今月のテーマ 

2012/2/27

インフルエンザの何でだろうD  インフルエンザ

前回までのブログでウイルスの性質や接触および感染してからの免疫の仕組みについて少しは理解していただけたかと思いますので、いよいよ「免疫力」を上げるための具体的なお話に入りますね!

その前に少し復習です。(前回のブログより)

  ウイルスはまずは粘膜上に付着→粘膜上での攻防→粘膜を突破されて体内に侵入→体内での増殖 という手順で感染から発症に至ります。

その間に一次免疫チームと二次免疫チームのそれぞれがしっかり機能を果たすだけではなく、連携がうまくいくことが免疫のカギとなっているのです。  ここまで
 

 粘膜上で一次免疫のシステムが上手く機能するための条件は・・・

まずは粘膜上でウイルスを一旦捕まえるのですが、この粘膜が乾燥により弱くなっていたり、さらに悪い事に表面に傷などがあればウイルスはいきなり体内に侵入してきます。

対策としては・・・

粘膜の乾燥を防ぐ → 加湿器、マスク、水分補給など

粘膜の再生(修復)をしっかり行う → 材料の確保(必須栄養素であるビタミン・ミネラルとタンパク、脂肪などの量と質の管理)と休息

ということになります。


さらに、一次免疫チームにはとりあえず今ある武器で粘膜上で捕まえたウイルスを攻撃する役割と、体内での専用の武器を作るためにウイルスの情報を収集する役割があります。

それぞれの役割を担った細胞の数が多ければ多いほど、質としての活性(元気度)が高ければ高いほど一次免疫チームが強いという事になります。

数を増やしたり質を上げたりするには、材料の確保(それも必要な物質を適正な配合比で大量に!)が最低条件になります。


 体内で二次免疫システムが上手く機能するための条件は・・・

専用の武器を持たない一次免疫チームがウイルスの侵入を防ぎきれない時に備え、専用の武器を持った免疫細胞を大量に作って待ち構えておく必要があります。

一次免疫チームがウイルスの侵入を粘膜上でしっかり食い止めてくれている間に、体内で得られた情報をもとに専用の武器を大量に作るためには、やはり材料の確保が不可欠になってきます。


風邪に限らず他の病気や怪我などの場合でも、食欲がある人と無い人で治り方に大きな差が出てしまうのも、この材料の確保が関係しているのです。

下痢や嘔吐などの症状がある人は、この症状で疲れて弱るのではなく、「材料の確保が出来ないから治したくても治せない」という事になっているのですね。


気合と根性がいくらあっても、また、予防接種を受けていても、風邪薬を飲んでいても、免疫に必要な材料が不足していれば、免疫システムの「数と質」は全く上がってこないのは当然ですよね!


ウイルスをやっつける事が出来るのは、唯一「免疫システム」だけなんだから

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2012/2/23

インフルエンザの何でだろうC  インフルエンザ

インフルエンザに感染したくないなら、ウイルス特有の感染の仕組みを理解して、感染経路に対して予防をすることが大切です。

ポイント@

・他に人がいる環境では、こまめに手洗い・うがい

・乾燥していて人が多く集まるところに出かけるときは、マスクの着用

これらは、自分が保菌者(菌では無いから保ウイルス者?)にならないための基本的な予防法になります。

ポイントA

加湿器を用いて、自分の過ごしている環境の湿度を高めに保つ(少なくても50%以上が望ましい)

この方法は、他の人(家族や来客)がウイルスを持ち込む事に対して、ウイルスが人間の粘膜に付着して感染発症する事を防ぐ予防法になります。


今までの3回の「インフルエンザの何でだろう」を読んでもらえれば、よくわかると思います。

この基本を怠れば、たとえ予防接種を受けていようがウイルスはあなたの鼻やのど、目などの粘膜に付着してしまいます。

ここからが大切なお話になります。

ウイルスが付着してしまった粘膜上で免疫に対する環境が整っている場合には、粘膜上での「一次免疫機構」が働くことで、体内への侵入を防ぎながら、ターゲットとなっているウイルスの情報を収集して体内で抗体(特定のウイルスをやっつける為の専用の物質)を作りはじめます。

この、粘膜上での攻防で上手くウイルスを撃退出来れば、「何だかのどや鼻の調子が悪いな」と感じている間に治ってしまいます。一次免疫チームの勝利です!

