内臓の働きや筋肉の動きなどにも影響を与えてしまうことがあるようです。

これらの膜の捻じれや歪みは、不良姿勢などでも起こるのですが腹部に対しての手術の傷なども影響しています。

腹部の手術の場合には傷そのものが膜に影響するだけではなく、術後に意識的にもしくは無意識に傷口付近をかばう様な姿勢を一定期間とることにより歪んだ姿勢が習慣化してしまい膜の捻じれや歪みの原因になってしまうようです。

この患者さんの場合も、傷口そのものは大変きれいに塞がっているのですが少し「怖がりさん」の様で、必要以上に患部をかばう姿勢を取っていたようです。

1回目は、3つの横隔膜である骨盤隔膜・呼吸横隔膜・胸郭入口(胸腔の天井)を触診、歪みをとるための手技を行います。3つの横隔膜には左右均等な動きではなく、特定方向の運動制限が見られたため、手技により左右均等な動きが出るように修正していきます。

横隔膜が上手くリリースで来たところで、傷口付近の動きをよく調べて動きの制限をさらに手技により修正していきます。

動きが出てくると、ひきつれ感や痛みも減少してきます。

このようなタイプの痛みは、「痛み」が「更なる防御」を生み出す悪循環に陥りやすいのですが、少しでもひきつれ感や痛みを減らすことが出来れば心の緊張感や不安も減少していき、その結果として過剰な防御が外されていき、さらに楽になることが多いのです。


遠方からの来院で親御さんもお仕事が忙しくマメな来院が難しい様でしたので、お母さんにも簡単な修正方法を指導して自宅でもやってもらうことにしました。


2回目は3週間後になってしまいました。

状況は、くしゃみや咳などでの痛みはほとんど感じないようになっているのですが、運動時の痛みやおなかを押さえるときにも引きつれるような痛みが出るようです。

3つの横隔膜の動きを修正してから、傷口付近の動きの修正をします。つまり、前回と全く同じ手順です。上手くいっているので、これで良いのです。


3回目は1カ月以上間が空いてしまいました。

状況は、さらに良い感じになっていたのですが、下肢(右足)の動きに連動してわずかなひきつれ感が残っていたため詳しく触診すると・・・

右の腎臓を取り囲む膜と右足の動きに関係する大腰筋の筋膜の間での滑走に障害があるようです。腎臓を動かないように圧力をかけた状態で股関節を曲げ伸ばししてもらうと、おなかの奥で引きつれるような痛みがしっかりと出てきます。

この部分の滑走を修正することで痛みはほとんどなくなりました。


4回目は3週後になりました。

今回は、痛み、ひきつれは全く無く過ごせたようです。
詳しく調べてみても、ほぼ良好、修正すべきポイントが見当たりません。

次回は年内に確認に来てもらうことにしました。

上手くいって本当に良かったです。
ありがとうございました。
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2012/4/18

足の裏の痛み(足底筋膜炎)  毎日の手技療法

足の裏の痛み(足底筋膜炎)

10代男性  大阪府池田市

調子が悪くなると来院されるバスケットをやっている中学生の患者さんですが、最近になって朝起きてすぐに足の裏の痛みがあるとのことです。

何か変わったことはなかったかを質問してみますと、最近になって朝にランニングを始めたそうです。

脱いである靴をチラッと見てみると、種類はバスケットシューズ、靴ひもは縛られた状態で脱ぎ履きしているようです。これは影響がありそうです!


足を詳しく調べてみますと・・・

・痛みのある左足の足底の筋肉が右に比べてかなり緊張して堅くなっています。

・足底アーチは左の方が高く(足の甲が高い状態)、動きも固いようです。

・足底の筋肉と踵の骨を挟んで引き合っている関係の下腿(ふくらはぎ)の筋肉も、左の方が固くなっています。

・下腿の皮膚の皮下の筋肉に対しての滑らす動きをしてみますと、痛みと動きの制限がかなり強く出ています。

・痛みのない側の足は、下腿(ふくらはぎ)に捻れが有り、足首も内側を縮めるような位置で安定しているため、足底が地面に対して正しく接地できていないようです。

・歩いてもらうと、足先が内側に巻き込まれるようないわゆる「内股歩行」になっています。


先ほど気付いた靴の問題、この患者さんはランニング時や通学時、およびクラブ活動時と常にバスケットシューズを履き続けていることになるのですが、これが今回のポイントです!


