今月のテーマ 

2006/6/28

冷房病についてA  本物の健康情報

前回は、一般的な冷房病への見解を書いてみましたが、今回は筋骨格系への影響について書いてみます。



2.筋骨格系への影響
身体を冷やすパターンには

@ 冷房のよくきいた場所に長時間あまり動かずに居ることで持続的に身体を冷やす

A 野外などの熱い場所から急に冷えた場所に移ることで急激に身体を冷やす

B 運動をした後に中途半端なクールダウンをしたり、手足を露出して冷やす


などがあります。


冷えは、皮膚に近い所にある筋膜を縮んだままの状態にするので、内側にある筋肉のグループ及び血管や神経を圧迫することになり、末梢の血流傷害や神経伝達を阻害します。具体的には、冷え、しびれ、だるさなどです。

ここで問題なのは、実際に冷えて縮んで症状の原因となってしまった部位が、症状を示している部位と違う場合が多いのです。

手の症状の場合は、肩の外側の外側(三角筋)胸にある筋肉(大胸筋・小胸筋)そして横隔膜などが原因となる事が多いようです。

足の症状の場合は、股関節の付け根(鼠径部)太ももの外側(大腿筋膜張筋)ふくらはぎ(下腿三頭筋)などが原因になる事が多いようです。

これらの筋肉や筋膜を上手く緩めることが出来ないままに、使い続けると筋膜同士の癒着を引き起こし、ますます問題を引き起こします。

筋膜同士の癒着は、お互いの滑走を阻害するために、運動範囲の制限や引きつり感などを起こし、最悪の場合は損傷を引き起こします。

夏場のぎっくり腰や、肉離れの原因にはこれらの冷房病に起因するものが多いのです。
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2006/6/19

冷房病について  本物の健康情報

最近の夏になると、冷房病と言う言葉を耳にします。

今回から、数回に分けて、冷房病について考えてみましょう。


1.冷房病って?

もともと人間の身体は、環境や季節に適応するようにできています。とりわけ四季の変化がはっきりしている日本の場合、身体はそれぞれの季節に対して準備を行っています。

例えば、冬は外気に体温を奪われないように、皮膚は毛穴を閉じ、筋肉を震わせる事で体温を上げ、内臓の温度が一定(37度)になるように機能します。

逆に夏は、内臓の温度が外気に合わせてどんどん上がらないように、毛穴を開いて汗をたくさん出し、体温を調節しています。

このように身体の機能を一定に保つ働きをホメオスタシス(恒常性)といい、体温調整を行っているのが自律神経系です。

ところが、冷房の中に長時間いると、身体がせっかく夏にあわせて機能している身体が冬の状態にあわせた機能に変わり始めます。

つまり、恒常性を保とうとしていた自律神経系が、夏だか冬だかわからなくなってバランスを崩してしまう。つまり、夏型の自律神経失調症が冷房病の正体なのです。

冷房による夏型自律神経失調症により、体の冷え、やだるさ、不眠など、さまざまな症状が引き起こされます。
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2006/6/7

ビタミンA  正分子講座

ビタミンAには

レチノール
レチナール
レチノイ酸


の3種類が存在し、なかでもレチノールが大多数を占めます。

レチノールは動物性食品にのみ含まれていて、植物性食品にはありません。

ビタミンAという言葉と同時によく耳にするβ-カロテンと呼ばれる物質ですが、これもビタミンAの一種です。

そもそもカロチノイドと呼ばれる色素のひとつでカロテンがあり、

α-カロテン
β-カロテン
γ-カロテン


があります。なかでもβ-カロテンが大半を占めていて、主に緑黄色野菜などの植物性食品に含まれます。

β-カロテンは体内でビタミンAのレチノールに変換されるため、プロビタミンAと呼ばれています。



1.皮膚や粘膜を正常に保つ

人間が外部に接する部分、目の角膜、鼻や喉、口や肺、消化器系や肛門などは、粘膜等の上皮細胞で覆われています。

皮膚も上皮細胞のひとつです。粘膜をはじめとした上皮細胞は、外部からのウイルスや病原菌の侵入を防ぐ働きがあります。

ビタミンAが不足すると、目の潤いがなくなって乾燥したり気管支の粘膜が薄くなってウイスルや菌に対する抵抗力が落ちて病気になりやすくなります。

消化器系の粘膜が不足すると消化吸収が悪くなり下痢になります。

口の中の粘膜が不足すると口頭炎ができたり、それから皮膚が乾燥して荒れたり、白く粉をふいたようになったりします。

ビタミンAは粘膜等の上皮細胞の新陳代謝を促し、正常な働きを維持するのに役立っているのです。


2.眼の明暗の感受性を維持する。

ビタミンAはそもそも夜盲症と呼ばれる光感受性が落ちて、あたりが薄暗く見えてしまう症状の対策として発見されました。

しかし現在では過度に不足することはまれです。それでも不足気味だと暗順応が低下します。暗順応とは暗闇に入った際、しばらくして目が慣れる反応のことです。これが低下すると暗闇でなかなか視覚が取り戻せません。

眼は光の強弱を網膜の上にあるロドプシンと呼ばれる物質で感知して、ロドプシンより明暗の刺激として神経に伝達されます。

ロドプシンはビタミンAとたんぱく質によって作られますのでビタミンAが不足すると、弱い光に反応できなくなってしまいます。その結果暗闇でなかなか目が慣れない暗順応失調にかかってしまうのです。
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