また、しっかり粘膜上で一次免疫チームが門番として頑張ってくれている間に(時間稼ぎが出来た場合)、体内で撃退専用の物質を大量に作ることが出きます。

それを持った二次免疫チームが体内で待ち構えていますので、たとえウイルスが一次免疫チームの網をすり抜けて体内に入ってきたとしても、二次免疫チームが即座ににやっつけてしまいます。

つまり、「感染したが症状の発症は起こらず」という事になります。体外の一次免疫チームと体内の二次免疫チームの共同戦線での勝利という事になりますね!


ここまでのお話で、気付かれた方もいると思われますが・・・

予防接種はあらかじめ過去に流行ったインフルエンザからワクチンを作り、体内に直接打ち込むことで感染させ、免疫反応(抗原抗体反応)を無理やり起こさせることで、二次免疫チームに対して似たようなタイプの抗体を作る練習をさせているという事なのです。

感染の予防ではなく、感染する練習?みたいな感じですね。そして、一次免疫チームには何も起こっていません。練習も強化もされていません。


ウイルスはまずは粘膜上に付着→粘膜上での攻防→粘膜を突破されて体内に侵入→体内での増殖 という手順で感染から発症に至ります。

その間に一次免疫チームと二次免疫チームのそれぞれがしっかり機能を果たすだけではなく、連携がうまくいくことが免疫のカギとなっているのです。


いきなり体内にウイルスが侵入してくる何てことは、自然界では絶対にあり得ませんので、唐突にウイルスが体内に入る事に対して体内で思わぬ反応が起こってしまい免疫システムが異常をきたすことがあるのです。

そして少数ですが予防接種が原因となって難病になってしまいうケースが出てくるのです。(多くの予防接種ワクチンに被害者の会があるのを知っていますか?)

予防接種を受けることで万一難病になってしまったら・・・

私は全ての予防接種を完全否定しているわけではありません。

予防接種には完全に安全なものは無く、そのリスクは統計的には何万分の一かもしれませんがゼロでは無いので、そのリスクと効果を天秤にかけて(リスクバランスをしっかり考えて)から、自己責任で受けるようにしましょう。


健康に関する取り組みは、最終的に「命」に関わってきます。

「費用対効果」ではなく「リスク対効果」で考えていかなければいけないんですよ!






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2012/2/21

インフルエンザの何でだろうB  インフルエンザ

インフルエンザの流行の仕組みと対策、予防接種の意味について2回にわけて解説してきましたので、今回は予防のお話です。

インフルエンザに限らず、ウイルスや菌による感染症は私たちの身体にダメージを与えます。また、感染から発症に至ることで仕事や学業が停滞してしまうので、後からそのしわ寄せがある意味ダメージとなって身に降りかかってきます。

そこで・・・

出来るだけ感染しないように予防をする!

万一感染しても、肉体的なダメージを最小限に抑える!!

ということが必要になります。

感染しないためには・・・「感染ルートを断つ」

私たち大人は、拾い食いや自分の手をなめたりしないとは思われますが、ついうっかり知らない間に菌やウイルスの付着した手で眼をこすったりする事はあるでしょう。

また、呼吸をするために息を吸い込むのでその時の空気に混じって菌やウイルスが飛び込んでくる事も考えられます。

そこで、「手洗い・うがい」が大切になります。昔から言われている事なのに意外と実践できていない人が多いようですが、考えれば当たり前、基本中の基本なので「感染症を予防したい」と考えているならばまず一番に実践しましょう。

また、乾燥する季節にはしっかり保湿、湿度計で身の回りの気温と湿度をしっかりモニターしておいて必要ならば加湿器を上手く利用してウイルスが苦手な環境を用意するのです。

勿論ですが、一年を通してウイルスや菌は身の周りにウヨウヨ存在しています。その中にはインフルエンザよりも強くて怖いウイルスも存在していますので、「今だけ」「冬だけ」「今年だけ」ではなく年間を通じて予防に心がけたいですね。


次回は万一感染しても、肉体的なダメージを最小限に抑える!!
について書いてみます。
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2012/2/19

包丁捌き  ひとりごと

こんにちは!