バスケットシューズはウォーキングシューズやランニングシューズと違い、靴の裏が真っ平らになっています。これは、テニスシューズやデッキシューズにも言えることなのですが、前に進み続ける機能よりも、平らな靴底の面全体の摩擦抵抗でしっかり地面を捕まえて急制動や反転をしやすくすることを優先した構造になっているのです。

逆に、ランニングシューズやウォーキングシューズは足先や踵が少し上がった形をとることで地面との抵抗をできるだけ少なくして効率よく前に進める構造になっていますので、急制動や急な方向転換には向いていません。


このことをふまえてメカニズムを考察してみますと・・・

まず、何らかの原因(おそらくは自宅での生活習慣と内股歩行)で、右の足首周辺に捻れができています。

この捻れのために、上手く地面に対して接地できなくなっているため、代償作用で反対の左足に荷重する割合が増えてきます。

負荷が増えた状態で毎朝ランニング、履いている靴はバスケットシューズ、おまけに靴ひもは締めずにユルユルな状態です。

余分に荷重がかかった左足は、バスケットシューズの特性である止まるための機能のために靴の中でつま先が当たるまでどんどん前に寄っていきます。

前に押しつけられた状態で内股歩行、内股歩行は体重をかけるとアーチが持ち上がってしまう動きが出てしまいます。

この動きを、一日を通して何回も反復するために、荷重が余分にかかった左側の足の裏の筋肉はどんどん張ってきます。また、それに対応するふくらはぎの筋肉もどんどん緊張してきます。

足底やふくらはぎが張った状態のまま、ストレッチもせずに寝てしまうと朝には足の裏の筋肉はカチカチになり、ふくらはぎはパンパンに張った状態で上手く滑走できません。

そのような状態で、最初に体重をかけたときに負荷が足底の筋肉に集中してしまい痛みが出てしまうのです。

この状態を今後も継続していると、足の裏の筋肉が踵の骨に付着する部分に「引きはがす力」が加わり続けることになり、これが踵の「骨棘の形成」の原因になってくるのです。

今日は、各部位の捻れや不具合の修正を行った後に、目的に合わせた靴選びのお話と、正しい靴ひもの締め方、内股歩行の修正のためのエクササイズをきっちりと行いました。

今回のケースは、まだ骨棘形成までは進行していなかったのですが、今後の対応次第で良くも悪くもなることでしょう。

早めの来院、ありがとうございました。
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2012/4/12

膝の痛み(オスグット病)  毎日の手技療法

膝の痛み(オスグット病)

10代男性  岐阜県

来院されている患者さんのお孫さんでバレーボールをやっている中学生ですが、ジャンプの繰り返しなどで膝と腰に痛みが出てきたようです。

近隣の整形外科で膝は「オスグット病」と診断され、悪化すると手術や装具による治療が必要になると言われたようですが、実際に行われた治療は運動の制限と安静の指示、そして痛み止めと湿布、しばらく通ったのですが病状が思わしくないため遠方からの来院になりました。

まずは膝の状態を調べてみますと・・・

・右足の膝のサラ骨(膝蓋骨)の直下に左と比べて僅かに隆起している部位がみられます。

・静かに触れてみますと熱感があり、僅かに炎症を起こしているようです。

・軽く押さえてみますと強い痛みがでるようです。

・立って体重をかけただけでも痛みは感じるようです。勿論、歩いても痛みが出るくらいですのでジャンプは痛くてできないようです。


ここで、「オスグット病」の患者さんに必ず行う検査をしてみます。片足での膝の屈伸運動なのですが、まずは悪くない左足でやってもらいます。
勿論、痛みは無く動きも膝がブレることなく姿勢も安定しています。

今度は痛みのある右足でやってもらうと・・・

痛みがあるのは勿論なのですが、膝の動きが左右にブレまくり上半身の姿勢も全く安定しません。こけないようにするのがやっとの状態です。

本人も大変ビックリ!まさかこんな状態になっているとは夢にも思わなかったようです。


 「オスグッド病」は小学校高学年から中学くらいの成長期によく見られる「成長痛」のなかの代表的な病気です。

ジャンプを繰り返すような、例えばバレーボール・バスケット・サッカーなどの運動をすることで大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)が収縮するのですが、このときに大腿四頭筋と腱でつながっている脛骨結節が引っ張られます。