今日は朝から「モーションパルペーション研究会」のベーシックコース10回目に参加してきました。

基礎を一から学びなおそうと今シーズンから参加することにしたのですが、早くも最終回になってしまいました。

「モーションパルペーション」は脊柱、骨盤や四肢の関節の位置関係や可動性や可動制限の有無などの評価をとるための動的触診技術になります。

実は、この技術は日本の多くの医療学校では正式なカリキュラムにはなっておらず、一部の手技療法を教える学校で実施されているだけなのです。

その結果、脊柱骨盤や四肢の評価は「静的位置関係の確認および観察」としての視診や触診、レントゲンやMRIなどの静止画像による診断によるものになります。

果たして「動かすこと」で機能している脊柱や骨盤の評価を「動かさず」に行うことだけで十分なデーターが得られるのでしょうか?

私には到底無理だと考えざるをえません。


手技療法には本当に多くのテクニックが存在するのですが、その中には「モーションパルペーション」による動的触診法による評価を用いずに完結しているものもたくさん存在しています。

つまり「モーションパルペーション」が全く出来なくても、あるいは知らなくても出来るテクニックがあり、それなりに結果が出ているということです。


突然ですが・・・

わたしは、好く治療家は料理人に似た世界だなと感じることがあります。

「モーションパルペーション」をたとえば料理人の「包丁捌き」に例えてみますと・・・


「包丁捌き」の上手下手だけで料理の味が決まるわけではありません。

おいしい味を引き出すためには、だしの取り方や火の入れ方、素材の研究などなど、本当に様々な要素が必要になっていると思われます。


それでは、「包丁捌き」の技術を学ぶ必要はないのか?技術を磨くことに意味はないのか?
そこそこ切れればそれで良いのか?

料理の中には、包丁を使わないものまであるようですが・・・


「包丁捌き」が料理のすべてではないが料理の基本であり、さらに上手ければ上手いほど料理を美味しくしてくれる重要な要素だと私的には思っています。私は料理人では無いので、あくまでも個人的な想いなんですが・・・包丁捌きの達人としての匠になりたい!

「モーションパルペーション」もそれが手技療法のすべてではないのですが、基本中の基本、知っているのと知らないのでは大違い、ましてや上手に出来ればあらゆる手技療法のテクニックの精度が増してくると感じています。

知識が増えてくると、頭の中での考え方がどんどん先へと進んでいくのですが、手先の技術は意識して毎日使わなければすぐに下手になってきます。

「意識」しなければ!



   ・・・そしていつの日か「モーションパルペーション」の達人に!
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2012/2/15

むち打ち(交通事故)  手技療法総論

むち打ちと環椎

急性に限らず、むち打ちを経験された患者さんの多くは環椎に位置と動きの異常がみられます。

環椎(首の一番上の骨)は他の椎骨とは違い椎間板を持たないその構造上、ある意味「本当にずれた状態」になり易くなっています。

またその「ずれた状態」が正しく矯正されなければいつまでも「ずれた状態」のままで保持され、その「ずれた状態」に対して全身レベルで代償作用を行ってきます。

その結果、時間が経過すればするほどに全身のあらゆる部分でつじつまが合わないようになってくるのです。


むち打ちの患者さんの場合は、事故により頭部にどの方向の衝撃が加わり、それにより頭部がどの方向に振られ(屈曲や回旋、横スライドなどの動きが組み合わさっているのですが)、そこから反動でどのように戻されたかが重要になります。

そのため、必ず車の絵を描き、

「どの席に座っていたか?」

「ぶつかられた時にどの方向を向いていたか?」

「ぶつかってくる事が前もってわかっていたのか、それとも不意なのか?」

「車のどの部分に相手の車のどの部分が当たってきたのか?」

「当られた後に乗っていた車はどのような方向に回転もしくは押し出されたのか?」

などの状況を出来るだけ詳しく聞き出します。

この初めの聞き取りで頸部の特に環椎がどのように変位しているかをある程度予測することが出来ます。

その予測をもとに上部頸椎をさらに細かく触診することで問題部位を特定することが出来るため、むち打ちを効果的に治療することが可能になります。

ここを飛ばしてしまってはむち打ちを上手く治すことは難しくなってきますね!


上部頸椎、特に頚椎と後頭骨の変位に関しては、その歪みが矯正されない限り何十年も保持されてしまう事があります。

にもかかわらず、先ほど書いたように全身を使って代償作用を行う為に本人には「首の骨がずれている」という自覚がほとんどありません。

その結果として、痛みやしびれ、疲労感などをはじめとする不定愁訴症状が首から離れた部位に出ている場合には、この頸椎問題を全く考慮されずに治療が進む事が多くなってしまうのです。


上部頸椎の歪みやズレは、交通事故だけではなくスキーやスノーボードなどのウインタースポーツやサッカー、ラグビー、バスケットなどのコンタクトスポーツなどにおいての転倒や衝突など頭部に直接外力が加わった場合にも受傷の直接的な原因になります。

また、うつぶせで寝ていたり、肘をついて頭を支えるように横になってテレビを見ていたり、頬づえをついて本を読んだりなどの不良姿勢により継続して頭部に力が加わった場合にも、その行動パターンが反復された場合には受傷の原因になっていきます。

みなさんも一度上部頸椎を調べてもらってくださいね!
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2012/2/12

フットレスト  てんとう虫

患者さんに「車に乗るときの姿勢」について尋ねられることがあります。それにお答えするときに外せない大事なポイントがあります。

皆さんは車の運転中に脚はどこに置いていますか?

車が動いているときには右足はおそらくアクセルの上にあることでしょう。そのとき左足はどこにありますか?

オートマチックミッションの車の場合にまれに左足でブレーキを踏む人がいるようですが、それでもいつもブレーキの上に脚を載せているわけではありませんよね。

マニュアルミッションの車でも、常にクラッチペダルの上に脚を置いていないと思います。


左足を床に立てるように着いている人はいませんか?

右足をアクセルに向かって伸ばして左足を床に立てるように着けると、骨盤には左右非対称の力がかかり正面を向くことができなくなります。

しかしハンドルは正面にあるので今度は上半身を逆にねじって前を向けることになります。

この様な状態で長時間車を運転していると腰や背中に捻じれがたまり、次第に痛んできます。歪みは全身に広がり首の痛みや頭痛の原因にもなってくるでしょう。

じゃあどうすればよいのでしょうか?


左足はきちんとフットレスト(脚乗せ台)の上に乗せて、骨盤が正面を向いた状態でしっかり踏ん張れるようにシートポジションを調整してください。

・・・といつも指導しているのですが・・・

新たにうちの子になった軽自動車の「R1」を運転していると何だか脚の置き場が定まりません。

どうもおかしいと思い足元を覗き込んでみると、ブレーキペダルの左側にあるべきはずのフットレストが付いていません!

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「R1]のペダルには結構上等そうなものが装着されているようですが、フットレストは標準装備品ではなくオプション扱いになっていたようです。

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いつも乗っているマニュアルミッションの車にもクラッチペダルの左側にちゃんとフットレストが装備されています。

これはいかんぞ!

メーカーの純正オプションで用意されているフットレストはマジックテープで固定するようなどうにも安物丸出しの商品しかありませんので、急いでネットでしっかりとした適合品を探して入手しました。

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そして今日、約20分の作業で無事に装着完了です。

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見た目も上等な感じになりましたね!
ついでにナンバープレートの固定ねじもステンレス製の物に交換しておきました。
(右側が交換したねじです)

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「R1」がやって来てまだわずかな期間ですが、軽自動車はコストの関係で様々ところが簡略化されていることが解ってきました。

ある意味潔く、中途半端に快適性を上げるようなことが何も行われていないので、少しの工夫で車としての快適性が解りやすく向上していきます。

これからも結構楽しめそうですね!
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タグ: 症状 カイロ 施術

2012/2/11

インフルエンザのなんでだろうA  インフルエンザ

インフルエンザの予防接種を受けているのに感染してしまうのはなんでだろう?