この部分は骨の両端にある成長線(成長期に骨が伸びる部分)に近いため、軟骨が多く構造的に弱い部分となっています。

この部分に「引きはがすような力」が繰り返し加わることで骨や軟骨の剥離が起こり炎症がおこるため強い痛みを感じるのです。

「引きはがすような力」は今回のケースでは膝を曲げ伸ばしをするたびに左右に大きくブレてしまったために筋肉の付着部に強い負荷をかけていたようです。

ちなみに、この患者さんのバレーでのジャンプする軸足は左足だそうです。ジャンプの回数や負荷が多くかかる筈の左の膝はブレた動きが見られないためか、今回は何の症状もありません。

安静にしていても、湿布を貼っていても今ある炎症は治まるかもしれませんが、治まったところで運動を再開すればまた膝はブレた動きをするかもしれません。

このブレの原因を突き止めて正しい膝の動きを取り戻さなければ再発を繰り返しながらどこまでも変形が進行してしまうでしょう。その先にはやはり装具や手術が待っています。


今回の患者さんは、比較的初期に来院され変形はほとんど起こっていませんでした。僅かな隆起は炎症によるものと思われます。

膝の動きのブレは・・・

@足首のアライメントの異常:踵の骨とすねの骨の位置関係が悪く小指側で接地および体重支持をしていました。

A下腿(すね)の捻じれ:足首のアライメント異常に関連して下腿にある2本の骨が捻じれた位置関係にありました。

B大腿部の筋の滑走不良:オスグットの直接的な原因となる大腿四頭筋だけではなく縫工筋、内転筋に上手く滑走出来ていない部位がみられ、屈伸の動きの際に引きつれてしまいブレを生み出していたようです。

他にも骨盤や脊柱にも回旋制限を主とした問題がみられたのですが、順をおって施術していきその都度膝の屈伸の動きを確認、そして再調整していきました。

ブレた動きが次第に安定した動きに収まってくるにつれて屈曲時の膝の痛みも軽減していきます。

完全ではないですが、ほぼ正常と思われる動きが出来るまで調整を繰り返した後(といっても5分くらいなのですが)オスグット病の痛みがある部位を押さえてみますと、痛みはほとんど感じないくらいに減少していました。

このまま動きがぶれない状態を維持できれば、これ以上の引きはがす力が加わることが無くなるため、どんどん炎症は引いていくと思われます。

腰痛も改善、膝の痛みをかばう動き(代償作用)による腰痛だったようです。


早めの対応が出来たので本当に良かったですね!

ありがとうございました。

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2012/4/6

肘の痛み(尺骨神経痛)  毎日の手技療法

肘の痛み(尺骨神経痛)

 50代女性  兵庫県 大阪市

定期的にメンテナンスに通院されている患者さんなのですが、法事で実家に2週間ほど帰られてから利き腕の肘の内側に痛みが出てきたそうです。

 痛みの部位は肘の関節の内側、ちょうどその部分は尺骨神経が割と皮膚に近い所を走行している部分です。肘をついているとたまにグリっとなってしびれが出たり、電気が走ったりすることがありますよね!

症状はこの数日でどんどん悪化しているようで、来院時は動かした時の痛みだけでなく、皮膚に軽く触れても強い痛みを感じるような状態でした。

おそらく病院などでは「尺骨神経痛」という病名が付けられと思われますが、痛み止めや湿布では上手くいかない事が多いようです。

患者さんの状況を詳しく調べてみると・・・

・首や肩にはほとんど問題がみられません。位置関係も可動性もほぼ正常と思われます。

・上腕(肘と肩の間)の尺骨神経の走行ルートを調べてみても、筋肉の緊張や筋膜の滑走障害は見られません。

・前腕(手首と肘の間)の尺骨神経の走行ルートにも問題はなさそうです。筋肉の緊張や筋膜の滑走障害はやはり見られません。

一般的な神経痛の場合、その神経の走行ルート上に何らかの問題が生じ、神経が締め付けられた状態になることで痛みやしびれ、麻痺などが生じるのですが、今回のケースには当てはまらないようです。

そこで、他の部位にも目を向けてみますと・・・

どうも肘のアライメント(上腕と前腕の骨の位置関係)がおかしいように見えます。前腕が反対の腕に比べて外転(外に開いている)しているようです。

肘の外側の筋肉を触ってみると、脱力しているのにも拘らず硬く滑走も良くありません。

法事で利き腕を酷使したために、筋肉が過緊張もしくは軽い炎症状態になり、防御と修復の過程で筋膜に滑走障害が生じたのだと考えられます。

 外側の筋肉が張った状態で固定されてしまったので、その後の生活の中で肘の内側が過度に引き伸ばされることになりその結果、尺骨神経に反復する過伸長により神経痛を引き起こしていたと思われます。