予防接種で獲得できる免疫反応には、「終生免疫」と「そうでは無いもの」があります。

「終生免疫」はその呼び方の通り、一度でも感染して抗原抗体反応が起これば死ぬまでその免疫反応のパターンを忘れないものを言います。

そうでないものは、予防接種を受けてから同じウイルスに感染することがなければ約3〜4カ月で忘れてしまいます。多くの人が10月頃に予防接種を受けているのに年を明けて1〜2月ごろに感染してしまうよく聞くパターンですね!

もちろん、予防接種で前もって体験したウイルスと違うタイプのウイルスに出会えば、しっかり感染して発症してしまうこともあるでしょう。


じゃあ、何で違うタイプのウイルスが流行する事が起こってしまうのでしょうか?

ひょっとして予防接種は受けても意味がないのでしょうか?


そもそも、インフルエンザに関しては「予防接種」という呼び方が誤解を招いているような気がします。

インフルエンザの来シーズンに流行するタイプはだれにも予測できません。

ものすごく解りやすいようにたとえてみますと・・・


来年の入試の問題はどの受験生にもわかりません。

そして同じ年度の同じ学校でもA日程とB日程では当然同じ問題は出ません。

だから、過去の出題から傾向と対策を学ぶ問題集が存在します。

予防接種を受けることは、ちょうど志望校の過去問の問題集を買って試しに家でやってみるのと似ている気がします。

過去問には、丁寧な解説と回答が付いてきますし、実際の試験と同じように時間を測ったり、同じような緊張を強いられる環境では解いていないので、結構よい点数がとれたりすることがあります。そこで安心してしまって勉強がおろそかになってしまうと・・・

問題集を買った人が志望校に全員合格していますか?

毎日の努力を積み重ねることでしっかりとした実力を身につけた人が、体調やメンタルも含めて完璧な状態で試験日を迎えたときに合格につながるのだと思います。

そのような人にとっては、過去問を解くことは参考程度にはなっているかもしれませんが本当に実力がある人は過去問を解かなくても合格する事でしょう。  

逆に、普段勉強もせず、体調管理もできず、ただ志望校の過去問の問題集を適当に解いて出来たような気になっている人は決して合格はしていないでしょう。

何となく言いたいことが伝わりましたでしょうか?


インフルエンザの予防接種とは感染を予防するものではありません。

「実際にウイルスに接触して感染した場合にどう対処するか」を 「過去のウイルスのタイプ」から流行を予測して「やさしい環境で練習」するものです。

きっちり感染経路を理解して予防しなければ、予防接種を受けていようが関係なく感染します。

感染した場合にも、症状が軽くなるか重くなるかは予防接種を受けたかどうかではなくその人のその時の免疫力次第です。


予防接種を受けていても「感染予防もしていない」「免疫力を高めるための努力もしていない」人はやはり感染して発症し、症状も重いものになってしまうことでしょう。

感染の仕組みをしっかり理解して「感染予防をきっちりしている」、免疫の仕組みを理解して「免疫力を高める取り組みをしている」人は、感染もしにくくなりますし、たとえ感染したとしても「しっかりとした免疫力」により症状は軽いものになるでしょう。

今からでも遅くありません。

急いで予防接種を受けに行ってください・・・???

そうではないですよね!

しっかり予防のための対策を立ててきっちり実行、免疫力を高めるためにきっちりと栄養素を摂取して過労や寝不足にならないようにしてみませんか?
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2012/2/9

インフルエンザのなんでだろう@  インフルエンザ

インフルエンザが物凄い勢いではやっているそうです。

こんなに大流行しているということは、予防接種を誰も受けなかったからなのでしょうか?

いやいや、結構な人たちが今シーズンもインフルエンザの予防接種を射ちまくっています。

それじゃあ、なんでこんなに流行してしまったの?