この外側の筋肉とその周囲の筋膜などの間の滑走を改善する施術を行ったところ、その場で肘の内側の痛み(圧痛・運動痛)は完全に消失しました。

今回のケースは、問題のある筋肉や関節の動きを代償した結果、二次的に新たな問題が生じる典型的なパターンですね。このような場合には、症状のある部位に固執せずに他の部位をしっかり調べることが大切になります。

ありがとうございました。
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2012/3/27

恥骨痛(出産後の痛み)  毎日の手技療法

恥骨痛(出産後の痛み)

20代女性  兵庫県 尼崎市

数年前に腰痛で通院差されていた患者さんが出産直後より股(恥骨)の付近に痛みが出現したのですが、婦人科では「恥骨離開」と診断されただけで特に治療も無く困り果てて来院されました。
日常生活では恥骨付近に痛みがあるのですが、トイレなどでいきんだりくしゃみをすると特に痛みが増悪するようです。

歩く時も小股でゆっくり歩かないと響くようです。

詳しく様子を調べてみますと・・・

・脚の筋力を調べてみますと、内転筋(股を閉じる動き)が特に弱くなっており、ほとんどロック(動きを止める事)出来ない状態です。

・股関節は脱力状態では少し内旋(内股)ぎみで、回旋の動きは右に内旋(内巻き)方向に制限が、左に外旋(外巻き)方向への制限が診られます。

妊娠中は胎児をお腹の中で安定させるために、骨盤の上を広げるように形を変化させてきます。相対的に骨盤の下部は閉じたような状態になるため簡単に胎児が出て行ってしまわないようになります。(早産の防止)

いよいよ出産のときがくると、ホルモンの働きにより関節を安定させている靭帯の柔軟性が増して骨盤や股関節が動きやすくなります。最後に恥骨結合(前で左右の骨盤が合わさっている恥骨結合の部分が緩んでくることで産道が広がり胎児が骨盤から下に抜けていくことで出産の完了となります。

出産後は約48時間でホルモンの働きが弱くなり、柔らかくなった靭帯や関節が再び安定してきます。この時に良い位置関係を保っていないことで歪んだまま骨盤が安定して(歪んで固まって)しまいます。

特に今回のような恥骨の離開は、本来なら緩んで開きやすくなった恥骨結合の部分も出産が完了すると元の位置関係に戻り再び安定するはずなのですが・・・

妊娠以前や妊娠中に不調姿勢が続き、骨盤に捻じる力がかかった状態で出産の時期を迎え、出産のために骨盤が緩んだ時にため込まれた歪が最も緩んでいる恥骨結合の部分で一気に解放されることで恥骨の位置関係に大きなズレが生じたために、離開したままの状態で骨盤がバランスを再構築してしまい、症状が引き起こされていると考えられます。

この患者さんに対しては、まず恥骨結合の部分でのズレを合わせるために骨盤全体のアライメントの調整を行い、その時点で恥骨結合部の痛みが軽減することを確認しました。

次に股関節の可動制限に左右差がみられるため、骨盤の位置関係を乱している筋肉のアンバランスの調整や歩行に関する足部の動きの調整などを行うことで歩行時の痛みも軽減、内転筋にも力が少しだけ入り易くなりましたので今回の施術は終了とします。

このような患者さんは、恥骨結合が離開していたことで内転筋などの筋肉に抑制がかかり上手く筋力が出せなくなっていることが多いのですが、ただ単純にトレーニングを開始しても効果はあまり出ません。骨盤の位置関係が正しくない状態での筋肉のトレーニングはむしろより歪んだ状態を安定させることにもなりかねませんので注意が必要です。