原因の一つは、昨年秋から続いている「乾燥注意報」・・・室内を加湿器で潤わせていても、窓を20分ほど開けていると室内の湿度はたちまち30%割れになってしまいます。

そもそもウイルスなどの生命体は乾燥した環境に出てしまうと水分を持っていかれてしまい、いわゆる干からびた状態になり死んでしまいます。そのため、干からびない間に他の生命体に取り付いてそこで分裂していくことで感染および繁殖していきます。

多くのウイルスは粘膜感染などのように直接ウイルスを受け渡しする事で感染していきます。感染者の唾液や排泄物に直接触れた粘膜や、手に一度ついたウイルスが目や口の粘膜から体内に入り込んできます。

そのため、普通の生活をしている大人の間で感染することはまれで、何でも触り何でも口に入れるような幼児の間で感染し、そのお世話をしている親や幼稚園の先生などが次に感染していくのです。

そこで、予防は手洗いとウガイ、汚物に触れたら専用の消毒液で殺菌することでほぼ上手くいくのですがインフルエンザに関しては感染経路が違うので少し工夫が必要になります。


インフルエンザは飛沫感染、乾燥を防ぐために殻に覆われたインフルエンザウイルスは空気中をフワフワ飛び回ります。湿ったものにくっつくまでは何度でも空気中に舞い上がり宿主を探し求めているのです。

そのために、密閉された空間で乾燥している状態の例えば学校の教室などの端っこの席の子供が保菌者でも部屋中にインフルエンザのウイルスは飛びまわります。

乾燥した部屋の中で湿気ている場所と言えば人間の粘膜、つまり目や鼻やのどという事になりそこにたどり着いたウイルスは乾燥を防ぐためにまとっていた殻を破いて取り付いてくるのです。

インフルエンザのウイルスはこのような経路で空気中を広がっていきますので、大人も子供も関係なくその場にいる人全員に感染の機会はやってきます。それも同じ部屋にいる人に同時に感染するので急速に広まってしまいます。

学生は学級閉鎖になるくらいなのですが、職場で同時に感染者が出たら職場の機能不全状態になってしまいます。だからインフルエンザは怖いという事になるのですね!


少し多湿な環境を上手く用意してあげると、壁や床、机なども少し湿った状態になりそこにくっついたウイルスは宿主にくっついたと勘違いして殻を破いてしまいます。

「やったぞ!繁殖感染出来る」と思ったかどうかは解りませんが(もちろん、ウイルスに感情は無いのですから解り易く書いているのですけどね!)くっついた場所はウイルスにとっては残念な場所であるただの床や壁なので、栄養を確保することが出来ずにすぐに死んでしまいます。

また、空気中の湿気(水分)に反応して殻が破れてしまう事も解っています。


つまり、乾燥した環境では他の生物にくっつくまではウイルスは殻に囲まれて生き続け、湿気のある環境では生物以外の物についている水分に反応してウイルスは殻を破いてしまい死んでしまうのです。

インフルエンザが夏に広まらないのは湿度が高いからなのですね!

だから、前からブログでも書いているように、上等の加湿器で自分の周りをシケシケにしておくことが風邪の予防になるということなのです。

私の場合は職場も家もすべての部屋(トイレとお風呂を除いてですが)で昨年の秋から24時間加湿器を稼働し続けています。湿度は50〜60%の間に保たれています。

勿論、家族はだれもインフルエンザに感染していません。予防接種も受けていないのに・・・


次回は、予防接種について再考してみましょう!

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2012/2/9

足首の背屈制限から起こる膝の痛み  毎日の手技療法

足首の背屈制限から起こる膝の痛み

40代男性  兵庫県 伊丹市

歩く時の踏み切る動作中、左の膝をしっかり伸ばすと膝の裏に引きつるような痛みが出るようです。

詳しく様子を調べてみますと・・・

・膝に負担になる運動もしていませんし、膝の打撲や、ひねった覚えも全くないようです。

・膝を曲げていく動きでは全く痛まないのですが、膝を伸ばした状態からさらに伸ばす方向に膝を入れ込んでいくと、膝の裏側に痛みが出るようです。

太ももの裏側の筋肉に張りがみられ、筋膜が上手く滑走してない状態のようですので、内側、外側、真後ろの順に滑走を改善するための施術を行います。

みるみる痛みが軽減していきます。

やはり、ハムストリングス筋群(ふともも裏側の筋肉)の過緊張状態が続いたままで運動を続けたために軽い炎症が起こり、その後の治癒過程でコラーゲン線維による不本意な結合組織が形成されたため(癒着に近い状態)滑走が上手く出来なくなっていたようです。

とりあえず太ももの裏の滑走を改善したことにより膝の裏側の痛みは緩和したのですが、それでは何故ハムストリングに過緊張状態が続いたのでしょうか?

答えは足首にありました。

足首の背屈制限(つま先を上げる動きの制限)が右よりも左の足首に出ており、足先が上手く上がらない代償作用でお尻を後ろに突き出したような動きが出ています。

この動きの中で膝関節が過伸展(後ろに伸びすぎた状態)が引き起こされ、ハムストリングス筋群に過緊張を引き起こしていたようです。

この動作は歩行中ずっと続くため、歩けば歩くだけ負担になっていきます。つまりこの状態(足首に背屈制限がある状態)が残っていれば、歩いているだけでまた同じように膝が過伸展し、膝の裏が痛んでくる事になるのです。

この患者さんは足首の背屈の動きを修正するための「ストレッチボード」を持っているはずなのに・・・

ここ最近はさぼっていたようです。

寒い季節はただでさえ身体の筋肉や筋膜が冷えにより縮みがちです。こんな時ほどしっかりと暖かい部屋の中で自主トレしなければいけないのですよね!

今日から頑張って「ストレッチボード」による自主トレを再開してもらうことになりました。


ありがとうございました。
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タグ: 症状 カイロ 施術

2012/2/8

指の痛み・むくみ・こわばり  毎日の手技療法

指の痛み・むくみ・こわばり


40代女性  大阪府 堺市


左手の人差し指の関節を曲げ伸ばしすると時々痛くなる事があるとのことです。

詳しく様子をお聞きすると・・・

・指を何かにぶつけたり、ひねった覚えは全くないようです。

・痛みが無い時も、こわばりのようなむくみのようなごわごわした感じがあり、右手に比べて曲げ伸ばしがしにくいようです。

利き腕では無い左の指なので、日常あまり使われない事による筋肉や筋膜の滑走不良の可能性があるため、指先から手のひら、手首、前腕、肘と指先から順番に動きの確認をしていきます。

・指の関節は、他動的には上手く動いているようで、動きの制限や抵抗感は感じられません。

・手のひらは、僅かに閉じた状態(にぎった形)で硬くなっているようなので動きが出るように施術していきます。

・手首の関節は背屈(手の甲側に曲げる動き)に僅かに制限がみられたので、手魂骨の可動性を良くするための施術を行います。

・前腕部は内巻き(手のひらを下に向ける動き)で硬くなっているようなので、筋肉と筋膜を滑走させるための施術を行います。


ここまでの施術で、痛みとこわばり感が減少したので、この日はここまでにしました。


1週間後お見えになった時に様子を伺うと・・・

施術直後は痛みもマシになり動かし易くなっていたのですが、時間がたつにつれて徐々に症状が戻ってきたようです。

前回施術した部位の動きを確認すると、まあまあ上手く動いているようです。患者さんご自身でも、皮膚の滑りが良くなるようにまめに触ってくれていたようですね!

そこで今回は上腕と肩を調べてみると歪みや硬さは見られるのですが、指の動きとは関連してこないようです。


そこで、頸椎(首の骨)の可動性を細かく調べていきます。
明らかに動きが悪く変位している骨を見つけ、本来の位置から正しい動きが出来るように圧を加えていきますと、指のこわばり感と痛みがうそのように消えていきます。

押さえる力を緩めると症状は再発してきます。

首の歪みにより、神経的に問題が生じていたようですね!

部位をしっかり特定できたので、この部位をきっちり矯正していくと、症状はかなりマシな状態で安定したようです。

今後は、この頸椎の歪みが何を原因として出来上がったのかをじっくり調べていく必要がありますね!