骨盤の歪みが許容範囲になって時点でトレーニングを指導する予定です。


ありがとうございました。
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2012/2/9

足首の背屈制限から起こる膝の痛み  毎日の手技療法

足首の背屈制限から起こる膝の痛み

40代男性  兵庫県 伊丹市

歩く時の踏み切る動作中、左の膝をしっかり伸ばすと膝の裏に引きつるような痛みが出るようです。

詳しく様子を調べてみますと・・・

・膝に負担になる運動もしていませんし、膝の打撲や、ひねった覚えも全くないようです。

・膝を曲げていく動きでは全く痛まないのですが、膝を伸ばした状態からさらに伸ばす方向に膝を入れ込んでいくと、膝の裏側に痛みが出るようです。

太ももの裏側の筋肉に張りがみられ、筋膜が上手く滑走してない状態のようですので、内側、外側、真後ろの順に滑走を改善するための施術を行います。

みるみる痛みが軽減していきます。

やはり、ハムストリングス筋群(ふともも裏側の筋肉)の過緊張状態が続いたままで運動を続けたために軽い炎症が起こり、その後の治癒過程でコラーゲン線維による不本意な結合組織が形成されたため(癒着に近い状態)滑走が上手く出来なくなっていたようです。

とりあえず太ももの裏の滑走を改善したことにより膝の裏側の痛みは緩和したのですが、それでは何故ハムストリングに過緊張状態が続いたのでしょうか?

答えは足首にありました。

足首の背屈制限(つま先を上げる動きの制限)が右よりも左の足首に出ており、足先が上手く上がらない代償作用でお尻を後ろに突き出したような動きが出ています。

この動きの中で膝関節が過伸展(後ろに伸びすぎた状態)が引き起こされ、ハムストリングス筋群に過緊張を引き起こしていたようです。

この動作は歩行中ずっと続くため、歩けば歩くだけ負担になっていきます。つまりこの状態(足首に背屈制限がある状態)が残っていれば、歩いているだけでまた同じように膝が過伸展し、膝の裏が痛んでくる事になるのです。

この患者さんは足首の背屈の動きを修正するための「ストレッチボード」を持っているはずなのに・・・

ここ最近はさぼっていたようです。

寒い季節はただでさえ身体の筋肉や筋膜が冷えにより縮みがちです。こんな時ほどしっかりと暖かい部屋の中で自主トレしなければいけないのですよね!

今日から頑張って「ストレッチボード」による自主トレを再開してもらうことになりました。


ありがとうございました。
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2012/2/8

指の痛み・むくみ・こわばり  毎日の手技療法

指の痛み・むくみ・こわばり


40代女性  大阪府 堺市


左手の人差し指の関節を曲げ伸ばしすると時々痛くなる事があるとのことです。

詳しく様子をお聞きすると・・・

・指を何かにぶつけたり、ひねった覚えは全くないようです。

・痛みが無い時も、こわばりのようなむくみのようなごわごわした感じがあり、右手に比べて曲げ伸ばしがしにくいようです。

利き腕では無い左の指なので、日常あまり使われない事による筋肉や筋膜の滑走不良の可能性があるため、指先から手のひら、手首、前腕、肘と指先から順番に動きの確認をしていきます。

・指の関節は、他動的には上手く動いているようで、動きの制限や抵抗感は感じられません。

・手のひらは、僅かに閉じた状態(にぎった形)で硬くなっているようなので動きが出るように施術していきます。

・手首の関節は背屈(手の甲側に曲げる動き)に僅かに制限がみられたので、手魂骨の可動性を良くするための施術を行います。

・前腕部は内巻き(手のひらを下に向ける動き)で硬くなっているようなので、筋肉と筋膜を滑走させるための施術を行います。


ここまでの施術で、痛みとこわばり感が減少したので、この日はここまでにしました。


1週間後お見えになった時に様子を伺うと・・・

施術直後は痛みもマシになり動かし易くなっていたのですが、時間がたつにつれて徐々に症状が戻ってきたようです。

前回施術した部位の動きを確認すると、まあまあ上手く動いているようです。患者さんご自身でも、皮膚の滑りが良くなるようにまめに触ってくれていたようですね!

そこで今回は上腕と肩を調べてみると歪みや硬さは見られるのですが、指の動きとは関連してこないようです。


そこで、頸椎(首の骨)の可動性を細かく調べていきます。
明らかに動きが悪く変位している骨を見つけ、本来の位置から正しい動きが出来るように圧を加えていきますと、指のこわばり感と痛みがうそのように消えていきます。

押さえる力を緩めると症状は再発してきます。

首の歪みにより、神経的に問題が生じていたようですね!

部位をしっかり特定できたので、この部位をきっちり矯正していくと、症状はかなりマシな状態で安定したようです。

今後は、この頸椎の歪みが何を原因として出来上がったのかをじっくり調べていく必要がありますね!


ありがとうございました。
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