ありがとうございました。
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タグ: 症状 カイロ 施術

2012/2/6

赤いミラー  てんとう虫

昨日は「R1アップグレード」の最初の作業を行いました。

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これは、パートナーズカバーというスバル純正の商品です。

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このように、後ろのシートと前のシートをつなぐ様に装着します。

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うちのワン子ちゃんもさっそくお試しです。これでドライブにも行けますね!

次の作業がステッカー剥がしです。

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何でこんなステッカーをわざわざ貼るのでしょうね。かっこ悪すぎです。
合計5枚のステッカーを剥がしました。

次がミラーの交換です。
同じ車を持っている人たちの情報交換サイトで、R1のミラーが安物で小さく取り付け場所も良くなくて大変見難いとの情報を見つけていたので、前もって交換用のミラーを入手していました。

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こんな感じで確かに安物のミラーです。運転中は何回も見るところなのでコストの制約があるとはいえ「こんなにわかり易いところで手を抜くなよな」という感じですね。軽トラックのミラーのほうが上等かもしれませんね!

おまけに、オプションの小物入れまで付いていますが、これが全く使えません!中途半端な幅と大きさなので、サングラスも子供用の小さな物しか入りそうにありません。そしてガタガタ振動まで出ています。

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もちろんミラーと一緒に撤去しました。天井に穴ぼこが出来てしまいましたが、これは後から上手く塞ぐとっておきの作戦があるのですが今日はそのままにしておきます。

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そしてミラー装着です。どうせ交換するなら絶対にメーカーの純正品には無いものにしようと「モナコミラー」という商品の赤を選びました。

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外から見ても割と似合っていますよね!
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2012/2/4

てんとう虫  てんとう虫

スバル360・・・知ってます?

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日本の誇る軽自動車の元祖、ニックネームは「てんとう虫」


昭和40年ごろ本国ドイツでは大衆車であるビートルも日本では高級車、お金持ちにしか買えない車でした。

そこで、飛行機製造会社であった富士重工によって日本の大衆のために当時の最高の技術を投入して開発された「日本の大衆車」がこのスバル360だったのです。

そして、ワーゲンビートルの「カブトムシ」のニックネームに乗っかって「てんとう虫」なんですね。


私が子供のころに我が家にはじめてやってきた車がこのスバル360だったので、街中や中古車雑誌などで目にするといつも気にかかっていた車なのです。

何度か購入寸前までいったのですが、ご縁がなかったのか結局買わずじまい。まあ、所有するだけでなく、実際に日常で使うには大変な苦労が必要な車なので最後の一歩を踏み出せなかったのですけどね。

そして、スバルからこの360カブトムシにリフレインして2005年に発売されたのが「R1」という車なのです。

スバルの開発者たちが軽自動車という制約のきついカテゴリーの中でこだわりぬいた車なので、シャシや足回り、エンジンなどは普通乗用車よりも凝った構造が取り入れられ、大変よくできた車に仕上がったのですが、値段も軽自動車としてはそこそこ高額になってしまいました。

ぱっと見にわかりにくい構造部分にコストをかけすぎたために、見えやすいところが他社の製品より見劣りすることも多々あり、マニアにしか理解されない車になってしまったようです。

諸外国の復活した車たちは現在でも販売中なのですが、スバルのR1は残念ながら2010年にカタログから消えてしまいました。わずか5年間の販売期間でした。

「本当にいい車は儲からない」見本のような車なんですね!


前ふりが大変長くなってしまいましたが・・・

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買っちゃいました!

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2007年モデル、黒っぽいですが色はガンメタです。もちろん中古なので、希望の色とグレードで探していくと年式の古さや程度の良し悪しには多少目をつぶらなければいけなくなります。


この車も内装はかなりきれいなのですが、外装に多数の小傷やへこみがあり身内からは「またボロ車買ったんや!」と少し呆れられています。それでも良いのだ!

今年はこの「ちょっとボロイ軽自動車」のスバルR1を「小さな高級車」に仕上げていくつもりです。

楽しくなってきました!!

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